教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

マンガのモカさんか、アニメのモカさんか

2009-01-08 02:45:41 | オタネタ全般
今回はロザリオとバンパイアのお話。
アニメのcapu2も見終わってしまい、マンガのほうにも手を出しはじめたので。

この手のメディアミックス作品は、どーしても原作と原作以外の差分が目についてしまう。
ロザバン(個人的にはロザパイと略したいとこだが)だと覚醒後のモカさんの絵がずいぶん違いますなあ。
アニメのモカさん(赤夜萌香:覚醒後)はオトナの魅力、マンガのモカさんは妖艶な美しさというか。

もちろんふつうは原作に忠実に再現されたほうが良い場合がほとんどだ。
しかし、この違いはどこから来るのだろう。

さいしょに酷い例からあげたいと思う。

かつて、某マシン用につくられた○×○EYESのアドベンチャーゲーム、これはすごかった。なにがすごいって、最後のほうはゲームオリジナルキャラしか出てこないからぜんぜん萌えない・・・。おれは○×○EYESのゲームをしてるんじゃなかったのか?と自分に問いかけてしまうほどだ。
これ以上に忠実さのかけらもない例をあげるとすれば、「『ファ』をつけるセンスに感服した」とまで言われる伝説の別物ゲーたるファザナドゥをあげるしかない。

もちろんこんなのは論外だ。

じゃあ、マンガのモカさんとアニメのモカさんはどうなのか。
アニメのモカさんはアゴがとんがっている気がする。そのせいか、一見すると萌えアニメのヒロインとしては異例に長いアスペクト比(笑)に見えるような。
あと、目の書きかたが似てて違う気がする。アニメのほうは良くも悪くも無難だが、マンガのほうは書き込みに気合い入ってて美しいけど何となく読者を選びそうな。
髪のかきかたとかも話したくなるが、まあこれくらいにしておこう。

これについての素人考えだが、アニメにするにあたって、より大衆受けしそうなフォルムにデチューンしたり、TV用の解像度まで下げたとしても問題なく表現できる絵柄に簡略化する作戦にでることは大いにありうるんじゃないかと思う。それがこの違いなのかもしれん。(もちろん、本質を失ってはいけない。グラップラー刃牙のように筋肉の描きかたに魂がやどっているマンガなど、そういうところではデチューンするとダメダメだ。)

わたしは好きなんだけど、GONZOやXEBECみたいなオリジナルのシリアスアニメが大得意な会社は、どっちかというと萌え作品のアニメ化は世間の評判いまいちな気がするなあ。
わたしとしては、製作者サイドに強い信念というか確信というか、そんなのがあって、あえて原作をプチカスタマイズするぶんには(たとえコケたとしても)全然かまわんと思うんだけど、そのへんはどうなんだろうか・・・。

ロザバンではというと、マンガのモカさん(覚醒後)の妖艶な美しさが少し損なわれたのは残念だとしても、アニメのモカさん(覚醒後)のオトナの魅力が付加されたのは嬉しい誤算ということで、わたしとしては◎としたい。ようは萌えるから結果オーライということで(笑)。

ロザバンはすばらしいアニメだと思うが、アニメで唯一残念なところはパンチラが多すぎてパンチラの価値が大暴落しているところかな。これでパンチラが多すぎてPTAから苦情がきたら本末転倒だわ。
マンガではパンチラはここぞというときにしか出てこないから、でたら「おおぉ!」と思ってしげしげと見てしまうし、トーンはって影で表現して見えないところなんか「お姉さま今日はましゃかノーパソですか!?」とドキッとする(爆)。これがホンモノのパン「チラ」にあられまする。原作者はよくわかってらっしゃいますなあ。

たぶん無いんだろうけど、続々編(capu3?)に期待したい。

というか、製作元のGONZOヤバイとかウワサで聞くんだけど大丈夫なんかしら・・・。



(次回はGONZOという会社についてを予定)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿