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加藤紘一の遺言 本澤二郎

2016-09-13 00:58:42 | 歴史
加藤紘一の遺言<本澤二郎の「日本の風景」(2479) 2016年09月12日

<安倍・日本会議はいらない>

 世の中の戦争には、常にカルトの宗教的指導者が存在している。日本人は「よそ様の事」と思い込んでいたのだが、日本政府もまた、カルトの宗教、天皇を神とあがめる日本会議が主導していた!そのことに元自民党護憲リベラルの加藤紘一が「おかしい」と警鐘を鳴らしていた。その事実をネットで確認することが出来た。「加藤さんの遺言」というのである。さすがは大平正芳の後継者だけあった。護憲リベラルの当然すぎる叫びなのだ。彼は天下人になれなかったが、彼の宰相を阻止した勢力を詳細に分析していたのである。

<民放キー局で警鐘>

 多くの国民は、日本会議の恐怖に気付いていない。新聞テレビがその恐怖で報道していない。欧米のジャーナリストは、戦後体制を否定する安倍・日本会議を本国に伝えているが、肝心の日本のメディアは報道しない。

 東京新聞と朝日新聞が1度報道したくらいであろう。日本の新聞から日本を研究している隣国の学者も、日本会議を知らない。中国・韓国・北朝鮮・ロシアで日本会議を大きく取り上げた報道を、いまだ確認できていない。

 秘密結社なのだ。秘密にしなければならない秘密の組織であることを、内外に誇示している。にもかかわらず、安倍内閣の大半の閣僚は、最初から今まで日本会議メンバーで構成されている。

 ネットを使えない古参のジャーナリストも、この怪しげな秘密結社を知らない。そんな場面で、危機感を抱いた加藤が、出演した民放キー局で日本会議政治は危ない、と警鐘乱打していた、というのである。

<政府筋が高く評価>

 筆者のネット取材能力はこのレベルだ。どなたか、この加藤の遺言がいつだったのか、どの民放での発言だったのか。教示してもらえないだろうか。

 確認した加藤発言は「政府筋」である。紹介者までが抽象的に逃げている。情報提供者も恐怖を抱いている様子をみてとれる。日本会議は恐怖の組織なのか。

 元自民党幹事長が、日本会議の存在に警鐘を鳴らした政治的意義は重い。そのために「政府筋」はネットに流したらしい。それをつかまえた筆者である。堂々と個人名で指摘出来ないところに、日本会議の恐怖を印象付けている。



<政府部内は反日本会議が存在>

 このことは、政府部内が日本会議一色でないことを裏付けてもいる。

 日本会議に抵抗するリベラルなグループが存在している証拠である。安倍内閣の外交防衛など国家主義が突出する部門では、日本会議が主導権を握っているだろう。だが、すべてを掌握はしていない。

 思うに、安倍・自公内閣は、野党の無力に助けられている。それでも、既に頂点を極めて、いまは坂を転がり落ちている。

 日本会議の目標は「明治に帰れ」である。日本の宗教は、国家神道でなければならない。信教の自由はない。家々の神棚、地域の神社、中央の靖国・伊勢・出雲などで、国民の精神を縛り付けようとするものだ。イスラム過激派も驚くカルトの天皇教であろう。さらに教育勅語、全体を大日本帝国憲法で抑え込む祭政一致の日本に回帰させようという計画のようだ。

 平均的な日本人は、間違いなく逃げる。だから蓋をかけている。

 生長の家の谷口雅春の狂信的心情を具体化させようというものだ加藤が驚いて、執念の反撃をした。国民に警鐘を鳴らして、77歳の生涯を終え、大平のもとへと旅立った。

<岸内閣の60年安保闘争は生きていた!> 

 振り返ると、加藤は学生時代に60年安保闘争を経験している。連日、国会デモに参加した。勉強どころではなかった。A級戦犯内閣の日米安保改定に怒りを爆発させた。いまその孫の政権を日本会議がコントロールして、日本を戦前に引き戻そうとしている。

 護憲リベラルの最期の戦いが「日本会議」NOだった。すべての日本国民に叫んで逝った。

<安倍の弔意・弔問なしで明白>

 加藤は、安倍の後見人である森喜朗内閣打倒に立ち上がった。神がかりの政権に危機感を抱いての決起だった。安倍はそのころ、まだ自民党の小僧っ子でしかなかった。安倍が注目を集めるようになったのは、小泉内閣からである。

 小泉が破格の人事を強行してからだ。自民党幹事長の大先輩である。相応の弔意、弔問に駆けつける場面だが、安倍はそうしなかった。このことからも、安倍のカルトの政治思想と加藤の護憲リベラルは水と油であることを証明している。歴史を逆転させている安倍・自公内閣の正体を暴いている!



2016年9月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


靖国・国家神道復活と対決した護憲リベラル<本澤二郎の「日本の風景」(2478) 2016年09月11日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52149361.html

<加藤紘一の不屈の生涯>

 昨夜のネット情報で加藤紘一の死を知る。77歳という若さだった。彼を知ったのは、大平内閣の官房副長官をしていたころで、秘書の森田君と親しかった関係である。1979年12月の大平訪中に特派員として同行、人民大会堂での日本側答礼宴で、なんと加藤が中国語であいさつしたことにびっくりした。中国語を話す日本人政治家を、それまで聞いたこともなかった。加藤は宏池会・最後の自民党護憲リベラル派として森喜朗の靖国・国家神道復活派と対決した。ちなみに右翼政党に変質した現在の自民党は、小選挙区制の悪しき成果である。小選挙区制が今の日本会議の跋扈を許している。・・



https://www.facebook.com/noiehoie/posts/524715844379788
菅野完 shared his photo.April 25 ·

夢に加藤紘一が出てきたので、起き抜けながら、昨夜の書き込みを補足。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=524605287724177&set=a.339137549604286.1073741825.100005241304143&type=3&theater

日本会議についてメディアが取り上げるとき、「これまであまり触れてこられなかった日本会議」という言い回しが多様される。
 
だが、これまで触れ続けてきた人々はいるのだ。
 
70年代から新右翼界隈の優れたレポートを発表し続けてきた、猪野健治。
主に教科書問題を追いかけ続ける、俵義文。
圧倒的な史料を用いて戦後の右翼を追いかけ続けた、堀幸雄。
戦争責任追及の研究を続ける、上杉聡。
そして、政治家個人を分析することによって「戦後」をとらえなおそうとした、魚住昭。

これらの偉大なる先達たちは、それぞれ全く違う分野で、自分の見つけたそれぞれの「不思議なケモノ道」を探り続けていた。彼らの仕事はみな極めて細密で、他の追随を許さない。そしてその徹底した仕事ぶりから、彼らはそれぞれ、自分が見つけたケモノ道をさらに奥深く突き進んでいく。これ以上もうケモノ道を遡ることができない。。。となった時、彼らが一様に気づいた存在こそ「日本会議」の存在だ。彼らが追いかけていたケモノ道は、みな「日本会議」ー「一群の人々」の巣穴ーにつながっていたのだ。

加藤紘一は逆だった。加藤紘一は自社さ連立政権を支え続ける権力側の人間として、山の頂に立っていた。時折、山の頂に立つ加藤紘一の足元にかじりつく、奇妙なケモノがいる。このケモノは、加藤の足を噛み、野中広務の首に食らいつき、河野洋平の腸をえぐり、古賀誠の耳を噛みちぎり。。。と、山の頂にいる当時の自民党有力者たちを次々と襲撃してきた。

山の頂で権力を支えている加藤は、山の裾野の景色が良く見えた。このケモノがどこからやってくるのか?と裾野を見渡した時、加藤はこの不思議なケモノが、「日本会議」ー「一群の人々」の巣穴ーからやってくることに気づいた。

 
魚住、俵、上杉、堀、猪野などの先達たちは、山の下から。
加藤紘一は、山の上から。

それぞれ同じ巣穴を見つけた。

そして、立場も興味もキャリアも思想も全く違うこれらの人々は、「危ない!この巣穴に住むケモノは、危険だ!!」と大声をあげた。

 
その声はむなしく響くだけだった。

魚住の偉大な仕事は、「週刊誌ネタでしかない」と一蹴され
俵の膨大な仕事は、「どうせ共産党でしょ」と相手にされず
上杉の実直な仕事は、「政治運動の一環でしかない」と取り上げられず
堀の広範囲な仕事は、「学者じゃないから意味がない」と忘却され
猪野の洗練された仕事は、「アングラネタだ」と嘲笑された。
 
そして、加藤の叫びさえも、「オワコン政治家の虚しい戯言」と一顧だにされなかった

僕の仕事は、こうした偉大な先輩たちが残した、「叫び声」を拾い集めただけに過ぎない。

そして今、誰よりも早く誰よりも克明に、あのケモノの危険性に気づいた加藤紘一が、今、死のうとしている。
 
「加藤さん、僕にはあなたの叫び声が聞こえましたよ。しっかり聞こえましたよ。」 

と、報告したかった。

加藤さん、僕の仕事が遅くてすみませんでした。もっと早くやるべきだった。本当にごめんなさい。


菅野完April 25 ·

諸君らが信じるか信じないかにかかわらず、朝 毎 読のメジャーなメディアで、誰よりも真っ先に、「日本会議は危ない」と日本会議という四文字を使って、直接、日本会議を名指しして、その危険性を書き残したのは、誰あろう、加藤紘一なのだ。 これが、その証拠。この記事は2006年の記事。となると、加藤紘一こそ、魚住昭よりも早く、「日本会議は危ないぞ!」と警鐘を鳴らした人物だということになる。 その加藤紘一が今、病床に臥せっている。僕は、当然のことながら、『日本会議の研究』 http://amzn.to/1QfsgVN  の執筆にあたり、加藤紘一と会おうとした。しかし、彼の病状から結局会えなかった。 その加藤紘一が今、死のうとしている。宏池会が死のうとしている。日本の立憲主義とともに。。。



【速報】「加藤紘一氏危篤情報は事実」政府情報筋語る“加藤氏の裏の功績”とは? 2016.04.26
http://tocana.jp/2016/04/post_9579_entry.html


・・「マスコミがほとんど報じない『日本会議』の名前をキー局で語り、一般に知れることとなったのは大きな功績といえるでしょう。『日本会議』とは日本最大規模の保守主義・民族主義系の政治・言論団体であり、現在は安倍内閣の後ろ盾ともいわれる団体です。事実、2015年11月1日には、日本会議の会長である田久保氏は憲法改正を目指す集会で『安倍さんに多少ぐらつきがあっても、我々がリードして牽引車にならないと日本国は生き延びることができない』など、強気な発言をしています。ちなみに、日本会議は、大本教の開祖である出口王仁三朗の『霊界物語』の口述筆記にかかわった谷口雅春氏が開いた新興宗教である『生長の家』の分派。つまり、民主党が創価学会などの新興宗教と蜜月状態にあるだけではなく、現在の自民党も新興宗教とのかかわりが深いのです」(政府情報筋)

 政教分離制度があれど、政治と宗教が切り離せないのは歴史をみれば明らかである。

「明治時代に神仏分離が制定されるまで、日本人は神仏習合で十分に幸せな生活を送ってきました。自然万物に神様が宿ると考える日本人独特の宗教観は他の国にない素晴らしい発想で、誇るべき民族性です。政治とは別に各々が自由に信仰をもつというのが日本人の性に合っているのではないでしょうか? はたして安倍首相が日本会議の後ろ盾のもと、右翼左翼関係なく、日本人本来の“美しい性質”を引き出すことができるのかは疑問です。反対に、政界離脱後の加藤氏の発言をみれば明らかなように、加藤氏は平和主義者であり、戦わずして勝つ方法を模索した人物でもある。加藤氏が首相になっていたらどのような日本になっていたのか……」(同)・・


年末年始に読んだ本(1) 加藤紘一「テロルの真犯人」 きまぐれな日々 2007.01.04 09:28
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-216.html



【高江】 日本会議の裏の顔、職業右翼(暴力団)が頻りに高江に顔を出す。機動隊は、見て見ぬ振りか? のんきに介護 2016年09月13日 01時34分09秒
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d47b28385fa3cfad976571721ae24134

高江に右翼が来ているらしいが、基地でも原発でも何でも住民が反対する現場に来て、政府の代わりに住民を脅迫するのが彼等の「仕事」。職業右翼(暴力団)が無くなって困るのは政府…なくならない筈だpic.twitter.com/JWqpKCGnUp https://t.co/pcngJas7Hh
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) 2016年9月12日


安倍晋三の

選りすぐりの親衛隊か。

売国奴の群れだ!!


伊方原発広島裁判9/13、9/18、9/20のご案内 同時多発テロはヤラセだよ! Monday, September 12, 2016
https://insidejobjp.blogspot.nl/2016/09/913918920.html


BREAKING: ABC News New York Just Confirmed Hillary Dead At Local Hospital Posted by Alex Cooper | Sep 13, 2016
https://conservativedailypost.com/breaking-abc-news-new-york-just-confirmed-hillary-dead-at-local-hospital/

・・Hillary’s health concerns have caused heated debates on both sides of the political spectrum. Over the past few weeks, the public has watched as Hillary’s health has gradually gotten worse.

Just a few weeks ago, her campaign staff notified everyone that Hillary was healthy and doing well. That narrative gradually changed as we all witnessed her excessive coughing fits and even seizures.

Yesterday is what really did it though. One man captured footage of Hillary seizing up and completely collapsing before being dragged into her campaign vehicle. And to top it all off, as it happened, the valet drivers of the vehicle quickly positioned themselves to block additional camera footage from being gathered.

The damage had already been done though. The entire nation witnessed what happened and there’s no way they can hide it.

Now it looks like the story has gotten even worse. Based on rogue reports, it is now our understanding that Hillary Rodham Clinton may in fact be dead.


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-09-14 00:09:57
こういう話をすると日本人は何でか嫌な顔しますよね。
最も身近な選挙の話ですらです。考える事を放棄してるのか?
なのに日常生活の愚痴は言うけど。
都市伝説的なあれでしょ?とか何か変な事言う人だな。で終わっちゃうんです。
実際に戦場に立たされた時に気がつくんでしょうかね。
危機感無さすぎです。
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