「米ロサンゼルス 初音ミク コンサート」が感動の大成功!! 新たな伝説の誕生へ
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51805816.html
ロスでまで初音ミクのコンサートがあったらしい。
YouTubeの動画を見てみると(当然ながら)全部日本語の歌なわけだが、ヤツら本当にそれで満足できたのだろうか。
とはいっても、あれだけ客が集まるのだから大したものだ。
かつて我々はいつかバーチャルのアイドルがホンモノのアイドルに肉薄する日が来ると予測していた。
それはときメモのときに既に半ば実現済でもあるので、予測していたという言い方は適切ではなく、そのとき既になっていたと言うほうが正しいのかもしれない。
とはいっても初音ミクのようなかたちで進化するとは予想外ではあったが。
かつて、いつか実現すると思っていた全然別のことがある。
それは機械翻訳についてである。
プログラミング言語ほど規則が単純明快ではないものの、人の話す自然言語はプログラミング言語同様に手続きの固まりでできたものである。
したがって、その膨大な手続きを全部コンピューターにつっこんでやれば、それだけのメモリ空間とアルゴリズムの速度さえ満たせれば、人の話すレベルと同等とはいかないものの、十分実用的なものは作れうると予想していた。
(実際にはそんな口でいうほどカンタンにできるようなもんではないが・・・)
それがあれば、バベルの塔の崩壊の際に発生した言語の壁というものがほぼ無くなる。
うがった見方をすれば、英語ができたところでCOBOLのプログラミングができるのと同じくらいの世間的な有用性しかなくなるかもしれない。
そう思っていた。
さてどうなったか?
それは部分的には実現した。
Google翻訳であり、Excite翻訳である。
わたしはそれらwebの無料翻訳サービスを駆使し、英語しかない電子部品のpdfのデータシートを読んだり、外国の企業の決算書を読んで外国株投資したり、個人輸入して時計を買ったりしている。
機械翻訳の結果は自然言語としてはおかしなものが吐き出されるし解読するのにコツが必要だが、既にわたしも実用的に使っていることからして素晴らしい成果物であるのは間違いなかろう。
そういう意味では英語ができないヤツにとって実に良い世の中になったと思う。
しかし!
それはそれとして、昨今はもっとグローバル展開しなければならないことがかなり増えた。
そこで機械翻訳がどれほど役に立つかというと、役に立たないことのほうがむしろ多い。
なぜ役にたたないかというと、音声認識の機械翻訳が実用レベルに達しておらず、しかもしばらく実用レベルに達しそうにないということが原因である。
ようするにだ。
機械翻訳ができる未来はそれなりに実現したが、いざ蓋を開けてみれば人間の能力として英語ができることの有用性は1世代昔より高まってしまっていたというわけだ。
石原莞爾の世界最終戦論やマルクスの資本論のような実現性についてのもどかしさを感じずにはいられない。
昨今では、日本人の英語能力が世界でも突出して低いことが問題視されている。
それの正攻法の解決手段は学校で行われる英語の授業の改革である。
それ以外には英語の第二公用語化やTOEICの点数義務化などの過激な案も提案されている。
どうやって解決するにしても、その中心人物に日教組が必ず絡んでくることを考えると、短期にマトモな解決方法が実行されることは絶対ありえない。
しかし!
実はもう1つ解決方法がある。
実用レベルに耐えうる音声認識の機械翻訳を完成させることである。
初音ミクでホンモノのアイドルを超えるものを造り得たわが国ならばそれはできるはずだ。
わたしはそう期待している。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51805816.html
ロスでまで初音ミクのコンサートがあったらしい。
YouTubeの動画を見てみると(当然ながら)全部日本語の歌なわけだが、ヤツら本当にそれで満足できたのだろうか。
とはいっても、あれだけ客が集まるのだから大したものだ。
かつて我々はいつかバーチャルのアイドルがホンモノのアイドルに肉薄する日が来ると予測していた。
それはときメモのときに既に半ば実現済でもあるので、予測していたという言い方は適切ではなく、そのとき既になっていたと言うほうが正しいのかもしれない。
とはいっても初音ミクのようなかたちで進化するとは予想外ではあったが。
かつて、いつか実現すると思っていた全然別のことがある。
それは機械翻訳についてである。
プログラミング言語ほど規則が単純明快ではないものの、人の話す自然言語はプログラミング言語同様に手続きの固まりでできたものである。
したがって、その膨大な手続きを全部コンピューターにつっこんでやれば、それだけのメモリ空間とアルゴリズムの速度さえ満たせれば、人の話すレベルと同等とはいかないものの、十分実用的なものは作れうると予想していた。
(実際にはそんな口でいうほどカンタンにできるようなもんではないが・・・)
それがあれば、バベルの塔の崩壊の際に発生した言語の壁というものがほぼ無くなる。
うがった見方をすれば、英語ができたところでCOBOLのプログラミングができるのと同じくらいの世間的な有用性しかなくなるかもしれない。
そう思っていた。
さてどうなったか?
それは部分的には実現した。
Google翻訳であり、Excite翻訳である。
わたしはそれらwebの無料翻訳サービスを駆使し、英語しかない電子部品のpdfのデータシートを読んだり、外国の企業の決算書を読んで外国株投資したり、個人輸入して時計を買ったりしている。
機械翻訳の結果は自然言語としてはおかしなものが吐き出されるし解読するのにコツが必要だが、既にわたしも実用的に使っていることからして素晴らしい成果物であるのは間違いなかろう。
そういう意味では英語ができないヤツにとって実に良い世の中になったと思う。
しかし!
それはそれとして、昨今はもっとグローバル展開しなければならないことがかなり増えた。
そこで機械翻訳がどれほど役に立つかというと、役に立たないことのほうがむしろ多い。
なぜ役にたたないかというと、音声認識の機械翻訳が実用レベルに達しておらず、しかもしばらく実用レベルに達しそうにないということが原因である。
ようするにだ。
機械翻訳ができる未来はそれなりに実現したが、いざ蓋を開けてみれば人間の能力として英語ができることの有用性は1世代昔より高まってしまっていたというわけだ。
石原莞爾の世界最終戦論やマルクスの資本論のような実現性についてのもどかしさを感じずにはいられない。
昨今では、日本人の英語能力が世界でも突出して低いことが問題視されている。
それの正攻法の解決手段は学校で行われる英語の授業の改革である。
それ以外には英語の第二公用語化やTOEICの点数義務化などの過激な案も提案されている。
どうやって解決するにしても、その中心人物に日教組が必ず絡んでくることを考えると、短期にマトモな解決方法が実行されることは絶対ありえない。
しかし!
実はもう1つ解決方法がある。
実用レベルに耐えうる音声認識の機械翻訳を完成させることである。
初音ミクでホンモノのアイドルを超えるものを造り得たわが国ならばそれはできるはずだ。
わたしはそう期待している。
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