脳のミステリー

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久々の気功レッスン

2009-09-10 10:39:58 | Weblog
                           自然の中で気功を行ったら…


気になっていた台風10号は北海道からも遠くに離れ、更に気になっていた熱帯性低気圧も遙か南西に日本を遠ざけているようです。
気にせず、心配無用ということで気功のレッスンに一ヶ月ぶりに行ってきました。

気功とは 「生体エネルギー」であり、気功では「気はつなぐもの、感じるもののひとつ」と考えられています。
中国では 混沌の中にまず気が生まれ、気が変化して宇宙が生まれたといい伝えられてきました。
荘子は「気があつまればすなわち生、気が散ずればすなわち死」といっています。
その意味で「気」は生命の源といわれてきました

呼吸は 気のコントロールに大変重要なものです。
気功は気を中心にして考えますので、呼吸法だけではなく、
気功の三要素、即ち姿勢・呼吸・意念をバランス良く一致させることが大切です。
でも、不随意に動いている内臓の中で唯一コントロールできるのが呼吸なので、
外から内に影響を及ぼしていこうとする時に、大切なのが呼吸法です。
緊張しない心身の状態、環境が必要で、満腹の時は、一時間ほど時間を置いて、
反対に極端な空腹の時は、適度に空腹を癒してから練習するのが望ましいです。

気功は、病気の予防・治療に顕著な効果があることが知られていますが、
深い『入静』(冥想状態)のもとでは、脳の酸素消費量が熟睡時の倍にもなります。
按功は主として経絡治療ですが、比較的簡単な大脳休息にも役立ちます。
気功を構成する重要な要素として、次の三要素を覚えておいて得貰いたいと思います。
(1) 調身(正しい体勢) 
(2) 調息(呼吸法)
(3) 調心(意念) 
これら三要素の鍛練を通じて心身のバランスを整え、潜在能力を引き出すのが気功なのです。

気功には数千、数万の種類が世界中に存在していると言われますが
気功の基本はひとつで「気」の循環を促成する事にあります。

「気」を活用することにより、人の本来もっている潜在能力を開拓する事ができます。
・脳の潜在能力 → 現在の脳生理学によると、人間は本来持っている可能性のほんの僅かしか活用していないません。
「気」を高めて顕在意識と潜在意識の壁を取り除く事により、潜在能力を顕在化することができます。
・毛細血管の潜在能力 → 人体の毛細血管の密度は、平均すると400本/1平方cmと言われていますが、
常時使用しているのは、5~6本/1平方cmでしかありません。
「気」を高めて毛細血管をより活用し、潜在能力を活性化することが出来ます。
・肺の潜在能力 → 人の肺には7億5千万の肺胞があるのに、平均的な人が実際に使っているのは、20%程度でしかありません。
「気」を用い、丹田(臍下)呼吸をする事で、消耗する事なく、酸素の吸収量が大きく増える事で、身体の働きを高める事が出来ます。

このような薬理作用によらない暗示的治癒効果をプラシーボ効果といいます。
プラシーボ効果は疾患によって違い、精神疾患、リウマチ疾患、各種の痛み、高血圧、消化性疾患では強く現れます。
プラシーボ効果の発現には個人差があり、よく現れる人と現れない人がいるのは事実です。
有り難い事に 私には比較的よく現れてくれます。

次ぎに「医療気功」を中心に考えてみたいと思います。
自分自身で意識的に気を体内に循環する鍛練法を「内気功」と言い、
気功師等の専門家が人や物に対して気を送る法を「外気功」と言います。

自分自身で鍛練する「内気功」はそれだけを習得し、効果を出す為には期間が必要になります。
でも専門家から気を送って貰う「外気功」は素人の人でも直ぐに効果を体験する事が出来ます。

アメリカの代替医療研究チームによれは、これらの気功効果によって今の病気の約50%~70%が
予防出来、しかも早く治る!との試算が出ています。
近代医学でも治らない病気があるので、それらの分野を「気功」で解決出来ると、しているのです。
薬も手術も必要ない「気功」がアメリカを中心に注目され始めているという訳です。
イギリスでは、主治医の医者が「気功」治療を必要とした場合は、その気功治療に対して
「医療保険」から他と同じ治療費として保険内から支給されています。
でも日本の場合、代替医療についてはかなりの遅れがあります。
これは政策的にも、又気功については特に国民の意識が低い為に、
代替医療は漢方薬!位にしか思われていなのが実情です。
益々高額医療も盛んになり、医療保険もうなぎ登りに増加している現状で、
近い将来の年金保険制度まで危ぶまれているのが実情ですからこそ、東洋医学や気功等の「代替医療」が必要な時代を迎えているのです。

日本も「代替医療」の必要性を重要視し、医療保険内支給されるようになって欲しいものです。


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