イランによる米軍基地へのミサイル攻撃 中継レポート:米軍基地へのミサイル攻撃;最高指導者、「米軍の地域駐留を終わらせるべき」 Pars Today 1月 09, 2020 07:21 Asia/Tokyo
https://parstoday.com/ja/news/iran-i58086
イラン革命防衛隊による米軍基地へのミサイル攻撃
イスラム革命防衛隊は8日水曜未明、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド空軍基地に向かって数十発のミサイルを発射し、先のソレイマーニー司令官の暗殺という米侵略軍の犯罪に厳しい報復で回答しました。
最新のニュースです。(9日)
地元筋は「イラク領内のアメリカ軍基地に対するイラン革命防衛隊のミサイル攻撃により、甚大な人的・物的被害が生じた」としています。
イスラム革命防衛隊内の情報筋は、同防衛隊による強烈な報復攻撃により、少なくとも80名のアメリカ軍テロリストが死亡、他およそ200名が負傷したことを明らかにしました。
アメリカのトランプ大統領が、イランの報復攻撃に関する「重要な」演説の実施を約束し、また同大統領府の世論操作が行われた後、今度は受動的な発言を行い、対イラン追加制裁の実施を決定したことを明らかにしました。もっと読む
ミサイル発射から命中の瞬間 (動画)
もっと読む;視点;米侵略軍のテロに断固たる回答を与えたイラン革命防衛隊
、日本外務省はイラク国内の治安情勢が緊迫していることから、イラク全土の危険レベルを「退避勧告」に引き上げるとともに、首都バグダッドで避難を希望していた邦人の避難の終了に伴い、同地駐在の日本大使館を一時閉鎖した、としています。もっと読む
イランのザリーフ外相が、「イスラム革命防衛隊のミサイル作戦は、イラク政府の周知により実施された」とし、「イランはイラクの領土保全や独立性の維持を非常に重視している」と語りました。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、イラク治安筋はイランによるミサイル作戦の後、イラク西部アンバール州のアサド空軍基地に駐留しているアメリカ軍は、同基地へのイラク情報要員の接近や立ち入りを禁じているということです。もっと読む
イランの政府関係者が、同国のソレイマーニー司令官暗殺の報復として行われたイラク領内の米軍基地へのミサイル発射を支持し、米軍の地域駐留の終結の必要性を強調しました。もっと読む
アメリカ全土でトランプ大統領による戦争に反対するデモが呼びかけられる もっと読む
イラン大統領、「イランの最終的な報復は地域からの米軍の駆逐」もっと読む
イランのザリーフ外相「イランはアメリカが犯すどんな過ちにも、断固とした返答をするだろう」
「米国は、西アジア地域での最後の日々を過ごしている。この国はもはや地域においては未来がない」
「その結末は駐留米軍の地域からの撤退だ。軍事的措置は必要としない」 もっと読む
イランのザリーフ外相がトルコ、マレーシア、オーストリア各国の外相らとの電話会談に臨み、地域の最新の動きについて意見を交わしました。もっと読む
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が、米軍によるイランのソレイマーニー司令官の暗殺という犯罪に言及することなく、西アジアでの停戦成立を求めました。
ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は8日水曜、イラクにある米軍基地に対し、イランイスラム革命防衛隊がミサイル攻撃を行った事に触れ、西アジアでの武器使用の停止と協議の再開を求めています。
また、「西アジアにおいて対話のムードが作られるべきだ」と述べました。
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表も、地域での現在の情勢に対する強い憂慮の念を表明しました。もっと読む
アメリカの金融情報サイト・ブルームバーグによりますと、ポンペオ長官は7日火曜、アメリカの外交官らに対し、「イランとアメリカの間の外交が危険に陥らないよう、イランの反体制派組織との接触は全面的に制限される」としています。もっと読む
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イラク領内にある米軍基地2カ所に対するイランイスラム革命防衛隊のミサイル攻撃を「1発の平手打ちだ」とし、「今回のこうした形での軍事措置では十分ではない。地域に破壊や腐敗をもたらす米軍の駐留を終わらせなければならない」と語りました。
また、「米軍の地域駐留は終わらせなければならない」とし、「米国は、イランにこうした腐敗や破壊がもたらされる事を望み、これに執着している。交渉や話し合いは干渉や軍事駐留の前段に過ぎない」としました。もっと読む
ハーメネイー師
日本の菅官房長官は記者団に対し、政府は安倍首相の西アジア地域への訪問についてはっきりとした決定を下していないが、戦艦1隻と戦闘機2機をこの地域派遣が計画通り実行に移されると語り、オマーン海における日本の商船の安全な航行を確保するための情報を収集することがそのミッションであるとしています。もっと読む
イルナー通信によりますと、米トランプ大統領はツイッター上でイランのミサイル攻撃に言及し、現在、「被害について調査中だ」としました。
一方でトランプ大統領は、「すべてがうまくいっている」としています。
トランプ大統領のツイット
トランプ大統領は、7日火曜夕方に予定されていたテレビ演説をキャンセルし、米現地時間の8日水曜に延期しました。
米国防総省は、イラクにある米軍基地2カ所がイランイスラム革命防衛隊の弾道ミサイル12発以上の標的になっていたことを認めています。
ジョナサン・ホフマン報道官
同省のジョナサン・ホフマン報道官は、これらのミサイルはアンバール州のアサド基地、米軍が駐留するイラク北部クルディスタン地方のアルビールにある基地を攻撃したとし、「国防総省は現在、死傷者及び被害について調査中だ」と説明しました。
イランがイラクの米軍基地をミサイルで報復攻撃したことを受け、、日本の国家安全保障局は関係者に対し、緊張緩和に向けて外交努力に頼るよう求めた。
菅官房長官
8日水曜、日本の菅官房長官は記者団に対し、国家安全保障局は今回のミサイル攻撃をめぐり、安倍首相、防衛相、外相が出席しての協議の席を設けると語っています。
菅官房長官は、日本政府は西アジア地域の緊張の高まりを深く懸念しており、これ以上の緊張は避けるべきだと述べました。
その上で、日本政府は安倍首相の西アジア地域への訪問についてはまだ決定を下していないが、日本の艦船一隻と戦闘機2機の地域への派遣計画に変更はないと説明しました。
イスラム革命防衛隊内の情報筋は、同防衛隊による厳しい報復攻撃で「少なくとも80人の米軍テロリストが死亡、およそ200人が負傷した」と明らかにしています。
(軍の)ある情報筋は8日水曜、イラン国際通信イランプレスのインタビューで「米軍の戦場での対話のやり取りの傍受・監視から、イラン革命防衛隊のミサイル作戦でアサド空軍基地にかなりの人的、物的被害が出た事が伺える」としました。
現在、テヘラン南方の聖地ゴムの人々数千人に向けた、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の演説が(テヘランで)始まっています。
イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官の殉教、それに続く米テロリスト軍に対するイラン側の厳しい報復の後、イラン最高指導者が国民を前に演説するのは初めてのことで、これは極めて重要なものとされています。
ザリーフ外相
イランのザリーフ外相は、「わが国は国連憲章51条に基づき、自らを防衛する」と語りました。
ザリーフ外相は8日水曜、ツイッター上で「イランは自らの防衛にふさわしい行動をとる。イランの市民や上層幹部に対する臆病な攻撃が実行された拠点を標的とした」と述べました。
また、「わが国は戦争や情勢の緊迫化を求めていない。しかし、外部からの侵略に対してはあらゆる自衛を行う」としました。
バーゲリー合同参謀本部議長
イランのバーゲリー合同参謀本部議長は、「米国による新たな悪態・悪行の全ては、より大規模でより厳しい断固たる報復を受けるだろう」と語りました。
モガッダムファル総司令官顧問
イスラム革命防衛隊のモガッダムファル総司令官顧問は、イラク領内にあるアサド米軍基地の米軍テロリストに対するイランの厳しい報復に触れ、「米国のあらゆる反撃は、西アジア地域における彼らの利益すべてを破壊するもとになる」と述べました。
コウサル司令官
さらに、イスラム革命防衛隊のコウサル司令官は、「8日未明のアサド空軍基地に対する我が防衛隊のミサイル攻撃は、“報復の第一章”だとしています。
イラン国民は、革命防衛隊ソレイマーニー司令官の暗殺に対する『厳しい報復』を意味する今回のミサイル攻撃の後、街頭に繰り出して口々に「神は偉大なり」と唱え、米国が犯したテロへの報復を支持しました。
イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府の正式な招待により同国を訪問していたところをイラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス司令官らとともに、バグダッド空港付近で米軍に空爆され殉教しました。
イラン外務省報道官、「NATOは世界の人々に破壊、戦争、政情不安をもたらしただけ」 1月 09, 2020 16:36 Asia/Tokyo
https://parstoday.com/ja/news/iran-i58121
ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカによるイラン軍司令官のテロ暗殺を正当化したストルテンベルグNATO北大西洋条約機構事務総長による最近の声明を非難し、「NATOは近年、地域と世界の人々に破壊、戦争、政情不安しかもたらしていない」と述べました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官は8日水曜夜、「イラク合法政府により招待されていたイランの軍高官の暗殺に対する世界の驚きと不安とは裏腹に、NATO最大のメンバー国アメリカのテロ的で不条理な措置の正当化は、NATO事務総長による国際世論への嘲笑である」としました。
ムーサヴィー報道官は、「ソレイマーニー司令官の暗殺におけるアメリカ政府の行為を正当化することは、テロリストとの闘争、ISISの壊滅、そしてこれらの野蛮なテロリスト集団のヨーロッパへの越境のリスクを回避したことにおける、この偉大な司令官の役割を黙殺する事に等しい」と語りました。
さらに続けて、「イランは、その一部がNATOの下で活動している地域外の軍隊のテロ活動が終了し、地域の治安確保が地域諸国の政府に委ねられた時に、地域に治安が戻ると信じている」と強調しました。
イラク政府の正式な招聘によりイラクを訪問していたイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は、同行者数名とともに3日金曜未明、イラク・バグダッド空港付近でアメリカの侵略的テロリスト軍の空爆を受け殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、タクフィール派及び西アジア地域のISISを含むテロリストグループとの戦いにおける著名な人物でした。
米国人はこれを問題にした方がよいだろう
核兵器による9/11は、もはや無視できない、それは我々全員を殺しつつある ゴードン・ダフ
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/7ff86cb9d18b2b4e7f426f3fc404c047
イラク・米軍基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃で全壊 Pars Today 1月 09, 2020 18:47 Asia/Tokyo
https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i58125
イラクにあるアメリカのアサド軍事基地
イラクのある情報筋が、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド軍事基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃により全壊したとしています。
IRIBの報道によりますと、この情報筋は、「イランが同基地に対しミサイル攻撃を行った同日、同地区の対空防衛システムがミサイルの探知・捕捉機能を失っていたため、基地の重要な場所が標的にされた」としました。
また、あるシオニスト系の記者は8日水曜、ツイッター上で、「イランの8日未明のミサイル攻撃で負傷した224人の米軍兵士は航空機によって、イスラエル・テルアビブの病院に搬送され手当てを受けている」としています。
米軍によるイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ソレイマーニー司令官の暗殺事件を受け、同防衛隊は8日未明、イラクのアンバール州やクルド自治区のアルビールにある米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
革命防衛隊の消息筋は、今回のミサイル攻撃で米軍兵士少なくとも80人が死亡、ほか200人が負傷したとしています。
ソレイマーニー司令官は3日未明、イラク政府の正式な招きで同国を訪問中にイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官らとともに、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆により殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、西アジアでのタクフィール派やISISなどのテロ組織との戦いで優れた功績を残した人物です。
サウジがイランや中国に接近、石油のドル決済が揺らぐことを米国は恐れたとの説 櫻井ジャーナル 2020.01.09
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202001090000/
イラクを公式訪問したコッズ軍のガーセム・ソレイマーニー司令官をアメリカ軍はバグダッド空港で暗殺したが、その理由としてドルの問題が語られている。
本ブログでも書いたことだが、9月14日にはイエメンのフーシ派による攻撃でサウジアラビアの石油施設が大きなダメージを受け、9月28日にはサルマン国王が最も信頼していた警護責任者のアブドル・アジズ・アル・ファガム少将が射殺されている。イエメンへの軍事侵攻を主導してきたモハメド・ビン・サルマン皇太子に対する国王の信頼度が低下しているとも言われている。
サウジアラビア国王は2017年10月にロシアを訪問して防空システムのS-400に関心を示し、昨年10月にはイランと緊張緩和について話し合うことをイラク首相に約束している。その半月ほど後にロシアのウラジミル・プーチン大統領がサウジアラビアを訪問した。アメリカの強い影響下にあると考えられているサウジアラビアだが、その影響から逃れようとしているようにも見える。
アメリカは基軸通貨を発行する特権で生きながらえている帝国で、製造能力は放棄している。基軸通貨発行の特権と金融市場を操作する能力が支配力の源泉だと言えるだろう。
ドルを基軸通貨に留めておくため、アメリカの支配層は発行したドルを回収、あるいは吸収する仕組みを作った。そのひとつがペトロダラー。どの国も必要としている石油を産出するOPECに決済をドルに限定させ、貯まったドルをアメリカへ還流させる仕組みだ。産油国の中心がサウジアラビアである。
そのサウジアラビアがイランに接近することはペトロダラーの仕組みを揺るがすことになる。しかも、そこへロシアだけでなく中国も接近している。
今回の暗殺はアメリカから自立することは許さないという脅しだという見方があるのだが、そうした脅しにはアメリカ離れを加速させるという側面もある。
脅すためにアメリカは実際に武力を使わざるを得ない情況なのだが、それによってアメリカの軍事力が見かけ倒しだということが明らかになっていることも大きい。ここにきてのアメリカによる脅しはイランだけでなくイラクでも反米感情を高めてしまった。
イラン軍はアメリカ軍が駐留しているイラク西部のアイン・アル・アサド空軍基地やエル・ビルを攻撃した。アメリカ側は犠牲者が出ていないように説明しているが、イラン側は約80名のアメリカ軍関係者が死亡したと主張している。
アイン・アル・アサド空軍基地は暗殺に使われたUAV(無人機。ドローンとも呼ばれる)が飛び立った場所であり、エル・ビルはシリアを占領しているアメリカ軍向けの物資が保管されているのだという。
https://parstoday.com/ja/news/iran-i58086
イラン革命防衛隊による米軍基地へのミサイル攻撃
イスラム革命防衛隊は8日水曜未明、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド空軍基地に向かって数十発のミサイルを発射し、先のソレイマーニー司令官の暗殺という米侵略軍の犯罪に厳しい報復で回答しました。
最新のニュースです。(9日)
地元筋は「イラク領内のアメリカ軍基地に対するイラン革命防衛隊のミサイル攻撃により、甚大な人的・物的被害が生じた」としています。
イスラム革命防衛隊内の情報筋は、同防衛隊による強烈な報復攻撃により、少なくとも80名のアメリカ軍テロリストが死亡、他およそ200名が負傷したことを明らかにしました。
アメリカのトランプ大統領が、イランの報復攻撃に関する「重要な」演説の実施を約束し、また同大統領府の世論操作が行われた後、今度は受動的な発言を行い、対イラン追加制裁の実施を決定したことを明らかにしました。もっと読む
ミサイル発射から命中の瞬間 (動画)
もっと読む;視点;米侵略軍のテロに断固たる回答を与えたイラン革命防衛隊
、日本外務省はイラク国内の治安情勢が緊迫していることから、イラク全土の危険レベルを「退避勧告」に引き上げるとともに、首都バグダッドで避難を希望していた邦人の避難の終了に伴い、同地駐在の日本大使館を一時閉鎖した、としています。もっと読む
イランのザリーフ外相が、「イスラム革命防衛隊のミサイル作戦は、イラク政府の周知により実施された」とし、「イランはイラクの領土保全や独立性の維持を非常に重視している」と語りました。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、イラク治安筋はイランによるミサイル作戦の後、イラク西部アンバール州のアサド空軍基地に駐留しているアメリカ軍は、同基地へのイラク情報要員の接近や立ち入りを禁じているということです。もっと読む
イランの政府関係者が、同国のソレイマーニー司令官暗殺の報復として行われたイラク領内の米軍基地へのミサイル発射を支持し、米軍の地域駐留の終結の必要性を強調しました。もっと読む
アメリカ全土でトランプ大統領による戦争に反対するデモが呼びかけられる もっと読む
イラン大統領、「イランの最終的な報復は地域からの米軍の駆逐」もっと読む
イランのザリーフ外相「イランはアメリカが犯すどんな過ちにも、断固とした返答をするだろう」
「米国は、西アジア地域での最後の日々を過ごしている。この国はもはや地域においては未来がない」
「その結末は駐留米軍の地域からの撤退だ。軍事的措置は必要としない」 もっと読む
イランのザリーフ外相がトルコ、マレーシア、オーストリア各国の外相らとの電話会談に臨み、地域の最新の動きについて意見を交わしました。もっと読む
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が、米軍によるイランのソレイマーニー司令官の暗殺という犯罪に言及することなく、西アジアでの停戦成立を求めました。
ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は8日水曜、イラクにある米軍基地に対し、イランイスラム革命防衛隊がミサイル攻撃を行った事に触れ、西アジアでの武器使用の停止と協議の再開を求めています。
また、「西アジアにおいて対話のムードが作られるべきだ」と述べました。
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表も、地域での現在の情勢に対する強い憂慮の念を表明しました。もっと読む
アメリカの金融情報サイト・ブルームバーグによりますと、ポンペオ長官は7日火曜、アメリカの外交官らに対し、「イランとアメリカの間の外交が危険に陥らないよう、イランの反体制派組織との接触は全面的に制限される」としています。もっと読む
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イラク領内にある米軍基地2カ所に対するイランイスラム革命防衛隊のミサイル攻撃を「1発の平手打ちだ」とし、「今回のこうした形での軍事措置では十分ではない。地域に破壊や腐敗をもたらす米軍の駐留を終わらせなければならない」と語りました。
また、「米軍の地域駐留は終わらせなければならない」とし、「米国は、イランにこうした腐敗や破壊がもたらされる事を望み、これに執着している。交渉や話し合いは干渉や軍事駐留の前段に過ぎない」としました。もっと読む
ハーメネイー師
日本の菅官房長官は記者団に対し、政府は安倍首相の西アジア地域への訪問についてはっきりとした決定を下していないが、戦艦1隻と戦闘機2機をこの地域派遣が計画通り実行に移されると語り、オマーン海における日本の商船の安全な航行を確保するための情報を収集することがそのミッションであるとしています。もっと読む
イルナー通信によりますと、米トランプ大統領はツイッター上でイランのミサイル攻撃に言及し、現在、「被害について調査中だ」としました。
一方でトランプ大統領は、「すべてがうまくいっている」としています。
トランプ大統領のツイット
トランプ大統領は、7日火曜夕方に予定されていたテレビ演説をキャンセルし、米現地時間の8日水曜に延期しました。
米国防総省は、イラクにある米軍基地2カ所がイランイスラム革命防衛隊の弾道ミサイル12発以上の標的になっていたことを認めています。
ジョナサン・ホフマン報道官
同省のジョナサン・ホフマン報道官は、これらのミサイルはアンバール州のアサド基地、米軍が駐留するイラク北部クルディスタン地方のアルビールにある基地を攻撃したとし、「国防総省は現在、死傷者及び被害について調査中だ」と説明しました。
イランがイラクの米軍基地をミサイルで報復攻撃したことを受け、、日本の国家安全保障局は関係者に対し、緊張緩和に向けて外交努力に頼るよう求めた。
菅官房長官
8日水曜、日本の菅官房長官は記者団に対し、国家安全保障局は今回のミサイル攻撃をめぐり、安倍首相、防衛相、外相が出席しての協議の席を設けると語っています。
菅官房長官は、日本政府は西アジア地域の緊張の高まりを深く懸念しており、これ以上の緊張は避けるべきだと述べました。
その上で、日本政府は安倍首相の西アジア地域への訪問についてはまだ決定を下していないが、日本の艦船一隻と戦闘機2機の地域への派遣計画に変更はないと説明しました。
イスラム革命防衛隊内の情報筋は、同防衛隊による厳しい報復攻撃で「少なくとも80人の米軍テロリストが死亡、およそ200人が負傷した」と明らかにしています。
(軍の)ある情報筋は8日水曜、イラン国際通信イランプレスのインタビューで「米軍の戦場での対話のやり取りの傍受・監視から、イラン革命防衛隊のミサイル作戦でアサド空軍基地にかなりの人的、物的被害が出た事が伺える」としました。
現在、テヘラン南方の聖地ゴムの人々数千人に向けた、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の演説が(テヘランで)始まっています。
イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官の殉教、それに続く米テロリスト軍に対するイラン側の厳しい報復の後、イラン最高指導者が国民を前に演説するのは初めてのことで、これは極めて重要なものとされています。
ザリーフ外相
イランのザリーフ外相は、「わが国は国連憲章51条に基づき、自らを防衛する」と語りました。
ザリーフ外相は8日水曜、ツイッター上で「イランは自らの防衛にふさわしい行動をとる。イランの市民や上層幹部に対する臆病な攻撃が実行された拠点を標的とした」と述べました。
また、「わが国は戦争や情勢の緊迫化を求めていない。しかし、外部からの侵略に対してはあらゆる自衛を行う」としました。
バーゲリー合同参謀本部議長
イランのバーゲリー合同参謀本部議長は、「米国による新たな悪態・悪行の全ては、より大規模でより厳しい断固たる報復を受けるだろう」と語りました。
モガッダムファル総司令官顧問
イスラム革命防衛隊のモガッダムファル総司令官顧問は、イラク領内にあるアサド米軍基地の米軍テロリストに対するイランの厳しい報復に触れ、「米国のあらゆる反撃は、西アジア地域における彼らの利益すべてを破壊するもとになる」と述べました。
コウサル司令官
さらに、イスラム革命防衛隊のコウサル司令官は、「8日未明のアサド空軍基地に対する我が防衛隊のミサイル攻撃は、“報復の第一章”だとしています。
イラン国民は、革命防衛隊ソレイマーニー司令官の暗殺に対する『厳しい報復』を意味する今回のミサイル攻撃の後、街頭に繰り出して口々に「神は偉大なり」と唱え、米国が犯したテロへの報復を支持しました。
イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府の正式な招待により同国を訪問していたところをイラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス司令官らとともに、バグダッド空港付近で米軍に空爆され殉教しました。
イラン外務省報道官、「NATOは世界の人々に破壊、戦争、政情不安をもたらしただけ」 1月 09, 2020 16:36 Asia/Tokyo
https://parstoday.com/ja/news/iran-i58121
ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカによるイラン軍司令官のテロ暗殺を正当化したストルテンベルグNATO北大西洋条約機構事務総長による最近の声明を非難し、「NATOは近年、地域と世界の人々に破壊、戦争、政情不安しかもたらしていない」と述べました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官は8日水曜夜、「イラク合法政府により招待されていたイランの軍高官の暗殺に対する世界の驚きと不安とは裏腹に、NATO最大のメンバー国アメリカのテロ的で不条理な措置の正当化は、NATO事務総長による国際世論への嘲笑である」としました。
ムーサヴィー報道官は、「ソレイマーニー司令官の暗殺におけるアメリカ政府の行為を正当化することは、テロリストとの闘争、ISISの壊滅、そしてこれらの野蛮なテロリスト集団のヨーロッパへの越境のリスクを回避したことにおける、この偉大な司令官の役割を黙殺する事に等しい」と語りました。
さらに続けて、「イランは、その一部がNATOの下で活動している地域外の軍隊のテロ活動が終了し、地域の治安確保が地域諸国の政府に委ねられた時に、地域に治安が戻ると信じている」と強調しました。
イラク政府の正式な招聘によりイラクを訪問していたイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は、同行者数名とともに3日金曜未明、イラク・バグダッド空港付近でアメリカの侵略的テロリスト軍の空爆を受け殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、タクフィール派及び西アジア地域のISISを含むテロリストグループとの戦いにおける著名な人物でした。
米国人はこれを問題にした方がよいだろう
核兵器による9/11は、もはや無視できない、それは我々全員を殺しつつある ゴードン・ダフ
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/7ff86cb9d18b2b4e7f426f3fc404c047
イラク・米軍基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃で全壊 Pars Today 1月 09, 2020 18:47 Asia/Tokyo
https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i58125
イラクにあるアメリカのアサド軍事基地
イラクのある情報筋が、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド軍事基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃により全壊したとしています。
IRIBの報道によりますと、この情報筋は、「イランが同基地に対しミサイル攻撃を行った同日、同地区の対空防衛システムがミサイルの探知・捕捉機能を失っていたため、基地の重要な場所が標的にされた」としました。
また、あるシオニスト系の記者は8日水曜、ツイッター上で、「イランの8日未明のミサイル攻撃で負傷した224人の米軍兵士は航空機によって、イスラエル・テルアビブの病院に搬送され手当てを受けている」としています。
米軍によるイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ソレイマーニー司令官の暗殺事件を受け、同防衛隊は8日未明、イラクのアンバール州やクルド自治区のアルビールにある米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
革命防衛隊の消息筋は、今回のミサイル攻撃で米軍兵士少なくとも80人が死亡、ほか200人が負傷したとしています。
ソレイマーニー司令官は3日未明、イラク政府の正式な招きで同国を訪問中にイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官らとともに、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆により殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、西アジアでのタクフィール派やISISなどのテロ組織との戦いで優れた功績を残した人物です。
サウジがイランや中国に接近、石油のドル決済が揺らぐことを米国は恐れたとの説 櫻井ジャーナル 2020.01.09
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202001090000/
イラクを公式訪問したコッズ軍のガーセム・ソレイマーニー司令官をアメリカ軍はバグダッド空港で暗殺したが、その理由としてドルの問題が語られている。
本ブログでも書いたことだが、9月14日にはイエメンのフーシ派による攻撃でサウジアラビアの石油施設が大きなダメージを受け、9月28日にはサルマン国王が最も信頼していた警護責任者のアブドル・アジズ・アル・ファガム少将が射殺されている。イエメンへの軍事侵攻を主導してきたモハメド・ビン・サルマン皇太子に対する国王の信頼度が低下しているとも言われている。
サウジアラビア国王は2017年10月にロシアを訪問して防空システムのS-400に関心を示し、昨年10月にはイランと緊張緩和について話し合うことをイラク首相に約束している。その半月ほど後にロシアのウラジミル・プーチン大統領がサウジアラビアを訪問した。アメリカの強い影響下にあると考えられているサウジアラビアだが、その影響から逃れようとしているようにも見える。
アメリカは基軸通貨を発行する特権で生きながらえている帝国で、製造能力は放棄している。基軸通貨発行の特権と金融市場を操作する能力が支配力の源泉だと言えるだろう。
ドルを基軸通貨に留めておくため、アメリカの支配層は発行したドルを回収、あるいは吸収する仕組みを作った。そのひとつがペトロダラー。どの国も必要としている石油を産出するOPECに決済をドルに限定させ、貯まったドルをアメリカへ還流させる仕組みだ。産油国の中心がサウジアラビアである。
そのサウジアラビアがイランに接近することはペトロダラーの仕組みを揺るがすことになる。しかも、そこへロシアだけでなく中国も接近している。
今回の暗殺はアメリカから自立することは許さないという脅しだという見方があるのだが、そうした脅しにはアメリカ離れを加速させるという側面もある。
脅すためにアメリカは実際に武力を使わざるを得ない情況なのだが、それによってアメリカの軍事力が見かけ倒しだということが明らかになっていることも大きい。ここにきてのアメリカによる脅しはイランだけでなくイラクでも反米感情を高めてしまった。
イラン軍はアメリカ軍が駐留しているイラク西部のアイン・アル・アサド空軍基地やエル・ビルを攻撃した。アメリカ側は犠牲者が出ていないように説明しているが、イラン側は約80名のアメリカ軍関係者が死亡したと主張している。
アイン・アル・アサド空軍基地は暗殺に使われたUAV(無人機。ドローンとも呼ばれる)が飛び立った場所であり、エル・ビルはシリアを占領しているアメリカ軍向けの物資が保管されているのだという。