goo blog サービス終了のお知らせ 

「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

           駒沢ラーメン・SHOWの活力

2009-06-01 05:22:02 | Weblog
梅雨まがいの天候の晴れ間を見て、昨日老妻と一緒に駒沢五輪公園で開催中の全国
ラーメン・SHOWをのぞいてみた。大変な人出である。あわよけば、食べられるかもと期
待していたのだが、とてもとても。それに運悪く昼前に驟雨があって会場は、傘、傘、傘
の行列、僕ら老夫婦はほうほうの手で会場を後にした。

会場で貰ったパンフレットによると、広い敷地は”ご当地ラーメン”ブースなど三区画に別
れており、25の店が参加している。お客は750円で切符を買えば、どの店のラーメンでも
別に用意された飲食エリアで食べられる。しかし昨日は満杯で、客の中には路上で食べて
いる人もみかけた。主催者は3日間で10万人の動員を考えていたようだが、、雨にもかかわ
らず、昼過ぎには、用意した麺が完売されたのか“売切れお詫び”のプラカードを持った係
員が現われた。

すごい活力である。とても老人がくる場所ではない。二人は何も食べず,雨に濡れないよう
コンビニで傘を買い帰路についた。そして家の近くのラーメン屋に入り,老妻は”ごくうま・ラー
メン”650円、僕は”ごくから坦坦メン”680円を食べた。傘一本の支出があったが、雨には濡
れず、ラーメンSHOWの750円よりは安くてすんだ。

それにしても、ラーメンの人気はたいしたものだ。昔は寒い冬の夜、もの悲しいチャルメラを
吹いて売りにきた”支那ソバ”にすぎなかったのに。今や堂々の国民食だ。
(写真は”売切ご免の”プラカード)