東京都知事選はやはり予想通りというか石原慎太郎氏が大勝した。78歳という高齢で四選目。本人も出馬に当たってためらいもあったようだが、僕もできれば若い人に代わってもらいたかった。が、東日本大震災後の政治混乱もあって、ここはやはり長い政治経験と実績のある石原氏に期待する声が強かったのであろう。
震災直後で候補も選挙民も選挙どころではない、という状況だった。選挙期間中、僕はどの候補の街頭演説も聞かなかったし、選挙カーも見なかった。ラジオやテレビで候補の経歴や政治主張を視聴しただけだったが、僕が石原氏に期待して投票した第一の理由は、石原氏の”我欲を捨てよう”という言葉であった。僕もそうだが、長い人生を送ると、今さら”我欲”には固執しなくなる。石原氏の言うように、今の日本人は少し”我欲”を主張しすぎているのではないだろうか。
石原氏に懸念なのは高齢な点である。どんな頑丈で健康な人間でも歳には勝てない。60歳と80歳の時とは違う。その60代でも前回の都知事選で石原氏に善戦して敗れた浅野史郎氏は、石原氏より一回りも若いのに、病気で目下療養中である。
これからの四年の任期中、何が起きるか判らない。日本の首都の指導者である。”高齢”は言い訳にはならない。どうぞ健康に留意されて頑張って頂きたい。もう、ご本人には”我欲”はない。”我欲”にこり固まっているようにみえる、国政の指導者に対してカツをいれて頂きたい。
震災直後で候補も選挙民も選挙どころではない、という状況だった。選挙期間中、僕はどの候補の街頭演説も聞かなかったし、選挙カーも見なかった。ラジオやテレビで候補の経歴や政治主張を視聴しただけだったが、僕が石原氏に期待して投票した第一の理由は、石原氏の”我欲を捨てよう”という言葉であった。僕もそうだが、長い人生を送ると、今さら”我欲”には固執しなくなる。石原氏の言うように、今の日本人は少し”我欲”を主張しすぎているのではないだろうか。
石原氏に懸念なのは高齢な点である。どんな頑丈で健康な人間でも歳には勝てない。60歳と80歳の時とは違う。その60代でも前回の都知事選で石原氏に善戦して敗れた浅野史郎氏は、石原氏より一回りも若いのに、病気で目下療養中である。
これからの四年の任期中、何が起きるか判らない。日本の首都の指導者である。”高齢”は言い訳にはならない。どうぞ健康に留意されて頑張って頂きたい。もう、ご本人には”我欲”はない。”我欲”にこり固まっているようにみえる、国政の指導者に対してカツをいれて頂きたい。