撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

バラトン湖をスケッチ(3)

2019-12-21 14:13:09 | 海外生活

 バラトン湖を描こうとすると、我が本拠地を忘れることは出来ない。 地球の歩き方じゃない

けどベストスポットの乱発になってしまい、本来ならば “the best” なんだから、いっぱい在る

のは可笑しな話ですが、どれも甲乙つけ難い、ベストが一杯という所なんです、バラトンは。

住めば都の手前味噌ということもあるかも知れませんね、嫌いというよりポジティブで行きたい

ですね。

 

● バラトンヴィラゴシュ (Balatonvilágos) の散歩道

<スケッチ>

 

 今朝(12月20日)は4時に目が覚めて、夜明けの列車をスケッチしてみようかと出掛けてみた、

いつものお気に入りの散歩道なので、歩いても5分と掛からない。

年寄りは、朝が早いが通説ではあるが、この隠居は朝はからきしダメで、その代わり昔、オール

ナイトニッポンで鍛えた夜更かしが、いまだに健在で超不規則な生活この上ない所業。

 

しかし、生憎の霧が出ていて、霧の○○湖なんていうのも、乙な物なんて、湖+列車+朝焼けを

期待していたが肝心の湖は全くの視界ゼロ状態。

それでも午後になればと待ち続けたが、どんどん霧が深くなるばかりで、恐らく今季最悪の濃霧

だったとニュースでも報道。(実はこの時期のM7高速道路沿線は「霧のロンドン」なんてもん

じゃなく、毎晩の如くの霧出没で、何度も冷や汗運転をさせられたものであった。

 

● スケッチの元になった写真                                Dec. 20 2019

 

● 本来ならば見える筈の風景                       Mar. 05 2019

 

  ブダペスト方面に向かう普通列車で、この路線は電化されている為、気動車はM433型電気

 気動車が多い。 詳しくは、本ブログの「ハンガリーの鉄道(1)」投稿日2019/01/28 を

 ご参照下さい。                           Dec. 18 2018

 

● ブダペスト方面から来る列車                                                    Apr. 22 2018

  ブダペスト南駅からバラトン湖に最初に入る所が、このBalatonvilágos という村である。

 昔は Balatonaliga(アリガ)であったが、合併で Világos (ヴィラゴシュ)となった。

                                  Mar. 05 2018

 

  Balatonaliga を発車した列車が湖畔沿いを走る。 ザグレブ(クロアチア)やベネチア

 (イタリア)といった国際列車も運行している。           Jan. 09 2012

 

  MAV(ハンガリー鉄道)のM33,43系の列車はブルーが基調色で、日本のブルートレインを

 連想させてくれ、よくYoutubeの高畑充希のカバーヴァージョン「ホームにて」を聴いては、

 若い時代の上野駅発古里行きの思い出とダブらせてしまう。

 もう新幹線の出現で叶わぬ遠い思い出です。

 高畑充希のヴァージョンでないといけないのです。 唄が主目的でなく、そこに映しだされる

 列車です。 動画で出てくる場所は日暮里駅付近ではないかと推定しています。

 どうぞ、ご興味がありましたらYoutubeを観て、貴方も遠い昔を振り返るのも、たまには良い

 のではないでしょうか。

 

<ロケーション>

 

● ヴィラゴシュ駅に入り込む列車は、....                                                 Dec. 20 2019

 

  予想した風景は、                                                                  Nov. 01 2018

  これも Youtube の宣伝のようになりますが、竹内まりやの「駅」に映し出されるトランク

 に座って列車を待つヨーロッパ(多分)のとある駅とダブらせてしまうのです。

 音楽って、そういう力がありますね。

  

       これにて「バラトン湖をスケッチ」は、お終いです。

     本ブログへのご訪問、有難うございました。