撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

バラトン湖をスケッチ(5)

2019-12-26 13:27:20 | 海外生活

 バラトン湖は中欧一の広さ(595㎢)で、日本一の琵琶湖(670㎢)に比べ、ちょっと小さいが、

東西に細長く、端から端まで 78 ㎞ の距離がある。 ブダペストから来る電車は南岸と北岸の

路線が湖を挟む形で湖畔に沿って西端まで走っている。 北岸路線は山間部を通る関係より風光

明媚であるが路線は電化されておらず、使っている車両はディーゼル気動車である。

人間は消えゆく物に至高のノスタルジーを感じ、これが堪らないという輩も小生同様、少なくない

ようだ。 そこで幾つかある私のお気に入りの場所の中より、とっておきのポイントをスケッチ

してみた。

 

■ アカラッチョ (Balatonakarattya) のトンネルの上

<スケッチ>

   今にも降りそな雨雲で、気温は9℃(午前12時)、日射しなしで、今年のクリスマス

  は終日なんとか持ち堪えた。

 

 ● スケッチの元になった風景                      Dec. 25 2019

  車両はMAV-START426 ディーゼル気動車、

  列車が向かうは、セーケシュフェヘールヴァール (Székesferhérvár)

 

 ● 昨年は雪模様であったが、今年も暖冬か。                Dec. 16 2018

 

 ● 春は撮り頃、

  真っ黒な煙と汽笛を鳴らし頑張る往年のスター MAV-START-8055 014 ディーゼル気動車

                                     Apr. 22 2018

 

 ● 秋の黄葉も又、撮り頃、

  この路線に最も多く残っている人気のBzmot 290 ディーゼル気動車    Oct. 31 2018

 

 ● 路線で唯一の可愛いトンネル                      Dec. 25 2019

   足元の石場が動いた(無念のピンボケ...次回再挑戦)

  Bzmot 290 (正式名は117-308, 別名M152)           Dec. 25 2019

 

    列車は終点のタポルツォ (Tapolca) に向かう。

 

 ● これまた、ポピュラーな M41-2332(別名418-332)         Dec. 16 2018

 

 ● ここから見るバラトン湖 ... なんと言ってもハイシーズンは夏。

  対岸のヴィラゴシュ (Balatonvilágos) を望む             Jul. 22 2019

 

 前章の「バラトン湖をスケッチ(4)」で紹介した “夕陽の丘”                  Sep. 28 2019

 

<ロケーション>

 

 

       これにて「バラトン湖をスケッチ(5)」は、お終いです。

       本ブログへのご訪問、有難うございました。

 

 

 


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2 コメント

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四季折々🎶 (ひろ)
2019-12-27 18:01:38
素晴らしい風景の中(お近く?)にお住まいなのですね。
四季折々いつまでも見ていたい風景です。
そして今日のスケッチ、暗くなり過ぎない冬木立の広がりと動きのある列車も素敵ですね。

日本も暖冬でスキー場が困っていますがそちらも暖冬なのですね。地球規模の異変でしょうか・・・
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バラトン湖をスケッチ(5) (Balaton620)
2019-12-27 22:41:39
ひろさん、
コメント、ありがとうございます。
そうですね、こちらも暖冬の気配ですね。 本来ならば雪が何度か降っている時期なのですが、雨模様になっています。 やはり北国の冬はちゃんと雪になって欲しいものです。 その方が景色も絵になります。
雪が積もったら行ってみたい教会があってスケッチしてみようと思っているのですが、一向に実現しません。 最も好きな教会のひとつで、何度か訪問しているのですが、雪に覆われている姿をスケッチしたらいいだろうなあと空想しています。
ハンガリーは教会も多く、美しい国ですが、とりわけバラトン湖は素晴らしい所ですね。 早くまともなスケッチが描けるようになりたいものです。 Balaton620
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