教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

最高の死にかた

2012-02-25 00:04:19 | オタネタ全般
小説のなかで故人の死にかたを変造し、
あろうことかバケモノに食われて死んだということにしたら、
はたしてそれはどう思われるだろうか?

けしからん!
故人を偲ぶ心はないのか!
遺族に申し訳ないと思わないのか!

とまあ、当然そうなるわな。

しかし!

数は少ないが、確実に例外は存在する。

その人の名をハワード・フィリップス・ラヴクラフトという。
クトゥルー神話の始祖である。



彼はごく普通の病気で亡くなった。
しかし、彼の残したクトゥルー神話体系は読者の中で生き続けた。

とまあ、これくらいのキャッチコピーならどこにでも転がっている。
ラヴクラフトのおもしろいところはそこではない。

ダーレスをはじめ多くの残された作家がクトゥルー神話体系の世界観を共有し、次から次へと新たな創作を世に投入しつづけた。
そこで数多くの新たな設定がいつの間にやら付与されていった。
その中の1つがラヴクラフトの死についてである。

クトゥルー神話では、ラヴクラフトは秘密を知りすぎたがために透明なバケモノに生きたまま食われて死んだとされているのだ。

ふつうならばこれはあまり褒められた行為ではないかもしれない。
しかしラヴクラフトは、後に続いたファンの力によって死した後にラヴクラフト本人の世界観に取り込まれた。
彼は死してホンモノの二次元の世界の住人となったのだ。

これ以上にすばらしい死にかたが他にあるか!?

世の中は広いもので、なかには金正日みたいに死んで剥製になった変人もいる。
だが、あんな見世物小屋の展示物とは格が違うほどこれはすばらしいことだ。



日本ではシェアードワールド自体ほとんどない。
有名どころはソードワールドくらいなものだろうか。
最近は聖闘士聖矢がそうなりかけている感じはする。

だから当の本人が死して作中のちょい役になり行き続けるということはまずなかろう。

ニコマスでいうと実解析P氏が若干それに近いかもしれない。
氏は他の人の作品で登場人物になっているのをたまに見かける。

いつの間にやらニコマスで男の娘疑惑がとりだたされ、
いつの間にやら涼ちんの色違い(たとえば服はピンク)が実解析P氏だということになってしまっているようだ。
(その立ち絵の製作者は当の本人っぽいような気もするが・・・)

もしうまくいけば、氏はアイマスとニコニコがある限り、ネットの海の中を未来永劫永遠に二次元世界の住人として生き続けることになる・・・かもね?






参考:

実解析Pとは (ジツカイセキピーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AE%9F%E8%A7%A3%E6%9E%90p



実解析Pは女子とは (ジツカイセキピーハジョシとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%AE%9F%E8%A7%A3%E6%9E%90p%E3%81%AF%E5%A5%B3%E5%AD%90



真が実解析Pから女子力を学ぶようです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14919269






追伸:

ネタなんか思いつけば次の理工学m@sterにも出るぜい!


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