長くなりましたが最後まで読んでいただけませんか 山田正彦 2020年01月17日
https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12568344138.html
いよいよ1月20日から開催される通常国会で、種苗法改定 自家増殖(採種)禁止法案が審議されます。
私は先日種子島で、サトウキビと安納芋の状況を見てきましたが、農家は誰もこれからそのようなことが起ころうとは夢にも思ってもいません。
長くなりましたが最後まで読んでいただけませんか。
ちょうど種子島はサトウキビの収穫の最盛期です。
サトウキビは刈り入れ後、切り株からまた新しい新芽が出てくるので、それを育てて収穫を繰り返して3年か5年に1回更新しています。
更新は収穫した良いキビを選んで、穂先の方から節2つ(20㎝)ほど切り、溝を掘って植え込むだけで増殖できます。(写真)
台風に悩まされる南西諸島、沖縄ではキビに替わる農作物は他にないので、主たる農業になっています。
種子島には農研機構の出先の試験圃場があって、そこで島に昔から伝わる黒糖にして味の良いものを親にして品種改良を重ね、黒海道 (登録品種)を栽培していました。
多くの農家が黒街道を当たり前のように増殖して栽培を続けています。
種苗法改定案が成立すると次作以降は自家増殖禁止なので、農研機構から毎年種苗を購入するかお金を払って許諾してもらわなければならなくなります。
それに反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金、共謀罪の対象になっています。
キビ生産者の山本伸司さんが、島の試験場に黒街道の種苗をお願いしたら熊本に問い合わせてくれと、熊本に連絡すると 茨城の農研機構に問い合わせてくれと。
すでにサトウキビ生産者にとっては厳しい状況が始まっています。
私が大臣の時、糖価安定基金が約700億円の赤字だったので、解決のために生産者の話を聞かなければと沖縄宮古島に行ったことがありました。
その時の94歳の生産者が、私が老人介護施設に入らなくて元気なのはサトウキビのおかげだから、従来の補助金を続けて欲しいと話されたのを未だに忘れられません。
これからTPP、日米FTAで、砂糖の安定基金制度解体を迫られています。
南西諸島、沖縄のサトウキビ生産者は、種苗法改定、補助金の削減と、二重の苦難に陥ることが予測されます。
安納芋についても私にとって新しい発見がありました。
安納芋は戦後インドシナからの帰還兵が種子島に持ち帰って 長い間安納集落で栽培された芋で、その素朴な味わいは近頃は人気の的です。
私の田舎 五島でも、安納芋は多くの農家で作付けされています。
私もかつて苗用に一部の芋を残しては植え付け、延びた蔓から増殖を続けてましたが、今でも毎年そうしているようです。
あまり知られていませんが、実は鹿児島県の農業開発総合センターによって品種登録がなされています。
種苗法の改定案が国会で成立すると、許諾をもらうか苗を購入しなければ直ちに懲役罰金刑罰の対象になって逮捕されかねません。
私は種子島で工場を建てて大々的に安納芋を栽培、加工、販売している有限会社西田農産の西田春樹さんにお会いしました。
彼は、安納芋の種苗を種子島高校の細胞培養によって増殖していましたが興味深い話をされました。
細胞培養の苗だと焼き芋にした場合に蜜が落ちてこない、やはり昔ながらの種芋による種苗生産に戻そうと思っていると 。
農水省は種苗法の改定にあたってこれからの種苗はF1の品種かバイオテクノロジーによらなければと述べていますが、私には疑問です。
引用蛇足:欧米で苦境なのでゴミ箱ニッポンに強制中
まず何よりも、新聞テレビは全く種苗法改定の内容を報道しないので、出来るだけ多くの方に知らせることから始めましょう。
そして 種子法が廃止された時のように私たちの市町村で国会へ種苗法改定反対、慎重審議を求める意見書を出しましょう。
あなたは一人でも、あなたの住んでいる市町村の市会議員一人の紹介があれば、議会事務局に手続きすれば地方議会は必ず審議しなければなりません。
その時に議員さん達も初めて種苗法改定がいかなるものか知ることができるようになります。
頑張りましょう。
他方、「政府」は
https://twitter.com/miyamototooru/status/1219547581484658688
宮本徹@miyamototooru 9:09 AM · Jan 21, 2020
2014年から2019年の桜を見る会の招待者数の内訳が出てきました。総理大臣等、官邸・与党の推薦は、8894人。小泉内閣の2744人と比べ、3倍以上。この数年で総理等が増えています。去年、5月になぜ、招待者が増えたのか、資料を求め、質問してきましたが、廃棄したとこたえませんでした。虚偽答弁でした
https://twitter.com/masaru_kaneko/status/1219372965076201472
金子勝@masaru_kaneko 9:35 PM · Jan 20, 2020
【無責任と嘘ばかり】アベは所信表明で、桜疑惑もカジノも河井・菅原問題も言及せず、対韓輸出規制の失敗もふれず、提灯メディアはひたすら東京五輪「成功」、改憲、「全世代型」という名の社会保障切り捨てばかりを宣伝。徹底的な失敗隠しと無責任が埋まっている。
「桜を見る会」廃棄されたはずの内閣府資料あった 2014~19年の招待者数も公表 毎日新聞 2020年1月21日 21時21分(最終更新 1月21日 23時10分)
https://mainichi.jp/articles/20200121/k00/00m/010/300000c
内閣府は21日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、規定の保存期間が過ぎ、廃棄対象だった2011~13年の関連文書が残っていたことを明らかにした。参院予算委員会の与野党筆頭理事に報告した。14~19年の招待者数の内訳を記した文書も新たに示した。これまで招待者数の概数しか説明していなかった。
いずれも内閣府総務課が、紙媒体でファイルにとじて保管していた。立憲民主党など野党は廃棄対象文書が存在していたため、政府が既に廃棄したと主張する「招待者名簿」も残されている可能性があるとみて追及している。
11~13年の関連文書は、開催要領、飲食物提供などの委託業者との契約書、決裁文書、他省庁への依頼文書など。この後に開かれた野党の追及本部ヒアリングで、内閣府の担当者は「保存期間を経過し、廃棄していると考えた。廃棄を前提に対外的に説明した」と述べ、国会で誤った説明をしたことを認めた。そのうえで「きちんと探さずに対応してしまった。極めて不適切だった」と陳謝した。
野党議員は「(同じファイルに)招待者名簿もあるのではないか」とただしたが、担当者は「明確に否定する」と答えた。菅義偉官房長官は21日の記者会見で、内閣府のずさんな公文書管理について「確認不足で、不適切な対応だ」と指摘したが、「公文書管理法に反する取り扱いではない」とも述べた。
新たに判明した14~19年の招待者数の内訳を示した文書によると、19年の会の招待者数は1万5420人。「各界功績者(総理大臣等)」と記された欄の招待者数は8894人だった。政府がこれまで、約1000人と説明してきた安倍晋三首相の推薦枠、約1000人としている副総理・正副官房長官の推薦枠、約6000人の自民党関係者の推薦枠がここに含まれているとみられる。
「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人と増加傾向。特に、18年は前年より1899人も増えていた。増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性もある。18年は自民党総裁選が行われ、首相が総裁3選を果たしていた。【浜中慎哉】
【桜を見る会】内閣府が新たに公表した7枚の資料
https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12568344138.html
いよいよ1月20日から開催される通常国会で、種苗法改定 自家増殖(採種)禁止法案が審議されます。
私は先日種子島で、サトウキビと安納芋の状況を見てきましたが、農家は誰もこれからそのようなことが起ころうとは夢にも思ってもいません。
長くなりましたが最後まで読んでいただけませんか。
ちょうど種子島はサトウキビの収穫の最盛期です。
サトウキビは刈り入れ後、切り株からまた新しい新芽が出てくるので、それを育てて収穫を繰り返して3年か5年に1回更新しています。
更新は収穫した良いキビを選んで、穂先の方から節2つ(20㎝)ほど切り、溝を掘って植え込むだけで増殖できます。(写真)
台風に悩まされる南西諸島、沖縄ではキビに替わる農作物は他にないので、主たる農業になっています。
種子島には農研機構の出先の試験圃場があって、そこで島に昔から伝わる黒糖にして味の良いものを親にして品種改良を重ね、黒海道 (登録品種)を栽培していました。
多くの農家が黒街道を当たり前のように増殖して栽培を続けています。
種苗法改定案が成立すると次作以降は自家増殖禁止なので、農研機構から毎年種苗を購入するかお金を払って許諾してもらわなければならなくなります。
それに反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金、共謀罪の対象になっています。
キビ生産者の山本伸司さんが、島の試験場に黒街道の種苗をお願いしたら熊本に問い合わせてくれと、熊本に連絡すると 茨城の農研機構に問い合わせてくれと。
すでにサトウキビ生産者にとっては厳しい状況が始まっています。
私が大臣の時、糖価安定基金が約700億円の赤字だったので、解決のために生産者の話を聞かなければと沖縄宮古島に行ったことがありました。
その時の94歳の生産者が、私が老人介護施設に入らなくて元気なのはサトウキビのおかげだから、従来の補助金を続けて欲しいと話されたのを未だに忘れられません。
これからTPP、日米FTAで、砂糖の安定基金制度解体を迫られています。
南西諸島、沖縄のサトウキビ生産者は、種苗法改定、補助金の削減と、二重の苦難に陥ることが予測されます。
安納芋についても私にとって新しい発見がありました。
安納芋は戦後インドシナからの帰還兵が種子島に持ち帰って 長い間安納集落で栽培された芋で、その素朴な味わいは近頃は人気の的です。
私の田舎 五島でも、安納芋は多くの農家で作付けされています。
私もかつて苗用に一部の芋を残しては植え付け、延びた蔓から増殖を続けてましたが、今でも毎年そうしているようです。
あまり知られていませんが、実は鹿児島県の農業開発総合センターによって品種登録がなされています。
種苗法の改定案が国会で成立すると、許諾をもらうか苗を購入しなければ直ちに懲役罰金刑罰の対象になって逮捕されかねません。
私は種子島で工場を建てて大々的に安納芋を栽培、加工、販売している有限会社西田農産の西田春樹さんにお会いしました。
彼は、安納芋の種苗を種子島高校の細胞培養によって増殖していましたが興味深い話をされました。
細胞培養の苗だと焼き芋にした場合に蜜が落ちてこない、やはり昔ながらの種芋による種苗生産に戻そうと思っていると 。
農水省は種苗法の改定にあたってこれからの種苗はF1の品種かバイオテクノロジーによらなければと述べていますが、私には疑問です。
引用蛇足:欧米で苦境なのでゴミ箱ニッポンに強制中
まず何よりも、新聞テレビは全く種苗法改定の内容を報道しないので、出来るだけ多くの方に知らせることから始めましょう。
そして 種子法が廃止された時のように私たちの市町村で国会へ種苗法改定反対、慎重審議を求める意見書を出しましょう。
あなたは一人でも、あなたの住んでいる市町村の市会議員一人の紹介があれば、議会事務局に手続きすれば地方議会は必ず審議しなければなりません。
その時に議員さん達も初めて種苗法改定がいかなるものか知ることができるようになります。
頑張りましょう。
他方、「政府」は
https://twitter.com/miyamototooru/status/1219547581484658688
宮本徹@miyamototooru 9:09 AM · Jan 21, 2020
2014年から2019年の桜を見る会の招待者数の内訳が出てきました。総理大臣等、官邸・与党の推薦は、8894人。小泉内閣の2744人と比べ、3倍以上。この数年で総理等が増えています。去年、5月になぜ、招待者が増えたのか、資料を求め、質問してきましたが、廃棄したとこたえませんでした。虚偽答弁でした
https://twitter.com/masaru_kaneko/status/1219372965076201472
金子勝@masaru_kaneko 9:35 PM · Jan 20, 2020
【無責任と嘘ばかり】アベは所信表明で、桜疑惑もカジノも河井・菅原問題も言及せず、対韓輸出規制の失敗もふれず、提灯メディアはひたすら東京五輪「成功」、改憲、「全世代型」という名の社会保障切り捨てばかりを宣伝。徹底的な失敗隠しと無責任が埋まっている。
「桜を見る会」廃棄されたはずの内閣府資料あった 2014~19年の招待者数も公表 毎日新聞 2020年1月21日 21時21分(最終更新 1月21日 23時10分)
https://mainichi.jp/articles/20200121/k00/00m/010/300000c
内閣府は21日、首相主催の「桜を見る会」を巡り、規定の保存期間が過ぎ、廃棄対象だった2011~13年の関連文書が残っていたことを明らかにした。参院予算委員会の与野党筆頭理事に報告した。14~19年の招待者数の内訳を記した文書も新たに示した。これまで招待者数の概数しか説明していなかった。
いずれも内閣府総務課が、紙媒体でファイルにとじて保管していた。立憲民主党など野党は廃棄対象文書が存在していたため、政府が既に廃棄したと主張する「招待者名簿」も残されている可能性があるとみて追及している。
11~13年の関連文書は、開催要領、飲食物提供などの委託業者との契約書、決裁文書、他省庁への依頼文書など。この後に開かれた野党の追及本部ヒアリングで、内閣府の担当者は「保存期間を経過し、廃棄していると考えた。廃棄を前提に対外的に説明した」と述べ、国会で誤った説明をしたことを認めた。そのうえで「きちんと探さずに対応してしまった。極めて不適切だった」と陳謝した。
野党議員は「(同じファイルに)招待者名簿もあるのではないか」とただしたが、担当者は「明確に否定する」と答えた。菅義偉官房長官は21日の記者会見で、内閣府のずさんな公文書管理について「確認不足で、不適切な対応だ」と指摘したが、「公文書管理法に反する取り扱いではない」とも述べた。
新たに判明した14~19年の招待者数の内訳を示した文書によると、19年の会の招待者数は1万5420人。「各界功績者(総理大臣等)」と記された欄の招待者数は8894人だった。政府がこれまで、約1000人と説明してきた安倍晋三首相の推薦枠、約1000人としている副総理・正副官房長官の推薦枠、約6000人の自民党関係者の推薦枠がここに含まれているとみられる。
「各界功績者(総理大臣等)」は、15年は7385人、16年は7605人、17年は7595人、18年は9494人と増加傾向。特に、18年は前年より1899人も増えていた。増加分の多くは安倍首相の推薦枠の可能性もある。18年は自民党総裁選が行われ、首相が総裁3選を果たしていた。【浜中慎哉】
【桜を見る会】内閣府が新たに公表した7枚の資料