明け方、ラジオの音で目が覚めたら、面白いことを著名な教授が言っていた。
「婿養子三代続けば蔵がたつ」
なるほど、聖書では「放蕩息子の例え」が有名だ。ということは?・・・
聖書は語る。父親の財産を貰って旅立った息子が放蕩して湯水のように使い果たした直後、その地に大飢饉が襲って息子は食べるにも困って途方に暮れた。曰く「人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになる」そして悔い改めて父親の元に戻る息子に「祝おう! 死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから」と言って祝宴を始めた、という話である。
この世には男と女がいる。戦後、日本でも男女平等に始まって、最近では男女平等参画事業なるものがあちこちで聞かれる。男と女の本質をもっとみんながそれぞれ己を知る必要は大切だと思う。かつて私が勤めていた外資系会社でこんなことがあった。会社そのものはグローバルに動く企業だったので24時間休むことなく働いていた。通常は夕方になると終業時刻を迎えていたが、ある時期、限付きで夜通し稼働体勢を試す事になった。男性が24時間シフト制に入った時「給料も同じなのだから、女性も一緒にするべきだ」という声があがった。幹部の英国人からは「ノー」の一言が返ってきて、声の主は猛反発した。英国人は「所詮、男と女は違う!」の一点張りで譲らなかった。私には英国人の真意が分かったし、日本人のスタッフの言い分も分かった。近代日本人には男女平等の真の意味が理解し難いのかも知れない。アダムとイブ以来、男女を考える西洋人のように、日本人に理解を求めるのは難しいのだろうか。そんなことはない筈だ。
現代日本人は「婿養子三代続けば蔵がたつ」をどう受け止めるだろう? 私なりに考えたことがある。それを述べる前に幾人かの人の意見が聞けたら嬉しい。私の考えは日を改めて記す事にする。
「婿養子三代続けば蔵がたつ」
なるほど、聖書では「放蕩息子の例え」が有名だ。ということは?・・・
聖書は語る。父親の財産を貰って旅立った息子が放蕩して湯水のように使い果たした直後、その地に大飢饉が襲って息子は食べるにも困って途方に暮れた。曰く「人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになる」そして悔い改めて父親の元に戻る息子に「祝おう! 死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから」と言って祝宴を始めた、という話である。
この世には男と女がいる。戦後、日本でも男女平等に始まって、最近では男女平等参画事業なるものがあちこちで聞かれる。男と女の本質をもっとみんながそれぞれ己を知る必要は大切だと思う。かつて私が勤めていた外資系会社でこんなことがあった。会社そのものはグローバルに動く企業だったので24時間休むことなく働いていた。通常は夕方になると終業時刻を迎えていたが、ある時期、限付きで夜通し稼働体勢を試す事になった。男性が24時間シフト制に入った時「給料も同じなのだから、女性も一緒にするべきだ」という声があがった。幹部の英国人からは「ノー」の一言が返ってきて、声の主は猛反発した。英国人は「所詮、男と女は違う!」の一点張りで譲らなかった。私には英国人の真意が分かったし、日本人のスタッフの言い分も分かった。近代日本人には男女平等の真の意味が理解し難いのかも知れない。アダムとイブ以来、男女を考える西洋人のように、日本人に理解を求めるのは難しいのだろうか。そんなことはない筈だ。
現代日本人は「婿養子三代続けば蔵がたつ」をどう受け止めるだろう? 私なりに考えたことがある。それを述べる前に幾人かの人の意見が聞けたら嬉しい。私の考えは日を改めて記す事にする。