安倍氏秘書は河井夫人の選挙運動支援の際、日帰りにもかかわらずキャリーバッグを携行していた:1億5000万円の行方は? 新ベンチャー革命 2020年3月13日 No.2616
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5977202.html
1.安倍氏の側近・河井・前法務大臣の夫人に渡った1億5000万円もの選挙資金の使途解明が広島地検の最終ターゲットか
本ブログでは今、安倍氏の側近・河井・前法務大臣の夫人の選挙違反事件を取り上げています(注1)。この事件の焦点は、1億5000万円もの法外な選挙資金が、安倍氏率いる自民党本部より、河井夫人に渡った点にあります。
ちなみに河井夫人のライバルだった溝手氏には1500万円しか渡っていなかったのです。
このような安倍氏による河井夫妻への超エコヒイキは、とてもとても尋常ではありません。
河井夫妻に対しては、すでに広島地検の捜査が行われていますが、彼らの最終ターゲットは、ズバリ、上記、1億5000万円の行方解明でしょう。
2.河井夫人の口座に振り込まれた1億5000万円の行方がばれるのは時間の問題
上記、1億5000万円の行方に関して、アエラが重大な情報を流しています(注2)。それは、河井夫人の選対本部の幹部の証言です、すなわち、安倍事務所の秘書が、河井夫人の選挙支援に駆け付けた際、キャリーカート(キャリーバッグのことか)を携行していたという情報です。
この幹部が、このキャリーカートを目撃したとき、不思議に思っていたようですが、後に、安倍氏から、党経由で河井夫人に1億5000万円が振り込まれたという事実を知って、なぜ、安倍事務所秘書がキャリーカートを携行していたのか、ウスウス、わかったようです。
ところで、筆者個人の実家は、山口県周南市(下関と広島の中間点)にありましたが、新幹線を使えば、安倍事務所のある下関から広島までわずか1時間です。日帰りが十分可能です。
現実に、安倍事務所の秘書は、河井夫人の選挙運動支援の際、広島には宿泊せず、日帰りだったようです。
上記、アエラ記事から、安倍秘書のもっていたキャリーカートは、宿泊用ではなく、ズバリ、現ナマ輸送用だった疑いがあります。
3.広島地検は、すでに1億5000万円の行方をつかんでいるのではないか
河井夫妻を捜査している広島地検の執念は半端ではありません。彼らは今、1億5000万円の行方をもう掴んでいる可能性が大です。
河井夫人の口座を調べれば、捜査のプロにとっては、カネの流れはすぐにわかるでしょう。
このカネは、河井夫妻から直接、安倍秘書に渡っていそうです。もしそうなら、すでに逮捕されている河井夫妻の秘書3人はまったく、関知していないでしょう。
したがって、すでに逮捕されている河井夫妻の秘書たちは、ノータッチだったかもしれませんが、少なくとも、安倍秘書は、すべてわかっているのではないでしょうか。
広島地検は是非とも、緊急事態宣言特措法改正法案が運用開始される前に、早急に安倍事務所の手入れを実行して欲しいと願って已みません(注3)。
注1:本ブログNO.2614『安倍氏より選挙資金1億5000万円を受け取った河井夫妻の使途不明金が暴かれるのは時間の問題:安倍氏はもう観念すべき』2020年3月11日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5967342.html
注2:アエラ“河井前法相夫妻と安倍首相の大誤算 逮捕許諾請求と1億5千万円の行方”2020年3月13日
https://dot.asahi.com/wa/2020031100063.html
注3:本ブログNO.2612『稲田検事総長は、安倍氏が緊急事態宣言特措法改正を成立させる前に、安倍事務所の家宅捜索を実現して欲しい』2020年3月8日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5950812.html
河井前法相夫妻と安倍首相の大誤算 逮捕許諾請求と1億5千万円の行方 今西憲之 2020.3.13 07:00 週刊朝日
https://dot.asahi.com/wa/2020031100063.html?page=1
河井前法相夫妻 (c)朝日新聞社
河井案里参院議員と衆院議員で夫の河井克行前法相の公職選挙法違反事件がようやく動いた。広島地検は3月3日、案里氏の公設秘書立道浩容疑者、選対幹部の脇雄吾容疑者、克行氏の政策秘書高谷真介容疑者を車上運動員(ウグイス嬢)らに法定上限の2倍、3万円の日当を支払ったという運動員買収の容疑で逮捕した。
【音声データ入手】河井案里議員が選対スタッフに残した留守電メッセージ
だが、ウグイス嬢への日当3万円は、秘書らではなく、最終的に克行氏が決めていたと広島地検ではみているという。
「脇さんは選挙のときにかかわるだけの立場の秘書。選挙期間中、克行氏と案里氏の選挙遊説のスケジュールを毎日、調整していたので、日当3万円の了解を克行氏から得たようだ。広島地検の取り調べや供述調書の内容から克行氏をターゲットにしているのは明らかです」(案里氏陣営関係者)
広島地検は秘書ら3人を逮捕した際、河井夫妻が滞在していた都内のホテルにも捜索に入ったという。
「広島地検の捜査員が河井夫妻がそれぞれ、所有する携帯電話を押収しようとしたら、どちらも激しく抵抗しました。案里氏は『携帯電話なんて持ってない』と言い張っていた。克行氏は捜査員ともみ合いになり、ケガをしたと主張。案里氏は連座制の対象になる可能性が高い。克行氏も選対の最高責任者だったという供述が複数あるため、逮捕許諾請求のXデーの日程まで上がっている」(捜査関係者)
秘書らの逮捕で大きく展開した、河井夫妻の政治とカネにまつわる疑惑は公職選挙法違反だけにとどまらない。昨夏の参院選の際、自民党本部から案里氏陣営に1億5千万円もの選挙資金が渡り、安倍首相の秘書らが度々、広島に応援に入っていたことが明らかになっている。案里氏の選対本部幹部がこう証言する。
「安倍首相の秘書が広島入りしたときに県議などを紹介するために同行しました。安倍首相の秘書らは広島に宿泊しないにもかかわらず、いつもキャリーカートを持参していたので、変だなと思っていた。1億5千万円の選挙資金という報道があった後、なるほどと、納得しました」

広島地検は近く河井夫妻から事情聴取する予定だ。自民党幹部がこう嘆く。
「安倍官邸と近い東京高検の黒川弘務検事長の定年延長を強引に閣議決定したのに、さしたる効果もなく、河井夫妻の事件に捜査のメスが入った。安倍政権の存亡の危機という声が相次いでいる。コロナ対応で解散は難しいので退陣もありうるという雰囲気だ」
(今西憲之)
※週刊朝日 2020年3月20日号

連日、テレビに映る安倍氏の表情が冴えないのはなぜ?:河井あんり氏に渡った1億5000万円の使途解明が待ち遠しい! 新ベンチャー革命 2020年3月14日 No.2617
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5982221.html
1.連日、浮かないカオの安倍氏が、内心、もっとも懸念しているのは、コロナでも五輪でもなく、実は側近・河井夫妻に対する広島地検捜査の行方ではないか
本ブログでは今、安倍氏の側近・河井氏夫人の選挙違反事件を取り上げています(注1)。
この事件を、稲田検事総長率いる広島地検が捜査中であり、すでに、河井夫妻の秘書3人が逮捕されています。
今の安倍氏は、新型コロナウイルス禍対策のための緊急事態宣言特措法成立や東京五輪の開催問題に忙殺されています。
しかしながら、安倍氏の本音では、上記、河井夫妻に対する広島地検の捜査の行方をもっとも気にしているのではないでしょうか。
2.広島選挙区の法定選挙費用上限は4700万円とわかって、なぜ、河井夫人は1億5000万円ものカネを安倍自民から受領したのか
河井夫人が、昨年7月、参院選に出馬した際、地元広島選挙区の法定選挙費用上限が4700万円だったことは、事前にわかっていたはずです。
にもかかわらず、安倍自民はなぜ、1億5000万円もの選挙資金を河井夫人に拠出したのでしょうか。
この素朴な疑問すら、いまだに、自民党総裁・安倍氏から国民には説明されていません。
本件、マスコミは、自民党の総裁でもある安倍氏に、この疑問をぶつけるべきですが、なぜ、しないのでしょうか。
また、他の自民党議員はなぜ、このようなエコヒイキが、河井夫人に行われたのか、安倍氏に問いたださないのでしょうか、いずれにしても、おかしなことだらけです。
3.安倍氏の決裁にて、河井夫人に1億5000万円もの選挙資金が拠出されたことを同夫人が認めた時点で、安倍氏にも説明責任が生じる
今、国会会期中ですが、野党は安倍氏への追及事項がたくさんあって、河井夫人問題追及が後回しになっているのは確かです。
それでも、野党は、安倍氏に対し、なぜ、河井夫人に1億5000万円もの自民党政治資金を渡したのか、厳しく追及すべきです。
この1億5000万円のいくらかが、安倍事務所にキックバックされていたら、安倍氏は間違いなく、広島地検に逮捕されるでしょう。
それほど、河井夫人の選挙違反事件は、安倍氏個人にとって重要事件なのです。
その意味で、河井夫人の受領した1億5000万円使途解明は、安倍氏の急所そのものなのです。
安倍氏にとって、このことが世間にばれることはないとタカをくくっていたと思われます。
今、安倍氏はこの秘密がばれたことを非常に悔やんでいると思われます。
いずれにしても、安倍氏のクビはまさに、広島地検の捜査如何にかかっています。
国民はみんな、広島地検を応援しています。
注1:本ブログNO.2616『安倍氏秘書は河井夫人の選挙運動支援の際、日帰りにもかかわらずキャリーバッグを携行していた:1億5000万円の行方は?』2020年3月13日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5977202.html
黒川検事長の“賄賂疑惑”音声記録を一部公開 山岡俊介 2020.3.13 22:54
https://access-journal.jp/47424
本日、政府は公務員の定年を段階的に65歳へ引き上げる国家公務員法や検察庁法などの改正案を閣議決定した。
この検察庁法の方の改正案は、現在、検察官は検事総長だけ例外で65歳、後は63歳が定年。これをすべての検察官は65歳にする。ただし、63歳になった者は、検事総長を補佐する最高検次席検事、全国に8人いる高検検事、各地検トップの検事正にはなれない。とはいえ、特例措置として「特別の事情」があれがこの限りではないとする。すなわち、この改正案に従えば、63歳以降でも検事総長に就ける。
一方、今、黒川弘務東京高検検事(冒頭写真右人物)の定年延長が大きな問題になっているのはご存じの通り。
従来の法解釈に従えば、黒川氏は2月7日に63歳を迎え定年となっていた。ところが、直線の1月31日、法解釈を曲げて閣議決定により黒川氏の定年を半年延長。イエスマンの黒川氏を、安倍晋三首相並びに安倍内閣は検事総長にしたかったからだ。
こうしたなか、この渦中の黒川氏について、信じがたいとはいえ“賄賂疑惑”が浮上して来たことは本紙で2月28日、そして3月8日に追加報道した通り。
そして、本紙は2月28日に取り上げた音声記録を入手した。
そのほんの一部(1分2秒)だが、広く関心を持ってもらうため、以下に公開した。
この部分だけでも、根来浩司氏は明確に、本来は逮捕となるところ、罪を認めるから「在宅(起訴)」にしてくれと頼まれ、結果、その通り在宅起訴に。それを「黒川さんがしてくれたんだ」と語っている。
この続きとして「その時だ。俺が飯を食ったのは」とも語っているが、この音声記録の別のところでは、それは黒川氏、それに衆議院議員(元国家公安委員長)との3人だけで、そこでお願いし、後で500万円持っていったとも語っている。
もっとも、根来氏は本紙・山岡の取材に対し、この発言はすべて「戯言」(デタラメ)と完全否定している(ただし、自分がそういう発言をしたことは認めている)。
しかしながら、この音声記録は、別件の刑事事件についての処理を頼まれている(少なくともその件で1000万円受け取ったことを根来氏は認めている)渦中、その頼まれた側の者との車中での会話なのだ。時期は2018年10月。当時、黒川氏は法務事務次官。 それに根来氏はあのかつては政界に大きな力を持っていた大手食肉会社「ハンナン」(現・ハニュ―フーズ)・浅田満元会長(現在、例の食肉偽装事件で服役中)の秘書だった人物で、たくさんの国会議員と親交があり、いろんな事件でお願いしたことがあることは根来氏自身認めている。さらに、黒川氏と面識があることも認めている。
いくら「戯言」といわれても、それだけで、「はい、そうですか」と納得できるわけもないだろう。
*補足
この公開分音声記録の最後、「俺の頼みやったら聞いてくれへんで」と否定。しかし、この続きがあり、某国会議員(黒川氏がこの国会議員の勉強会に講師で参加。それで根来氏も黒川氏と面識があるといっている)と一緒にお願い(この3人で前述の飯を食った)したから在宅起訴で済んだといっている。
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5977202.html
1.安倍氏の側近・河井・前法務大臣の夫人に渡った1億5000万円もの選挙資金の使途解明が広島地検の最終ターゲットか
本ブログでは今、安倍氏の側近・河井・前法務大臣の夫人の選挙違反事件を取り上げています(注1)。この事件の焦点は、1億5000万円もの法外な選挙資金が、安倍氏率いる自民党本部より、河井夫人に渡った点にあります。
ちなみに河井夫人のライバルだった溝手氏には1500万円しか渡っていなかったのです。
このような安倍氏による河井夫妻への超エコヒイキは、とてもとても尋常ではありません。
河井夫妻に対しては、すでに広島地検の捜査が行われていますが、彼らの最終ターゲットは、ズバリ、上記、1億5000万円の行方解明でしょう。
2.河井夫人の口座に振り込まれた1億5000万円の行方がばれるのは時間の問題
上記、1億5000万円の行方に関して、アエラが重大な情報を流しています(注2)。それは、河井夫人の選対本部の幹部の証言です、すなわち、安倍事務所の秘書が、河井夫人の選挙支援に駆け付けた際、キャリーカート(キャリーバッグのことか)を携行していたという情報です。
この幹部が、このキャリーカートを目撃したとき、不思議に思っていたようですが、後に、安倍氏から、党経由で河井夫人に1億5000万円が振り込まれたという事実を知って、なぜ、安倍事務所秘書がキャリーカートを携行していたのか、ウスウス、わかったようです。
ところで、筆者個人の実家は、山口県周南市(下関と広島の中間点)にありましたが、新幹線を使えば、安倍事務所のある下関から広島までわずか1時間です。日帰りが十分可能です。
現実に、安倍事務所の秘書は、河井夫人の選挙運動支援の際、広島には宿泊せず、日帰りだったようです。
上記、アエラ記事から、安倍秘書のもっていたキャリーカートは、宿泊用ではなく、ズバリ、現ナマ輸送用だった疑いがあります。
3.広島地検は、すでに1億5000万円の行方をつかんでいるのではないか
河井夫妻を捜査している広島地検の執念は半端ではありません。彼らは今、1億5000万円の行方をもう掴んでいる可能性が大です。
河井夫人の口座を調べれば、捜査のプロにとっては、カネの流れはすぐにわかるでしょう。
このカネは、河井夫妻から直接、安倍秘書に渡っていそうです。もしそうなら、すでに逮捕されている河井夫妻の秘書3人はまったく、関知していないでしょう。
したがって、すでに逮捕されている河井夫妻の秘書たちは、ノータッチだったかもしれませんが、少なくとも、安倍秘書は、すべてわかっているのではないでしょうか。
広島地検は是非とも、緊急事態宣言特措法改正法案が運用開始される前に、早急に安倍事務所の手入れを実行して欲しいと願って已みません(注3)。
注1:本ブログNO.2614『安倍氏より選挙資金1億5000万円を受け取った河井夫妻の使途不明金が暴かれるのは時間の問題:安倍氏はもう観念すべき』2020年3月11日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5967342.html
注2:アエラ“河井前法相夫妻と安倍首相の大誤算 逮捕許諾請求と1億5千万円の行方”2020年3月13日
https://dot.asahi.com/wa/2020031100063.html
注3:本ブログNO.2612『稲田検事総長は、安倍氏が緊急事態宣言特措法改正を成立させる前に、安倍事務所の家宅捜索を実現して欲しい』2020年3月8日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5950812.html
河井前法相夫妻と安倍首相の大誤算 逮捕許諾請求と1億5千万円の行方 今西憲之 2020.3.13 07:00 週刊朝日
https://dot.asahi.com/wa/2020031100063.html?page=1

河井前法相夫妻 (c)朝日新聞社
河井案里参院議員と衆院議員で夫の河井克行前法相の公職選挙法違反事件がようやく動いた。広島地検は3月3日、案里氏の公設秘書立道浩容疑者、選対幹部の脇雄吾容疑者、克行氏の政策秘書高谷真介容疑者を車上運動員(ウグイス嬢)らに法定上限の2倍、3万円の日当を支払ったという運動員買収の容疑で逮捕した。
【音声データ入手】河井案里議員が選対スタッフに残した留守電メッセージ
だが、ウグイス嬢への日当3万円は、秘書らではなく、最終的に克行氏が決めていたと広島地検ではみているという。
「脇さんは選挙のときにかかわるだけの立場の秘書。選挙期間中、克行氏と案里氏の選挙遊説のスケジュールを毎日、調整していたので、日当3万円の了解を克行氏から得たようだ。広島地検の取り調べや供述調書の内容から克行氏をターゲットにしているのは明らかです」(案里氏陣営関係者)
広島地検は秘書ら3人を逮捕した際、河井夫妻が滞在していた都内のホテルにも捜索に入ったという。
「広島地検の捜査員が河井夫妻がそれぞれ、所有する携帯電話を押収しようとしたら、どちらも激しく抵抗しました。案里氏は『携帯電話なんて持ってない』と言い張っていた。克行氏は捜査員ともみ合いになり、ケガをしたと主張。案里氏は連座制の対象になる可能性が高い。克行氏も選対の最高責任者だったという供述が複数あるため、逮捕許諾請求のXデーの日程まで上がっている」(捜査関係者)
秘書らの逮捕で大きく展開した、河井夫妻の政治とカネにまつわる疑惑は公職選挙法違反だけにとどまらない。昨夏の参院選の際、自民党本部から案里氏陣営に1億5千万円もの選挙資金が渡り、安倍首相の秘書らが度々、広島に応援に入っていたことが明らかになっている。案里氏の選対本部幹部がこう証言する。
「安倍首相の秘書が広島入りしたときに県議などを紹介するために同行しました。安倍首相の秘書らは広島に宿泊しないにもかかわらず、いつもキャリーカートを持参していたので、変だなと思っていた。1億5千万円の選挙資金という報道があった後、なるほどと、納得しました」

広島地検は近く河井夫妻から事情聴取する予定だ。自民党幹部がこう嘆く。
「安倍官邸と近い東京高検の黒川弘務検事長の定年延長を強引に閣議決定したのに、さしたる効果もなく、河井夫妻の事件に捜査のメスが入った。安倍政権の存亡の危機という声が相次いでいる。コロナ対応で解散は難しいので退陣もありうるという雰囲気だ」
(今西憲之)
※週刊朝日 2020年3月20日号

連日、テレビに映る安倍氏の表情が冴えないのはなぜ?:河井あんり氏に渡った1億5000万円の使途解明が待ち遠しい! 新ベンチャー革命 2020年3月14日 No.2617
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5982221.html
1.連日、浮かないカオの安倍氏が、内心、もっとも懸念しているのは、コロナでも五輪でもなく、実は側近・河井夫妻に対する広島地検捜査の行方ではないか
本ブログでは今、安倍氏の側近・河井氏夫人の選挙違反事件を取り上げています(注1)。
この事件を、稲田検事総長率いる広島地検が捜査中であり、すでに、河井夫妻の秘書3人が逮捕されています。
今の安倍氏は、新型コロナウイルス禍対策のための緊急事態宣言特措法成立や東京五輪の開催問題に忙殺されています。
しかしながら、安倍氏の本音では、上記、河井夫妻に対する広島地検の捜査の行方をもっとも気にしているのではないでしょうか。
2.広島選挙区の法定選挙費用上限は4700万円とわかって、なぜ、河井夫人は1億5000万円ものカネを安倍自民から受領したのか
河井夫人が、昨年7月、参院選に出馬した際、地元広島選挙区の法定選挙費用上限が4700万円だったことは、事前にわかっていたはずです。
にもかかわらず、安倍自民はなぜ、1億5000万円もの選挙資金を河井夫人に拠出したのでしょうか。
この素朴な疑問すら、いまだに、自民党総裁・安倍氏から国民には説明されていません。
本件、マスコミは、自民党の総裁でもある安倍氏に、この疑問をぶつけるべきですが、なぜ、しないのでしょうか。
また、他の自民党議員はなぜ、このようなエコヒイキが、河井夫人に行われたのか、安倍氏に問いたださないのでしょうか、いずれにしても、おかしなことだらけです。
3.安倍氏の決裁にて、河井夫人に1億5000万円もの選挙資金が拠出されたことを同夫人が認めた時点で、安倍氏にも説明責任が生じる
今、国会会期中ですが、野党は安倍氏への追及事項がたくさんあって、河井夫人問題追及が後回しになっているのは確かです。
それでも、野党は、安倍氏に対し、なぜ、河井夫人に1億5000万円もの自民党政治資金を渡したのか、厳しく追及すべきです。
この1億5000万円のいくらかが、安倍事務所にキックバックされていたら、安倍氏は間違いなく、広島地検に逮捕されるでしょう。
それほど、河井夫人の選挙違反事件は、安倍氏個人にとって重要事件なのです。
その意味で、河井夫人の受領した1億5000万円使途解明は、安倍氏の急所そのものなのです。
安倍氏にとって、このことが世間にばれることはないとタカをくくっていたと思われます。
今、安倍氏はこの秘密がばれたことを非常に悔やんでいると思われます。
いずれにしても、安倍氏のクビはまさに、広島地検の捜査如何にかかっています。
国民はみんな、広島地検を応援しています。
注1:本ブログNO.2616『安倍氏秘書は河井夫人の選挙運動支援の際、日帰りにもかかわらずキャリーバッグを携行していた:1億5000万円の行方は?』2020年3月13日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5977202.html
黒川検事長の“賄賂疑惑”音声記録を一部公開 山岡俊介 2020.3.13 22:54
https://access-journal.jp/47424
本日、政府は公務員の定年を段階的に65歳へ引き上げる国家公務員法や検察庁法などの改正案を閣議決定した。
この検察庁法の方の改正案は、現在、検察官は検事総長だけ例外で65歳、後は63歳が定年。これをすべての検察官は65歳にする。ただし、63歳になった者は、検事総長を補佐する最高検次席検事、全国に8人いる高検検事、各地検トップの検事正にはなれない。とはいえ、特例措置として「特別の事情」があれがこの限りではないとする。すなわち、この改正案に従えば、63歳以降でも検事総長に就ける。
一方、今、黒川弘務東京高検検事(冒頭写真右人物)の定年延長が大きな問題になっているのはご存じの通り。
従来の法解釈に従えば、黒川氏は2月7日に63歳を迎え定年となっていた。ところが、直線の1月31日、法解釈を曲げて閣議決定により黒川氏の定年を半年延長。イエスマンの黒川氏を、安倍晋三首相並びに安倍内閣は検事総長にしたかったからだ。
こうしたなか、この渦中の黒川氏について、信じがたいとはいえ“賄賂疑惑”が浮上して来たことは本紙で2月28日、そして3月8日に追加報道した通り。
そして、本紙は2月28日に取り上げた音声記録を入手した。
そのほんの一部(1分2秒)だが、広く関心を持ってもらうため、以下に公開した。
この部分だけでも、根来浩司氏は明確に、本来は逮捕となるところ、罪を認めるから「在宅(起訴)」にしてくれと頼まれ、結果、その通り在宅起訴に。それを「黒川さんがしてくれたんだ」と語っている。
この続きとして「その時だ。俺が飯を食ったのは」とも語っているが、この音声記録の別のところでは、それは黒川氏、それに衆議院議員(元国家公安委員長)との3人だけで、そこでお願いし、後で500万円持っていったとも語っている。
もっとも、根来氏は本紙・山岡の取材に対し、この発言はすべて「戯言」(デタラメ)と完全否定している(ただし、自分がそういう発言をしたことは認めている)。
しかしながら、この音声記録は、別件の刑事事件についての処理を頼まれている(少なくともその件で1000万円受け取ったことを根来氏は認めている)渦中、その頼まれた側の者との車中での会話なのだ。時期は2018年10月。当時、黒川氏は法務事務次官。 それに根来氏はあのかつては政界に大きな力を持っていた大手食肉会社「ハンナン」(現・ハニュ―フーズ)・浅田満元会長(現在、例の食肉偽装事件で服役中)の秘書だった人物で、たくさんの国会議員と親交があり、いろんな事件でお願いしたことがあることは根来氏自身認めている。さらに、黒川氏と面識があることも認めている。
いくら「戯言」といわれても、それだけで、「はい、そうですか」と納得できるわけもないだろう。
*補足
この公開分音声記録の最後、「俺の頼みやったら聞いてくれへんで」と否定。しかし、この続きがあり、某国会議員(黒川氏がこの国会議員の勉強会に講師で参加。それで根来氏も黒川氏と面識があるといっている)と一緒にお願い(この3人で前述の飯を食った)したから在宅起訴で済んだといっている。