脳のミステリー

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神経が痛いって何?

2015-12-26 17:43:04 | Weblog
脳出血で倒れた時、全く痛みを知りませんでした。

片麻痺を受容して数ヶ月後、私は痛感を取り戻してしまったのです。

「感覚なんて取り戻さなければ良かった!」と心底思いました。

痛みは年々感じてくるものなのです。

年を取ってくると感覚が鈍るなんて、誰が言ったのでしょう

心の痛みは、年輪と共に忘却の彼方に、なんて夢でしょうかね~

私は痛みは「生きている証拠」と思う事にしています。

嗚呼、でも痛い

最近は、一日に2~3回、右足の爪先から物凄い痛みが走ります

一瞬とは言え、叫びたくなります。

右脚を浮かせて・・・膝の後ろを伸ばす、これが出来ないから・・・健足の左に手伝って貰うのです。

爪先を交差させて、ストレッチを暫くしてあげると・・・段々大人しくなってくる右爪先

やっぱり生きている

70回目のクリスマス

2015-12-25 10:23:31 | Weblog
私にとっては70回目のクリスマスです。

10代の頃は・・・家が銀座に近かったので、酔払った父親と合流して不二家のチキンを買って貰って、父からの土産のデコレーションケーキを母が持たされて・・・
家に着くと、すぐに父親のオルガン独奏会が始まって・・・中々夜食にありつけなくて・・・ケーキを食べるのは翌日のクリスマスになっていました。

20代の頃は・・・色々でした。
印象的なのは・・・メルボルンのクリスマスでした・・・メリークリスマス!と言いながらよそのお宅を回り続けて・・・歓び、歓びで飲酒運転も気にしていませんでした。
恋人とサンタクロースがやっぱり一番、印象に残っている20代でした

30代の頃は・・・ファミリー・クリスマスが・・・

40代、50代、60代はしんみりしたり、大騒ぎしたり・・・色々です。

70代になって初めてのクリスマスは・・・イブは私の家族と一緒にテーブルを囲んで、今日も夜はみんなが私の処に集まって・・・26日のボクシング・デーにまたまたターキーとケーキですって

チキン、ターキーの鳥セメですが、まっ、いいか・・・酉年生まれの私としては満足満足です


障害者と介護保険サービス

2015-12-16 06:52:24 | Weblog
先日、障害者として受けているガイドヘルプサービスと介護保険制度のホームヘルプサービスの担当者会議に出席しました。

この日は、朝からかなりの体に負担がかかる入浴サービスを午前中に受けたので、午後一番の会議は結構辛いものがありました。

一般の椅子の座る事を断って、慣れた車椅子での参加になりました。

私は55歳の時に病魔の襲撃に遭遇して、以後、車椅子生活を余儀なく受容しました。

介護保険制度実施の前の年ですから、当然、ウォーカーケインも車椅子も障害者へのサービスとして供給されていました。

ところが介護保険制度が本格的に動き出して・・・

本人が戸惑い出したのです。

障害は先天的な場合は生まれた時から、後天的な場合は年齢を問わず受容せざるを得ません。

障害および介護についてはその対応が個々に異なってきますので、私自身の考えを述べてみたいと思います。




私には長年、障害に付き合って下さるケアマネージャーがいます。

ケアマネージャーは私の心と体の両面から一般社会での「出来ない」と「不満足」の懸橋の役目を担ってくれます。

介護保険は40歳になると保険料金を課せられ、65歳になると制度のサービスを受ける年齢資格が与えられます。

私にとって不可解なサービスが始まったのは多分、65歳になってからだと思います。

介護認定と称して、会った事もない人が私の前に現れて僅かな時間様子を見て後日認定書が郵送されてきます。

一度、認定書がきてビックリ仰天した事があります。

「要介護」が「要支援」に変更されていたのです。

脳外科の主治医の怒りはすぐに区役所に飛びました。

初めて会った人が介護から支援に勝手に変更したのなら、その人は正に稀有な名医です。

しかし、主治医と本人に言わせれば「名医」ではなく「迷医」です。

後日、区役所から連絡があって認定のやり直しがありました。

倒れてから10年間「要介護Ⅰ」で生活してきた私は介護度が進まない事を熱望しています。

そして、介護度が支援に代わるなんて夢の夢です。

何故なら、私の脳からの指令が方向音痴になるのですから、それが治るのは奇跡に近い訳です。

かの脳科学者、ラマ・チャンドラン博士が著書『脳のなかの幽霊』で未だ解決出来ない不思議だと、述べている分野ですから

ケアマネージャーは、高齢者の仲間入りをした人には是非頑丈な橋になって欲しいのです。

障害ケアと介護ケア、この橋渡しになれるのは誰でもない、ケアマネージャーだと思うのです。

利用者とケアマネージャーの間に本当の信頼感があってこそ社会福祉のいい制度が表面化するのだと思います。

余談になりますが、区役所を例にとれば・・・昼間だけ、区役所の人間はその区の人間ですが、5時以降翌朝までは在勤者から離れていくのだという事です。




障害者へのガイドヘルプサービスと介護保険制度のホームヘルプサービスの際どい境界線は敏腕なケアマネージャーなら見詰める事が出来る筈です。

ガイドヘルプは単なる道具の用意だと思うのです。

そしてホームヘルプは各家庭での便宜を図ったり、手助けをする事だと私は解釈しています。

因みに、私のケアマネージャーはベテランで、今現在ガイドヘルプを必要とする私とホームヘルプは未だ不必要とする私をよく理解してくれていると思います。

私はやっぱりラッキーな人間なのかな






傾眠

2015-12-03 11:49:34 | Weblog
ここ数ヶ月のあまりの痛みに耐えきれず、リリカカプセルの飲用を再開しましたが・・・

効果はなく、痛みは長逗留するばかり

副作用は「傾眠」になって出て来ます。

やっぱり痛みを我慢するしかないような気がします。

痛みは生きている証拠と、痛感するしかないのかなあ~