ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

先週、面白かった教育テレビ「日本人は何を考えてきたのか」~今日は第2回、自由民権、東北で始まる

2012年01月15日 | お知らせ

いつもテレビを見ない私がふとしたことで観た番組、教育テレビ午後10時からの放送で『日本人は何を考えてきたのか』、これは要点をブログにアップしようと思ったのですが、ずっとメモをとって観ることができない状態で、それを書いたサイトを読んだりしていました。

今日は第2回、「自由民権、東北で始まる」です。

先週は「福澤諭吉と中江兆民」で、みごたえありました。
福澤諭吉の脱亜論、調べて納得でした。ちょっとここへ転載しておきます。

第1回 日本はどこへゆくのか~福沢諭吉と中江兆民~
黒船来航によって開国させられた日本。文明世界を初めて見た日本人は何を考えたのか。明治日本を代表する二人の思想家・福澤諭吉と中江兆民の欧米での体験を探ろうとモデルの知花くららさんがアメリカ、フランスを訪ねる。
Good0詳細を見る 幕末、米欧を訪れた福澤はイギリス流の二大政党による議院内閣制に注目。一方、岩倉遣欧使節団でフランスに留学した中江はルソーに影響を受け、直接民主制を民主主義のモデルと考えた。しかし、政府は伊藤博文・井上毅らを中心にプロイセン等の憲法をもとに明治憲法を制定。天皇と政府に強い権限を与えた。こうした中で、中江は上から与えられた「恩賜的民権」を下からかちとった「恢復的民権」へ育てていくことを主著「三酔人経綸問答」で訴える。また、福澤は明治憲法のもと官民が調和した政治をめざしていく。

日本の民主主義の様々な可能性が論議されていた明治10年代、福澤と中江はどのような未来構想を思い描いていたのか。そして、欧米列強による植民地化が進むアジアで日本の行くべき道どのように示していたのか。アメリカ、フランス、韓国、海外の研究者の目から二人の思想家の構想を見つめ直す。

文明開化の諭吉(文明に優劣あり、欧米がモデル)、自由民権の兆民(文明に優劣なし、欧米が勝るのは技術・理論のみ、我に儒学あり)。諭吉→多事争論/二大政党制。兆民→社会契約論/直接民主制/個人的利害を離れた道徳的自由を有する個人が前提(儒教やなあ。仁義知信)。

米国で学んだ福沢諭吉は『ミッチェル地理書』のような欧米中心的な発展史観の影響を受け、文明へ至る発展段階的に観て世界の国々は優劣の差があり、日本は先行する欧米列強に追いつかなければならないという文明開化論を唱える。一方、フランスで学んだ中江兆民はルソーの平等主義から影響を受け、世界の国々は平等であり優劣の差があるとすればそれは道徳心にあり、日本は儒教をベースとした道徳を身に着けなければならないという非開化論を唱える。


甲申事変の失敗→諭吉の脱亜論(心に於いてアジア東方の悪友を謝絶するものなり)。

兆民の三酔人経綸問答(紳士君、豪傑君、南海先生)、国家と個人の道徳(道徳的自由)は一致すべし、恩賜の民権から恢復の民権へ。

3人の思想の異なる登場人物、洋学紳士(紳士君)、豪傑君、南海先生が酒席で議論する物語で、紳士君は人類史を3段階に区分し、明治10年代に日本へ紹介されていた社会進化論を用いて、進化を発展の原動力とした。フランス、ドイツなどヨーロッパ列強を批判し、完全民主制による武装放棄や非戦論などの理想論を展開。これに対して豪傑君が反論し、中国進出を主張。両者の論争を現実主義的立場に立った南海先生が調停する構成である。「三酔人経綸問答」ウィキより

☆ でも今日のはどうかな?地方分権って・・・。少し不安・・・。
  先週は知花くららさんが、日本が朝鮮半島の発展につとめた戦前のことを「ちょっと違和感があった、上から下へのような感じがするのですが」と言っていた。くらら、自虐史観か???
それをビシッと「援助は侵略ではありませんよ!」と板野潤治(東大名誉教授)・・・この板野氏、自虐史観だったはず!NHKなのに、驚いた!! 知花くららは英語・フランス語など語学はできるが、質問など軽い。私は好きではない。

「三酔人経綸問答」岩波文庫で衝動買いした。福澤諭吉の本は持っている。
 福澤諭吉は朝鮮の改革に慶応出身の人材を送って応援したのだが、甲申事変で驚き、脱亜論を発表するようになる。 私自身は福澤を支持する。(ベッラ)





あ~あ、疲れた・・・こんな勉強するなんて考えもしなかった、それにしても私は知らないことばっかり!

あ、今テレビニュースで言っています。
雪おろしは、複数で作業、必ず命綱をつけて下さいって。雪やんさまをはじめ、豪雪の地域にお住まいの方々に。
 



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コメント (7)
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