脳のミステリー

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みんな興味津々・・・ダイエット!

2012-02-28 06:05:39 | Weblog
メタボ(メタボリック症候群)の危険性が日本でも言われだして久しいですね~
メタボ解消の理想的な方法は、2つ。
①脂肪を落す(カロリーを消費する運動や食事でのカロリー制限)
②筋肉をつけて基礎代謝をアップ(筋肉をつけるトレーニングや運動をする)
基礎代謝がアップすると、脂肪のつきにくい体になります。
メタボ解消のグッズ、サプリメント・・・
こんなカタカナについ目が・・・

メタボリックとは「代謝」の意味で、メタボリック・シンドローム代謝症候群ともよばれる複合生活習慣病の事ですね。
つまり血糖値や血圧がやや高く、お腹が出てきた人をさす訳です。
食べすぎや運動不足が原因とされますが、血糖や血圧、中性脂肪の値が極端に悪い訳ではありません。
しかし糖尿病、高血圧症、高脂血症に重複してかかった場合、放置していると動脈硬化になりかねないと言われています。

確かに10数年前の私は50代でメタボリック・シンドロームの仲間入りでした
交流のある柴田博教授のメタボリックに対する意見は知っていますが・・・
教授を前に「先生、やっぱりメタボは嫌です!」なんて言ってしまいました。
理由は、脱肥満のその後は身も心も軽やかになったからです

体験者の私が提唱する簡単なダイエットは・・・
①朝、体重計に載る
②軽く身体を動かす
③睡眠を充分とる
毎日、三つの数字にXがひとつでもついて、連日Xが見られたら、1週間でXを皆無にする。
これって案外簡単な習慣ですから、やってみて下さい。
太らない体型に変わりますから
自分で決めた理想の体重からかなり減ったら、要注意
首がシワシワになって老人化してるかも・・・私は結構首が長いので解り易いんです
目の下が窪んできたら要注意・・・私は結構目が大きいから解り易いんです

警告決して痩せ過ぎないで下さ~い
貧相に見えたら・・・嫌ですよね~

動的平衡が気づかせてくれたストレッチ体操の重要さ!

2012-02-25 10:19:55 | Weblog
動的平衡とは、物理学・化学などにおいて、互いに逆向きの過程が同じ速度で進行することにより、時間変化せず平衡に達している状態をいうのだが、この言葉が私にある事に再度気づかせてくれた。
日常茶飯事とは如何に・・・
改めて考えると『日常茶飯事』ほど大切な事はないと思う。

動的ストレッチングとは軽く反動をつけたストレッチングのことですが、見半身不随の私には到底無理な運動である。
だから、敢て静的ストレッチングをする訳だ。
静的ストレッチングの基本は反動をつけずにゆっくりと筋肉を20~30秒間伸ばす事
筋肉を無理に伸ばす事なく、自分で筋肉が伸びていて心地よい痛みがある程度にし、ゆっくりと呼吸を行うのである。
練習前後のストレッチとして行うことが多いこの静的ストレッチは、全身の筋肉、靭帯、関節の機能を高める事によって運動する為の準備状態を作る。

静的ストレッチには、3つの目的がある。(a)ケガを防止する、(b)運動能力を高める、(c)疲労を回復するの3つ!
このストレッチを行う前の重要な事は、①ストレッチ前に軽く運動をして体温を上げておく、②反動をつけない、③痛みを堪えない、④呼吸を止めずに自然な状態で行う、⑤マイペースで頻繁に行うよにする、の5つがある。
静的ストレッチを行う時、頭から近い所から遠い所へ順序良く行うのが効果的という訳

≪立ったままで≫
(a) 全身のストレッチ
 両手を上げて、全身を伸ばしたまま5秒間静止し、その後脱力する。これを3回繰り返す。
(b) 肩のストレッチ1
 ひじを曲げて手を上に挙げ、逆の手で斜め下にひじを押して、押された手が肩甲骨を触れるようにする。
(c) 肩のストレッチ2
 胸の前に挙げた腕の肘を逆の手でつかみ、内側に引く。
(d) 胸のストレッチ
 後ろで手を組み、肘を伸ばしたまま腕を挙げる。
(e) 首のストレッチ1
 両手を後頭部で組み、後ろから押す。首の後ろの筋肉を伸ばす。
(f) 首のストレッチ2
 側頭部に添えた手を下に引き、首を真横に曲げる。首の横の筋肉を伸ばす。
(g) 体側のストレッチ
 両腕を上に挙げて、肘を伸ばし、両手を手のひら頭の上で合わせる。腕の状態を変えずに、上体を真横に倒して体側を伸ばす。
(h) 手首のストレッチ1
 腕を伸ばして外側に反らせて、前腕内側の筋肉を伸ばす。
(i) 手首のストレッチ2
 手首を内側に曲げて、手の甲を逆の手で押す。前腕外側の筋肉を伸ばす。

≪仰向けで≫
(j) 股関節のストレッチ1
 両脚を開いた状態で、腰を降ろします。背筋を伸ばしたまま、状態をゆっくりと前に倒す。
(k) 股関節のストレッチ2
 両脚を開いた状態で腰を降ろし、片足の膝を曲げてふとももに足の裏をつける。この体勢から、伸ばした足のつま先の方へ上体を倒す。
(l) 股関節のストレッチ3
 足の裏を股間の前で合わせるような状態で腰を降ろす。背筋を伸ばしたまま、状態をゆっくりと前に倒す。
(m) 腰のストレッチ1
 長座の状態から片足をもう一方の足の外に置き、上体を捻る。
(n) 腰のストレッチ2
 仰向けに寝た状態で、片方の足を逆の足の外側に置き、その足を手で下に押しつける。このとき、両肩が床から離れないように注意する。
(o) ふともも前部のストレッチ
 片足を伸ばし、もう一方の足はつま先を外に向けて膝を曲げて、上体を起こした姿勢を取る。この状態から後ろに上体を倒す。

≪うつ伏せになって≫
(p) 腹のストレッチ
 脚を伸ばして、うつ伏せに寝る。その状態から、手で床を押し、ゆっくりと上体を起こす。
(q) 肩と背中のストレッチ
 肩幅の広さに、両手・両膝をつく。その状態から、両腕を伸ばしながら、腰を後ろに引き、両肩をできるだけ床に近づける。

≪再び、立ち上がって≫
(r) ふともも後側のストレッチ
 両脚を肩幅に広げて立ち、尻を後ろに引きながらゆっくりと上体を前に倒す。膝を曲げずに、両腕を伸ばし、手を床につけるようにする。
(s) ふくらはぎのストレッチ
 上体の力を抜いて立ち、脚を前後に開く。前足の膝を曲げて後ろ足の膝を伸ばして腰を沈め、後ろ足のふくらはぎの筋肉を伸ばす。
(t) アキレス腱のストレッチ
 上体の力を抜いて立ち、脚を前後に開く。膝を曲げて腰を沈め、後ろ足のアキレス腱を伸ばす。
(u) 鼠径部のストレッチ
 両脚を平行にし、肩幅に開いて立つ。その状態から、腰を降ろし、肘を床につけるように上体を前に倒す。
(v) 足首のストレッチ1
 足首を内側に曲げて、軽く体重を乗せる。
(w) 足首のストレッチ2
 つま先を支点にして、ぐるぐる回す。

以上は、ある人の提案から引用したのだが、今現在の私には出来ないポジションがある。
それは、うつ伏せ・・・でもここには記されてないが私には出来るポジションもある・・・それは正座
絶対無理!という四文字が長い間、私の口から吐き出されていたが・・・理学療法士のお陰で「いとも簡単に」とは言えないが、正座して数分間状態を保つ事が出来る。
五体満足の時は正座が苦手だったのに、半身不随になって日頃の練習で正座が・・・
如何に、他の筋肉や機能というものが大切かを知らされたトレイニングだった事か~~~
うつ伏せが苦手な私はこんな事もする。
ベッドから起き上がる時、わざと動かぬ右手を右脇に置いたまま左側を下にして横になる。
そのまま、ベッドから起き上がると・・・当然、右手は背中に置き忘れられる。
どうせ、感じないのだから無視してベッドにそのまま腰掛ける。
そして、自由に動く左手を後ろに回して自分の背中を右手探し・・・
捕まった右手は無言で左手の誘導に・・・
背筋と左手に促されて右手は肩甲骨を開いたり閉じたりに協力する。
この運動は痛いんだけど気持ちいい、気持ちいいんだけど痛い
でも・・・苦あれば楽あり・・・

体内時計

2012-02-22 21:35:26 | Weblog
体内時計に時差は禁物

朝目覚めて・・・カーテンを開けて・・・

一時間以内に朝食を、どうぞ

朝の太陽は・・・脳内の時計をリセットしてくれます

そして・・・朝食は内臓の時計をリセットしてくれるのです。

夜の食事は8時迄に済ませて下さいね

脂肪を溜め込む指令が体内を闊歩してますから~~~

体内時計を正しく使えば・・・ダイエットもきっと簡単に

毎日の小さな発見

2012-02-14 06:09:11 | Weblog
毎日小さな発見があります。
子供の頃は毎日が発見の連続でした。

大人になって、更に熟年者になると何でも知っているという錯覚に振り回される事もあります。
でも障害社会に身を置いてから高齢者の門を潜るとチョッと健常者から高齢門を叩くのとは少し違うのかしら
人生は一回だけですから、両方を経験するのは所詮当然無理です。
私は・・・前者
これは・・・だって後者は極一般的な平凡な加齢なのですから





目が暗闇に馴れず、暗闇の中で目が見えにくい・・・誰にでもある事ですよね~
確かに明るいところから暗いところへ移動すると、突然の移動は特に、見えにくいものです。
でも、徐々に目が慣れて見えてきます・・・きっと他の機能が瞳に働きかけるのでしょう

小さな子供が唖者であるにも拘らず、失語者に止まらずに他の機能を使って話が出来るようになったという事実もあります

90歳近い老人が会話が出来なくなっても素晴らしい声で歌う事が出来る・・・そんな素敵な老紳士に毎年、夏冬2回お目にかかっています

自分自身、脳出血直後は「失語症」・・・そう思いました。
でもひょんな事から、すぐに英語という語学が・・・そう、後日、脳内の尾状核という機能が活発に働いたのだ、と判ったのです

だから・・・だから私は可能に向かって切磋琢磨の人生を信じてるのです

あのナポレオンの言葉を思い出しましょう・・・「余の辞書に不可能という文字はない」
フランス語では「Impossible n'est pas francais.不可能という言葉はフランス語にはない、または 不可能という言葉はフランス的ではない」という事だそうですね。
いいなあ
ナポレオンは「あなたの能力に限界を加えるものは、他ならぬあなた自身の思い込みなのです」とも言ってます
そうなんだ・・・そう、思い込む私は昨日も今日も明日も・・・自分を信じて蘇り人生を楽しんでま~す
人生ラッキーだけを夢見て、夢を現実に

もしかしたら、人知れず出来るだけ感情を捨てて理性を持てば悩む事はないのかも知れない・・・私は常に一生懸命自分に言い聞かせています。

脳出血10年後の後遺症「痺れと痛み」

2012-02-02 18:08:20 | Weblog
私の脳出血後の最大の悩みである後遺症は「痺れと痛み」です。
発症後すぐに悩んだ言語障害は尾状核の大活躍で英語だけが先に2週間という猛スピードで回復しましたが、痺れ同伴の疼痛は10年も経ったのに相変わらず長逗留しています。
軒先貸して母屋を取られる・・・まさにそんな感じです

医学的には、疼痛とは、外部から身体に有害な刺激が加わっている事や、体のどこかに炎症や圧迫などの異常が生じている事を知らせる警告症状なのです。
本人にとってそれは不快感、苦痛を伴い、長く続くと精神的に参ってしまうのですから、有害な現象でもあるわけです。
私の場合、発病後半年で発生した「痺れ」も痛みと同様、感覚を伝える神経経路や感覚中枢のどこかに何らかの異常がある事を示している訳です。
痺れには、感覚が麻痺して痛みや温度感覚などを感じなくなる「感覚鈍麻あるいは感覚消失」と、ジンジンする、とかビリビリするといった「異常感覚」とに大別されます。
因みに、私の痺れは確実に後者です。
脳卒中では何れのタイプの痺れも多少に拘らず出現しますが、痛みと同様に苦痛を感じるのは後者という訳です。

特に痛みは不快感、苦痛を伴うので、長く続くと精神的に参ってしまいます.
酷い痛みは、不眠、食欲低下、抑うつ状態、ノイローゼ状態などの原因となり、生活の質(QOL)の低下、リハビリテーションの遅れなどをきたし、回復を悪くすると言われてますが、プラス人間の私は「忘れる・我慢する」を敢えて実行に移してます。
脳卒中後の痛みは、麻痺に関連した末梢性疼痛と、感覚の中枢が障害されて生じる中枢性疼痛に大別されます。
この悩みと長年つき合ってきた私は、麻痺のある手足の筋肉痛、骨や関節の痛みとしての次のような症状によく遭遇します。
拘縮に伴う痛みは、関節を動かそうとすると痛みが強くなるのが特徴です。
麻痺のある側の痛みですが、麻痺がない側の手足が過剰に使用されて痛む事も頻繁にあります。
尚、肩手症候群とは、交感神経系の異常によって生じるらしいことがわかっており、かなり強い麻痺のある側の肩と手の強い痛みをきたす状態です。

末梢性の痛みに比べて中枢神経の痛みは頻度は低いのですが、より苦痛を伴い、難治性で厄介なのです。
痛みを感じとるセンサーは体中至る所に張り巡らされています。
末梢性の痛みは痛みセンサーの刺激で生じますが、中枢性の痛みの場合は、手足の末梢には痛み刺激が加わらないのに、視床や大脳の感覚神経の情報処理の異常の為に、「脳の中で」痛みを感じてしまうのです。
中枢性疼痛は他人にはなかなか理解してもらえない苦痛で、意外と知られていません。
痛みは、脳卒中の発症直後から起こることもありますが、多くは何ヶ月かしてから始まります。
私の場合はその典型的パターン!

脳卒中後の痺れが、麻痺のある側の手足、体や顔、口の周りなどに常時感じられる場合は、まず、中枢性疼痛と同じ現象、即ち、中枢性の痺れと考えていいと思います。
痺れの性状は、ひりひり、じんじん、びりびり、ぴりぴり、などと表現されますが、私特有の表現は「道路工事用の電動ドリルを身体に抱え込んで、急にドライアイスが天からバラバラ落ちてきて麻痺側に張り付いたような感じ」という訳です。
痺れは、常に感電させられているような、痛みとはまた違った不快感があり、痛みの場合と同様に精神的に参ってしまうことが多いようですが、これを我慢するのは並大抵な事ではありません。
小さい梗塞でも半身の非常に不快な痺れを起こすことがあるということで、暫く経ってから痛みを感じるようになってくると「感覚の回復」が恨めしくなることも経験上、事実だと付け加えます。
完全に痺れや痛みが止まることは難しく、半分くらいに減らすことを目標に治療を行って自分をまやかしの状態に追い込んでいくのが現状だと言えます。
いずれにしても抗うつ薬の内服で症状はかなりよくなったという報告もあるようですが、私の場合はこのての薬の引用は効果を期待できないのが事実です。
治療には中枢性の痛みの場合と同様の薬が有効ですと言われても効用よりも薬害が気になって・・・
薬害は何と言っても睡魔・・・電動車椅子で走行中に襲われて道路のガタに吸い込まれるように・・・頭を急振りして我が家に急いだ事もありました。
今、私にとっては薬害が見られないので服用しているのがセロクラールとリボリトールの二種類だけです。

リボリトールに副作用は殆ど無くて、とても安全性の高い薬として医師薬剤師の指示通りに服用する分には問題はないと思います。
未成年者・妊娠中の方などにも服用されているようです。
リボトリールの正式な保険適応症は各種のてんかん治療になりますが、このように、それ以外のいろいろな精神・神経系の病気に対しても広く用いられています。
リボトリールを抗不安薬として位置づけると、その抗不安作用は「最強」クラスであると言われています。
バシッと効く薬ではなくて、効き目はマイルドだと思います。
薬というものは服用した人それぞれに違う作用が現れるものですから、こればかりは飲んでみないと分からないなと思います。
何故か、1錠ごとに切り取れるようなミシン目がついていないので、きちんと1錠分のところだけを破って錠剤を取り出すのがちょっと大変!
この包装には何か特別な意味でもあるのかしら


セロクラールは、私にとって比較的服用歴は一年未満ですから・・・まっ、降圧剤のエースコールは倒れた直後からのお付き合いですが、数年前に一日2錠から1錠に減らして貰いました。
セロクラールは血管平滑筋弛緩作用、交感神経α受容体遮断作用などによる脳血流増加作用や、ミトコンドリア呼吸機能促進による脳代謝改善作用、また血小板の凝集抑制作用があります。
今、1回1錠(20mg)を1日3回毎食後服用しています。
飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲むようにしています。
ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでます。
医者に絶対に2回分を一度に飲んではいけません、と言われているからです。




☆☆☆完全に痺れや痛みが止まることは難しく、半分くらいに減らすことを目標に治療を行っているのが現状ですが、減ってるのかなあ、というのが本音です