見ないフリ

一時的な対応策にしかならない現実逃避をずっとするブログ

猫と犬 ―避妊手術について―

2011-06-14 | 生活

猫や犬を飼うと、わが家では避妊手術をします。

子どもが産まれたら、その世話はできないし、
もらってくれる人を探すことも大変だし、面倒くさいし。
発情期うるさいし。

産まれた子まで責任もって飼う自信がありません。

飼い主のエゴです。


残酷よね。
勝手に睾丸や卵巣、子宮とっちゃうんだもんね。
自然じゃないよね。

そんなら、生き物飼うなって話よね。

でも飼う。なんだろ、最低?


ごめんよー
わたしは、ルナちゃんといて幸せだったのですが、
あなたはどうだったでしょうか?


猫と犬

2011-06-14 | 生活
あなたは猫派?それとも犬派?
両方食べたい欲張りな君へ!

というわけで、猫と犬について。


猫については谷崎潤一郎氏に語ってもらいます。

“猫は頗る技巧的で表情に複雑味があり、甘えかゝるにも舐めたり、
頬ずりしたり、時にツンとすねてもみたりして、緩急自在頗る魅惑的です。
しかも誰かそばに一人でもゐると、素知らぬ顔してすまし返つてゐる。
そして愛してくれる対手と二人きりになつた時、はじめて一切を忘れて媚びてくる
―媚態の限りを尽くして甘えかゝつてくる、と云つた風でなかなか面白い。”

(谷崎潤一郎全集23巻 ねこ より引用)


そうそう。全くそう。
あのツンデレ感がたまらん。
猫かわいい。


犬もね、かわいい。
けど、あの誠実さが重くて。ダメ。

飼い主の足音を覚えていて、出かけて家に帰ってくると
顔が見える前から犬小屋から出てきていて、
しっぽ振って迎えてくれるわけです。「おかえり~!」って。

雨でも夜遅くても、
体調悪くても、どんなときでも

家の人が外に出るたび、わざわざ犬小屋から出てきて
「こんにちは~!ごきげんよう、エヘ~」
って笑うわけ。

そうされるからには、こっちも
「かわいいな~こいつ~」
ってワシャワシャ撫でてあげるのだけど、

いつも相手できるわけじゃないし、
そういう気分じゃない日もあるから、
無視したり、ハイハイ、って受け流したり、
心ここにあらずで撫でてる日もあるわけ。

こんないい加減な飼い主に対して、
なんでそんな常に100でぶつかってくるの?って思う。

犬は常に100だけれど、こっちは100の日もあれば0の日もある。
0の日に100でこられるとしんどいのね。
忠誠心が重い。


犬のそういうところって
母親に対する幼児と似ている。

どんなに無視しても殴っても、食事抜いても
「おかあさーん」
って寄ってくる感じ。

苦手だ。


カメラとか向けられるの、苦手なんです。

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で、いなくなった今思うわけよ。
なんで、いつも100に答えてあげなかったのか自分って。

猫はさ、向こうも100だったり10だったりするから、
お互い様って感じなんだけど、
むしろこっちが100の日が多いくらいなんだけど、犬はねー。