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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

     厚労省政務三役は進駐軍的気分?

2010-07-30 05:20:14 | Weblog
朝日新聞の見出しをそのまま頂くと、厚労省の職員は"イライラ”していて“ヘト
ヘトなのだそうだ。”イライラ”しているのは長妻昭大臣や政務三役に対してであ
り、三役の指示に納得しているのは、僅か1%、三役に対して”おごり”を感じて
いる職員が48%に上っているという。異常な事態である。

これは長妻大臣の指示で省内で公募した若手職員によるプロジェクト・チームが
省内のLANを通じてアンケート調査した結果わかったものだそうだが、僕に言わ
せれば、なぜこんなくだらない馬鹿げた調査をするのだろうか理解できない。どう
も長妻大臣は自分のやっていることに自信が持てず、絶えず他人の目や耳を気
にしているように見えてならない。

アンケートの結果をみて、僕は昔の進駐軍を想い出した。占領下、進駐軍が無理
難題を持ち出しても”進駐軍”だから仕方がない、という気持ちがあった。なにか
長妻大臣ら政務三役には”政治主導”をはきちがえて、すこし”進駐軍”的気負いが
ありすぎるのではないだろうか。

”ヘトヘト”なのは、霞が関国家公務員労働組合共闘会議がまとめた官庁職員の残業
調査から判明した。この調査によれば、厚労省職員の残業時間が全官庁の中で一番
多かったそうで、その理由として”大臣の指示が細かく多くなった”というのもあったそ
うだ。

上にあげたような馬鹿げたアンケートを大臣の指示で実施し、かりにそれで残業をして
いたとすれば、身体がいくつあっても足りない。”ヘトヘト”にもなるのも無理ない。