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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          自由が丘産の完熟きうり

2010-07-27 08:16:56 | Weblog
都会では、こんな曲がったきうりは、なかな手に入らない。自由が丘の無人スタンド
で三本100円で買ってきた逸品である。まさに大地の恵みという感じだ。同じ三本
100円でもスーパーで売っている型のそろったきうりとは味が違う。早速、きうりもみ
にして食べた。

          自由が丘の”植木溜め”

2010-07-27 05:39:31 | Weblog
熱中症で亡くなった方の半分は屋内だという。やはり暑くても外で身体を動かさく
てはーと昨日、久しぶりに自転車に乗って自由が丘の無人スタンドへ野菜を買い
にでかけた。まだ、ここの名物の冬瓜(とうがん)は、出回っていなかったが、きゅ
うり(100円)とインゲン(200円)を買ってきた。

自由が丘は今は東京の若者たちのファッションの街であり、スイーツの街として有
名だが、少し歩いて目黒通りまで行くと、農家の無人スタンドがあったり、写真のよ
うな”植木溜め”が残っている。”植木溜め”とは昔、このあたりガ農村だった頃、農
家が副業として空地に庭木を植え育てていたところだ。

自由が丘周辺は、昭和15年戦争のため中止になった駒沢五輪会場に近く、その前
後に街として発展してきた。僕はその時代の自由が丘を知っているが、商店は駅前
に僅かにあるだけで、ほとんどが広い敷地の住宅であった。"植木溜め”は、この"お
屋敷”の庭木用として需要があった。

自由が丘は住宅地としての建築規制があり、高層ビルはないが、緑は減ってきている。
その意味では”植木溜め”は貴重な財産である。恐らく買えば何十万円もする立派な
枝ぶりの松やモッコクなどに混じって、百日紅(サルスベリ)の花が今や盛りと色とりど
りの花を咲かせていた。