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脳のミステリー

痺れ、言葉、触覚等の感覚に迫るCopyright 2001 ban-kuko All Right Reserved

脳の黄信号・・・糖で防ぎましょう!

2011-11-25 11:44:56 | Weblog
グリコの創立者は薬種業を営んでいたが、郷里・佐賀県の有明海沿いの堤防で、漁師たちが牡蠣の煮汁を捨てているのを目にし、その時閃いたのが、薬業新聞で見た「牡蠣にはエネルギー代謝に大切なグリコーゲンが多く含まれている」という記事だったのである。
彼は咄嗟に「煮汁にグリコーゲンが入っているのでは?」と考え、九州大学に分析を依頼、その結果、多量のグリコーゲンと共にカルシウムや銅分が含まれている事が解って・・・
凄い閃き
さすが、創業者様・・・

グリコーゲンって つまり糖は 脳の唯一のエネルギーだけど、体の脂肪を燃やす前にグリコーゲンが枯渇してしまうと、血糖値が低下して、脳が危機感を持って運動などを停止させる信号を出してしまうというのである。
この危険信号は、体に力が入らなくなったり、脚が重くなったり、意識が朦朧としてくるシグナルなんですって
私の思い当たる節は真ん中の「脚が重くなったり」である
確かに今現在、奮闘中でこの立て直しに難儀している真っ最中
体が糖を節約しながら脂肪を上手に燃焼させる・・・糖の無駄遣いはエネルギーの遣り繰りにすぐに反映してしまうという事か~~~
金銭の無駄遣いも生計の遣り繰りに

早速、グリコーゲンサプリでも・・・異常な脚の浮腫みよ、サヨウナラ

『高齢障害者と帯状疱疹』

2011-11-13 22:33:41 | Weblog
Shingles、Herpes zoster そして日本語の帯状疱疹 私はこの順番で名前を知りました。
東京オリンピックの年に豪州に留学し、勉強を終えて結婚をするまで私は幾度もお里帰りをしていました。
豪州の母親が高齢者の仲間入りをした頃、彼女は私に言いました。
「Shingles が悩みなの。考えられないほど痛いのよ」
何の事?
私はすぐに日本の逗子在住のホームドクターに尋ねました。
彼は懇切丁寧に説明してくれました。
でも、正直、具体的には何も理解出来ませんでした。
彼は Shingles を Herpes zoster という言葉に変えていましたが、それが益々私を困惑させたのです。
ゾスターと言えば、古代ギリシャの男性用ベルト?
疱疹がベルトの様に並ぶの?

子供の頃、Chicken pox 即ち水疱瘡をやっていない人が病む事になると思っていました。
66歳になって、水疱瘡を経験しているのにヘルペスに悩むとは思ってもみませんでした。
実際には、自分の娘が・・・その時の方が驚きでした。
何という無知な大人なのでしょうか~

帯状疱疹にはかかり易いふたつの年齢層があるようです。
帯状疱疹のリスクが高いのは、20~30代と50~60代、このふたつの年代であることがわかっているのです。
帯状疱疹の原因は、子どもの病気として知られる水疱瘡のウイルスなのですが・・・
水疱瘡は治っても、ウイルスは体内から消えた訳ではなく、痛みなどを伝える知覚神経の中に潜んでいるのです。
このウイルスは、ふだんは何も悪い悪戯をする訳ではありません。
初めて感染した時、水痘・帯状疱疹ウイルスの情報を記憶して次の侵入に備える「免疫記憶細胞」がつくられ、ウイルスの増殖を抑えているんですって!
免疫記憶細胞は約20年で数が減少し、ウイルスの活発化を抑えることができなくなっていく現実にも気づかなくてはならないのですね!
日本では約95%の人が5歳までに水疱瘡に感染している訳ですから、20~30代になると、帯状疱疹のリスクが高くなってしまうのです。
更に、それも20年で寿命を迎え、50~60代になると、再び帯状疱疹にかかり易い状態になるという事でしょうか?
若い世代では過労やストレスが引き金になることが多いようです。
私の様に高齢者の仲間入りをした直後にヘルペスにかかってしまったという事は体の免疫力がウイルスの増殖を抑えてられなくなってしまっていたと考えるのが妥当なのでしょう!
当然、免疫力が低下するようなことがあれば、ウイルスが活発になる可能性がある訳ですから、免疫力が低下する原因として、過労やストレスがあり、更に強力な薬の服用も考えられます。

脳からの知覚神経は体の半分半分で分かれているからこの感覚神経は体の半身にできるのが特徴です。
先ず体の片側に痛み、続いて発疹が現れる帯状疱疹の症状は「痛み」から始まって、症状が軽いと「違和感」や「痒み」としか感じない場合もあると言われてますが「ピリピリ」「ズキズキ」など、強い痛みを感じる場合が殆どだというです。
でも、高齢障害者の私を襲ったヘルペスは半身不随の右側だったのです!
当然、鈍感でした。
気づきませんでした。
知覚神経に潜んでいる為に、最初に多少の異常や違和感を感じることがあるらしいのですが・・・
麻痺した右側に現れた水ぶくれ・・・幸か不幸か・・・ズッと感じなかったらどうなっていたのかしら?
私の場合、元来の痺疼痛の薬を替えたばかりで、初めて服用したサインバルタカプセルが腸内で溶け出したのとほぼ同時に体の免疫力がウイルスの増殖を抑えてられなくなって・・・
帯状疱疹後神経痛は、神経の炎症が続いた結果、神経が傷ついてしまうことで起こる痛みと言われ、初期の症状が重い人、高齢の人はとくに注意が必要です。
ひどい痛みをがまんしていると、神経は痛みの刺激を受け続けることになり、その状態に耐えられなくなって変性を起こしてしまいます。
こうなると痛みが慢性化して長期間続くことになり、これが帯状疱疹後神経痛です。
この病気では、痛みを我慢するのは禁物で、早く痛みを取り去って神経を楽にしてあげることが大切なのです。
帯状疱疹の治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、炎症と痛みをしずめる抗炎症鎮痛薬が用いられるという事で私にはファムビル錠250㎎が処方されました。
薬だけで痛みが改善されない時は、「神経ブロック」という治療をして激しい痛みを取り除くという事です。
この治療は、ペインクリニックや麻酔科などで受けることができます。
でも、私の場合は通常の痺疼痛があるからなあ~~~

薬害は怖い!

2011-11-08 15:43:57 | Weblog
今日の午前中は「救急車要請・出動」かとマジで思った

日本でも神経因性疼痛の治験が進められており、疼痛用にも使われるようになって久しいサインバルタカプセルという薬を昨日、調合して貰った。

腸で溶けるように加工されているので、カプセルの内容物を砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのまま多めの水で飲む薬だ、という。

来たあ~~~ぁ
腸が訴え出した
私は日頃、トイレの?筋トレ?をやっているので最悪でも軟便か軽い下痢(チョッと歓迎できない話で、失礼だけで嘔吐は滅多にない

それより、効き目に超敏感な自分の体に感謝した。

すぐにペインクリニックの医師に電話して指示を得たのだが、私がしようとした事・・・そう、直ちに服用をストップ

サイバルタ(cymbalta)は、通常、成人は1日1回朝食後に1カプセル(20mg)から服用を開始し 、1週間以上の間隔を空けて、1日2カプセル(40mg)に増量され、更に、1日3カプセル( 60mg)まで増量されることがある。

飲み始めとか増量時に、かえって気分が不安定になる時は、医師と連絡を取る事、これが注意書だった。

チョッと怖いな!でも飲んでみなければ効用も解らない!

たった1カプセル(20mg)であんな症状が出るとは思ってもみなかった

サイバルタには飲み合わせの悪い薬やはたまた食べ合わせの悪い食べ物もあるらしい。
よく効いてくるまでに、2~3週間以上かかることがある・・・でも、私とっては悪く効いてくる!のに僅か数時間、
朝食後1カプセル飲用して、直ちに腸にいって溶けだしたという事だろう。
日頃から、私は胃腸の働きにとても注意しているのが「怪我の功名」だったと自分に言い聞かせている。

介護保険制度を真剣に考えて欲しい!

2011-11-04 05:32:13 | Weblog
エイジズムの原因として、否定的なものも肯定的なものも、高齢者エイジズムに関する研究の初期、高齢者の実態は、病気や障害のある高齢者の観察を通して語られて来また。
研究が進み、自立して活動している高齢者の事が解ってくると、ステレオタイプな高齢者観をもつ人は次第に減ってきます。
エイジズムは、何らかの形で高齢者の実態を反映している事は事実です。
「無力で醜く偏狭な」高齢者の存在が皆無ではない・・・
だから、エイジズムの克服の為には、高齢者の実態を知るだけではなく、高齢者の実態をより良くしていく事が必須となります。
でも、でも高齢という理由のみで不当に扱われる事も過剰に崇められる事も間違いなのが現実です。

そこで『どうなる介護保険
財政難、負担増、サービス削減・・・冗談じゃない

2012年度から実施を目指す介護保険改革で、保険料など利用者の負担増とサービス(給付)の削減が検討されています。
財政難のなか、安心して介護を受けられるのでしょうか
受け入れられないでしょう・・・これが私の予想です。

厚生労働省の介護保険部会では「現在直面している大きな課題」として、地域で介護を支える体制が不十分と指摘しました。
とくに、単身高齢者などへの対応の遅れです。
在宅の単身・重度の要介護者は定期的な水分補給などが必要です。
現在、夜間の訪問介護サービスがあるものの、普及が進んでいません。
そこで「24時間対応の定期巡回・随時対応サービス」を創設するとしました。

この他、特別養護老人ホームなどのユニット型個室の居住費軽減、認知症への対応強化などが必要とされました。
●地域の受け皿未知数
新たな介護サービスの実施は保険料に跳ね返ります。
「サービスが拡大するに伴い、保険料が一定程度上昇するのは当然」ということです。
このため「給付の効率化・重点化などを進める」として負担増と給付の削減案が浮上しました。
具体的には・・・
(1)要支援者・軽度の要介護者に対する家事サービスなど生活援助を介護保険から外す、または利用者負担を二割に引き上げる案です。
介護保険の枠外にするのは、孤独死問題に対応する見守りなどの地域福祉と統合し、市区町村の事業としたほうがよいとの理由からです。
しかし、市区町村で十分なサービスが行えるか未知数で、これには「軽度切り」との批判が出ました。
(2)医療保険では、現役並み所得の高齢者の窓口負担が三割です。
介護保険でも高所得者(年金収入のみの場合、年三百二十万円以上)の利用者負担を二割に引き上げる意見が出ました。
しかし、介護保険では医療と違い利用上限があります。
単に高所得ということで引き上げというのには慎重な意見が多くあります。
(3)このほか、在宅の場合、現在、利用者負担がかからないケアプランの作成など居宅介護サービスについて利用者負担を設けることや、
特養など相部屋の室料負担を導入することが検討されました。
●処遇改善の保証なく
介護職員などの処遇改善のため「介護職員処遇改善交付金」が実施されています。
同制度は二〇一一年度で終了します。国の財源が厳しいため、一二年度からは交付金でなく介護報酬で続ける案を打ち出しました。
介護労働者の賃金など処遇改善は必要です。
交付金は全額、国庫負担で、目的も処遇改善のみ。
これが介護報酬になると、保険料に跳ね返るうえ、本当に介護労働者の賃上げなど処遇改善に使われるのか、保証がないとの批判も出ています。
●現役世代は報酬別に
四十歳から六十四歳までの現役世代の負担のあり方も議論になりました。
サラリーマン(被用者)の保険料は、それぞれの医療制度の加入者数によって決まっています。
これを、能力に応じて負担するという考えから、報酬に応じて保険料を決定するしくみへ変更するとの考えです。
医療制度では先行してこの考え方を導入しています。
介護保険も足並みをそろえることになりますが、健保組合や共済では負担が急増するため、反発しています。
また、保険料の徴収年齢の拡大案についても結論を出すように指摘されました。





介護保険は「保険あって給付なし」という批判があります
財政難のなか、介護保険のあり方が問われています。

介護保険という法律は平成9年12月17日生れ・・・
私が被殻脳出血で倒れたのは平成13年9月23日・・・
僅か4年という間では介護保険制度自身がまだよちよち歩き・・・でした
だから私という障害者への擁護は当然、障害者手帳を重視していました。
でも、介護保険制度は14年も経つと「憎まれっ子世に憚る」とばかり高齢者や障害者当人は置いてきぼりで「独り歩き」して行くように感じてしかたありません
主治医の報告で取得した障害者手帳も無視に近い・・・そう思えます。

会った事もない調査員(良し悪し関係なく)がやってきて障害者本人の介護度の何が解る・・・ほんの僅かな時間で簡単な問答をして
介護度を即決したら、障害も直ちに治して欲しい・・・そう思ってしまいます
こんな風に思うのは私だけでしょうか