超低高度で月面を捉えた「かぐや」映像公開~若田飛行士帰還日時も決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000010-rbb-ent
↑このYahoo!ニュースで知ったのだが、YouTubeにJAXAチャンネルが開設されているらしいという記事を見たので・・・
http://www.youtube.com/user/jaxachannel
↑ネタ元へ早速行ってみた。
これがなかなかおもしろい。
月面映像もおもしろかったが、本当におもしろいのはこれじゃあない。
日本人宇宙飛行士の映像もあったが、こっちは興味もないので見てもいない。
教育用コンテンツ、いわゆる良い子むけ番組もあったが、そっちもシカトでいい。
じゃあ、なにがおもしろいのか?
天体やテクノロジーに関する解説モノがじつに良くできていておもしろいのだ。
むかしは解説モノのTV番組、つまりJAXAチャンネルであるようなものも多少あったが、いまはほとんど無い。
昨今はTVをつけてもくだらん番組ばっかりだし、どっちかというとアタマの悪い人向けに作っているような気がして、おもしろいと思うよりも見ていてムカついてくるような番組がたくさんある。いまはTVというとアニメくらいしか見てない。
ニュースにしても、事実を伝えるという大前提を逸脱しかけているほど公正さを欠いた構成が多すぎて全く見る気がしない。わたしはニュースというとロイターのwebサイトとかしか見てないよ。
むかしはそうではなかった。
解説モノのTV番組があったのが最も大きな違いではあるまいか。
あのころは、おさな心にワクワクするTV番組がいくつもあった。
ハレー彗星が接近したときやボイジャーが惑星に接近したときなんか、各局が競って天文学やテクノロジーの特番を組んで放送したものだ。
あのときはとても興奮したのを今でも憶えている。
はじめは宇宙飛行士になりたいと思っていた。
それが、いつしか宇宙物理学や先端テクノロジーを理解したい、ロケットを打ち上げる科学者や技術屋になりたい、そう思うようになった。
結局は宇宙関係を専攻するのはヤメにしたが、技術屋になりたいという夢はいつまでも持っていたし、そしていまは夢がかなって技術屋である。
もし仮にタイムマシンに乗って過去の自分に会ったとしても
「おまえの将来の夢はそれなりに近い形で叶う!」
と自信を持って言えると思う。
それもこれもハレー彗星やボイジャーのときにTV局が特番をくんでくれた影響がかなり大きいだろう。
だが今はどうだ!?
そんな番組なんてありはしない!!
かろうじてある宇宙関係の放送だって酷い有様だ。
宇宙飛行士がアイドルあつかいされて、それで報道は終わりだ。
月面映像が出たとしても、どうやって撮影したとか、月について新しいことが解ったとか、そんなこと一切出てきはしない。
こんなことでワクワクするやつがいるか!!!
どうヒイキ目に考えても、技術屋になろうと思う子供が現れる要素があるとは思えない。
日本は自らの意思で技術立国日本から滑り落ちようとしているようにしか思えない。
わたしがいま子供だったとしたら、技術屋になりたいと思うかというと、そいつは甚だ疑問である。
しかし!
JAXAチャンネルは実に良くできていた。
実におもしろかった。
子供時代を通り過ぎたわたしでさえワクワクした。
こんなものをまだ日本で作れるとは思わなかった。
それに、子供のころに見ていたワクワク感、10年以上忘れていたあの感動を思い出しもした。
つきなみだが、「あの頃の感動をもう一度」という使い古されたキャッチコピーそのものだった。
これからはJAXAの啓蒙活動に期待したい。
そしてテクノロジーにワクワクする子供が現れ、技術立国日本はいつまでもそうであることを願う。
追伸:
映像だけではなくてマンガも紹介しよう。
宇宙開発の熱い読み物として、”栄光なき天才たち” の8巻を挙げたい。
単行本ごとに完結しているので8巻だけ読んでも問題ない。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AA%E3%81%8D%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%9F%E3%81%A1-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%A3%AE%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%90%BE/dp/4088614801
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090604-00000010-rbb-ent
↑このYahoo!ニュースで知ったのだが、YouTubeにJAXAチャンネルが開設されているらしいという記事を見たので・・・
http://www.youtube.com/user/jaxachannel
↑ネタ元へ早速行ってみた。
これがなかなかおもしろい。
月面映像もおもしろかったが、本当におもしろいのはこれじゃあない。
日本人宇宙飛行士の映像もあったが、こっちは興味もないので見てもいない。
教育用コンテンツ、いわゆる良い子むけ番組もあったが、そっちもシカトでいい。
じゃあ、なにがおもしろいのか?
天体やテクノロジーに関する解説モノがじつに良くできていておもしろいのだ。
むかしは解説モノのTV番組、つまりJAXAチャンネルであるようなものも多少あったが、いまはほとんど無い。
昨今はTVをつけてもくだらん番組ばっかりだし、どっちかというとアタマの悪い人向けに作っているような気がして、おもしろいと思うよりも見ていてムカついてくるような番組がたくさんある。いまはTVというとアニメくらいしか見てない。
ニュースにしても、事実を伝えるという大前提を逸脱しかけているほど公正さを欠いた構成が多すぎて全く見る気がしない。わたしはニュースというとロイターのwebサイトとかしか見てないよ。
むかしはそうではなかった。
解説モノのTV番組があったのが最も大きな違いではあるまいか。
あのころは、おさな心にワクワクするTV番組がいくつもあった。
ハレー彗星が接近したときやボイジャーが惑星に接近したときなんか、各局が競って天文学やテクノロジーの特番を組んで放送したものだ。
あのときはとても興奮したのを今でも憶えている。
はじめは宇宙飛行士になりたいと思っていた。
それが、いつしか宇宙物理学や先端テクノロジーを理解したい、ロケットを打ち上げる科学者や技術屋になりたい、そう思うようになった。
結局は宇宙関係を専攻するのはヤメにしたが、技術屋になりたいという夢はいつまでも持っていたし、そしていまは夢がかなって技術屋である。
もし仮にタイムマシンに乗って過去の自分に会ったとしても
「おまえの将来の夢はそれなりに近い形で叶う!」
と自信を持って言えると思う。
それもこれもハレー彗星やボイジャーのときにTV局が特番をくんでくれた影響がかなり大きいだろう。
だが今はどうだ!?
そんな番組なんてありはしない!!
かろうじてある宇宙関係の放送だって酷い有様だ。
宇宙飛行士がアイドルあつかいされて、それで報道は終わりだ。
月面映像が出たとしても、どうやって撮影したとか、月について新しいことが解ったとか、そんなこと一切出てきはしない。
こんなことでワクワクするやつがいるか!!!
どうヒイキ目に考えても、技術屋になろうと思う子供が現れる要素があるとは思えない。
日本は自らの意思で技術立国日本から滑り落ちようとしているようにしか思えない。
わたしがいま子供だったとしたら、技術屋になりたいと思うかというと、そいつは甚だ疑問である。
しかし!
JAXAチャンネルは実に良くできていた。
実におもしろかった。
子供時代を通り過ぎたわたしでさえワクワクした。
こんなものをまだ日本で作れるとは思わなかった。
それに、子供のころに見ていたワクワク感、10年以上忘れていたあの感動を思い出しもした。
つきなみだが、「あの頃の感動をもう一度」という使い古されたキャッチコピーそのものだった。
これからはJAXAの啓蒙活動に期待したい。
そしてテクノロジーにワクワクする子供が現れ、技術立国日本はいつまでもそうであることを願う。
追伸:
映像だけではなくてマンガも紹介しよう。
宇宙開発の熱い読み物として、”栄光なき天才たち” の8巻を挙げたい。
単行本ごとに完結しているので8巻だけ読んでも問題ない。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AA%E3%81%8D%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%9F%E3%81%A1-8-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%A3%AE%E7%94%B0-%E4%BF%A1%E5%90%BE/dp/4088614801
JAXA Channel面白そうですね。
私も観てみようと思います。
私は昨年に某娯楽施設で観た宇宙とか惑星の解説番組が印象に残っています。
そこでは親が真剣に見入っていたせいなのか分かりませんが子どもが一人泣いていました。
そういえばハレー彗星の記憶があるってえと、いい歳なのがバレそうな。(^^;