昨日、試写会に招かれて映画「花と兵隊」(監督・撮影・編集・松林要樹)を観た。
先の戦争の激戦地ビルマ(ニャンマー)に戦後も日本に帰らず残留した6人の元
日本兵を描いたドキュメンタリー映画である。松林要樹監督はまだ1979年生まれ
の若さ。もちろん戦争を知らない世代である。彼は2005年から現地へ行き、時に
は自らカメラを回し、メガホンをとって編集した映画である。
敗戦後、インドネシアを筆頭に南方各地で復員せずそのまま現地に残った元日本
軍関係者がいたのは事実だが、ビルマについてはあまり知られていない。インパー
ル作戦では投入された35万人の兵力のうち19万人が退路をたたれ犠牲となってい
る。とても、この地に残留した日本兵がいたとは思ってもいなかった。
映画「花と兵隊」は戦後64年、戦争によって異国での居住を強いられた6人の生きざ
まを、監督がマイクをもちインタービュしながら取材しているが、6人のうち映画完成
までに2人が鬼籍に入っている。頂戴したパンフレットには「あなたにはいま伝えて
おきたい」と書いてあったが、戦後生まれが7割強、まさに、この言葉通りの作品で
ある。
松林監督は祖父ぐらい違う年齢の残留者を丁寧に追いながら、残留した理由を中心に
戦争の残酷さを描いている。戦争という難しいテーマだが、現地の美しい自然や動物
を上手に使い、残留者と現地人家族との人間愛も画面から伝わってくる。
「花と兵隊」は今年7月上映の予定。連絡先
〒164-0011 東京都中野区中央3-13-10 3F 合同会社 東風気付
℡ 03-5389-6605 FAX 03-3369 -8228 E-mail hanatoheitai@yahoo.co.jp
公式HP http://www.hanatoheitai.jp/
先の戦争の激戦地ビルマ(ニャンマー)に戦後も日本に帰らず残留した6人の元
日本兵を描いたドキュメンタリー映画である。松林要樹監督はまだ1979年生まれ
の若さ。もちろん戦争を知らない世代である。彼は2005年から現地へ行き、時に
は自らカメラを回し、メガホンをとって編集した映画である。
敗戦後、インドネシアを筆頭に南方各地で復員せずそのまま現地に残った元日本
軍関係者がいたのは事実だが、ビルマについてはあまり知られていない。インパー
ル作戦では投入された35万人の兵力のうち19万人が退路をたたれ犠牲となってい
る。とても、この地に残留した日本兵がいたとは思ってもいなかった。
映画「花と兵隊」は戦後64年、戦争によって異国での居住を強いられた6人の生きざ
まを、監督がマイクをもちインタービュしながら取材しているが、6人のうち映画完成
までに2人が鬼籍に入っている。頂戴したパンフレットには「あなたにはいま伝えて
おきたい」と書いてあったが、戦後生まれが7割強、まさに、この言葉通りの作品で
ある。
松林監督は祖父ぐらい違う年齢の残留者を丁寧に追いながら、残留した理由を中心に
戦争の残酷さを描いている。戦争という難しいテーマだが、現地の美しい自然や動物
を上手に使い、残留者と現地人家族との人間愛も画面から伝わってくる。
「花と兵隊」は今年7月上映の予定。連絡先
〒164-0011 東京都中野区中央3-13-10 3F 合同会社 東風気付
℡ 03-5389-6605 FAX 03-3369 -8228 E-mail hanatoheitai@yahoo.co.jp
公式HP http://www.hanatoheitai.jp/