教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

へんな歯医者

2010-07-24 00:01:44 | 経済/経済/社会
我が家の最寄り駅近辺に歯医者が2件ある。
しかもお互いすぐそばにある。
そのうちの一方がいきつけの歯医者になるのだが、これがまた変な歯医者なのだ。

まず、行ってみるとたいがい客がいない。
歯医者の先生はいつもヒマをもてあまして待合室でTV見て遊んでいる。

いちおう予約制なので、行くときには予約をいれてから行く事になっている。
しかし、待合室にあるマンガを読みたいからというので30分くらい早めにいっても、客がいないので1秒も待たずに診察になる。
予約したのを忘れかけて1時間遅れていったところで、先生がヒマそうにTV見てるだけのことでしかない。

入ったら入ったでまた変なところである。
ふつうの一軒屋を改造して歯医者にしたような構造なのだが、治療室は台所そのまんま。
ふつうにキッチンが併設されているし、医療用のなんだかんだは台所用の収納用品のなかに入れてあるし、X線装置も押入れをとっぱらって押し込んである。
歯型をとるときに材料混ぜているときなんか、傍からみたら料理しているようにしか見えやしない。

極めつけはアレだ。
先生は日本人名だが日本語がビミョーに不自由ときた。

ちなみに、もう1方の歯医者はしごくマトモである。
部屋はフツーの歯医者な感じだし、先生もフツー。
だからか知らんがいつも混んでる。

このいきつけの歯医者、世間の皆さんに避けられているんじゃないかという気がプンプンする。
実は免許持ってないんじゃないかって、ご近所さんにウワサされていても何の不思議もないほどだ。

でも、別に致命的に悪い思いをしたことも特にない。

できた銀歯がダメだったときなんか、
「作り直すから今日はタダでいい」
って言ってくれるし。

後日、治療の出来映えをチェックするときもそんな感じだ。
よく診察をタダでやってくれる。
何ヶ月以内に取れたらタダで治してやるとよく言ってくれる。
アフターサービスも悪くない。

混んでる歯医者だと、時分割多重で治療することがよくある。
そういうときは口あけたままほったらかしにされる。
でも、客がいない歯医者ならそんなことにはまずならない。

もう一方の歯医者なんて、混んでてめんどうだし、もう今さら行ってらんないのだ。



最近世間でよく言われることがある。

日本企業はリスクを取ろうとしないとか。
安定指向すぎて成長戦略を描けていないとか。
チャレンジング精神を忘れてしまったとか。

何の事はない、庶民の歯医者選びでさえそんなもんなのだ。

歯医者にいったら台所だったってぇだけで敬遠するようなヤツに
「リスクを取れ!」
だなんて批判する権利はないよ。


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