教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

AKB0048に科せられたハードル

2012-01-29 00:01:42 | オタネタ全般
AKB0048。
それはAKB48のアニメ版。
・・・とは名ばかりの超銀河SFアイドルアニメなのであった。



さて。
このAKB0048、実は意外に科せられたハードルが高いのではないかという気がしてきた。

それはなぜか?

非常に完成度の高い先人がすでに通った後だからである。



単にバーチャルアイドルという意味では初音ミクを超えるどころか比較の土台に上がることさえ不可能。

音楽をやっている女の子グループのなにげない日常という意味では”けいおん!”の二番煎じなどという扱いとなる。

ガチにアイドルたちの成長物語を描くならば”アイドルマスター”と比べられる。

CGで描いた女の子のステージの立ち回りを売りにするならば”プリティーリズム・オーロラドリーム”と同等以上のものを要求される。

アイドルだとか関係なしにSFっぽい萌えアニメという売りにしたとしても”インフィニット・ストラトス”のあの威力に肉薄しうるものを果たして作りえるだろうか。

ただ美少女を大量投入しただけのスペースオペラも数多くあるし、歌で宇宙戦争を終結させたアニメも既にある。

そして歌って踊って戦うアイドルも”戦姫絶唱シンフォギア”が既に成してしまった。
・・・いや、シンフォギアはAKB0048とおなじサテライトが元請か。



AKB48はアイドルグループとしては既に向かうところ敵なし。

しかしそれはアイドルとしてそうなだけだ。
アニメにおいては全くの無名にすぎないのだ。

アニメの世界は魑魅魍魎の猛者どもが跳梁跋扈してなお収益に苦しむ羅刹の世界。
どんなにツラの皮がかわいかろうと実写の女には見向きもしない上にアニメを見ることだけを生きがいとして日々寝食を忘れて没頭するアニオタの世界一厳しい審美眼の元に作品をさらさなければならない宿命を負う。

> おまえ達は生まれたばかりの赤子のような吸血鬼で、私達はその吸血鬼の殲滅機関

かのHELLSINGのインテグラ卿のセリフを思い出さざるを得ないではないか。



さあサテライト、我々アニオタに
「AKB0048はAKB48とは違ってすごく萌えた」
と言わしむる作品を作ってみせてほしい。

わたしはAKB48は正直どーでもいいがAKB0048には期待している。
我々とは異なる世界においてその世界を制覇した者たちが持ち込んでくるものがいったい何なのか、それを見極めたい。


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