大相撲名古屋場所は昨日、横綱白鵬の全勝優勝でめでたく千秋楽の幕を閉じた。
全国的には相撲人気にかげりが出ているというのに、名古屋場所は大入り満員の
日が9日もあるほどの盛況であった。理由は何なのか?"国もん”(地元)大関,琴
光喜の好調もあったが、観客の手拍子をまじえた応援にその秘密のカギをみた。
大相撲の本場所に贔屓力士の応援幕が登場したり、観客が一緒になって応援する
姿は昔は見られなかった。数年前から九州場所で"国もん”大関、魁皇への応援で
この光景が始まったが、今場所の名古屋場所での応援はサッカーや野球ばりの熱
の入れ方だった。
大相撲の最近の不人気は、外国人力士の多いことだ。東西横綱から始まって幕内
力士42人のうち15人が外国人、十両でも28人中8人が海外からの関取だ。大相撲の
歴史を見ると、各地のお殿様の勧進から始まっている。だからファンが"国もん”力士
を応援するのはごく自然のこと。名古屋場所の光景もおかしくはない。むしろ外国人
力士の活躍に対するフラストレーションの爆発かもしれない、
調べてみると、幕内以上の関取のいない県が、28都道府県もある。明治の大横綱、
梅ケ谷(二代目)を出した富山県や鳥取県にいたっては一人の相撲取りもいない。
”国もん”がいなければ、応援にも熱もはいらない。大相撲の衰退はこんなところにも
原因があるのだろう。外国から力士をスカウトするより、各地の相撲振興に力をいれ
たらどうだろうかー。北の湖理事長や解説の大御所、北の冨士さん、北海道出身関
取の育成にもっと力をいれたらどうかー。日ハムを見習ったら。
全国的には相撲人気にかげりが出ているというのに、名古屋場所は大入り満員の
日が9日もあるほどの盛況であった。理由は何なのか?"国もん”(地元)大関,琴
光喜の好調もあったが、観客の手拍子をまじえた応援にその秘密のカギをみた。
大相撲の本場所に贔屓力士の応援幕が登場したり、観客が一緒になって応援する
姿は昔は見られなかった。数年前から九州場所で"国もん”大関、魁皇への応援で
この光景が始まったが、今場所の名古屋場所での応援はサッカーや野球ばりの熱
の入れ方だった。
大相撲の最近の不人気は、外国人力士の多いことだ。東西横綱から始まって幕内
力士42人のうち15人が外国人、十両でも28人中8人が海外からの関取だ。大相撲の
歴史を見ると、各地のお殿様の勧進から始まっている。だからファンが"国もん”力士
を応援するのはごく自然のこと。名古屋場所の光景もおかしくはない。むしろ外国人
力士の活躍に対するフラストレーションの爆発かもしれない、
調べてみると、幕内以上の関取のいない県が、28都道府県もある。明治の大横綱、
梅ケ谷(二代目)を出した富山県や鳥取県にいたっては一人の相撲取りもいない。
”国もん”がいなければ、応援にも熱もはいらない。大相撲の衰退はこんなところにも
原因があるのだろう。外国から力士をスカウトするより、各地の相撲振興に力をいれ
たらどうだろうかー。北の湖理事長や解説の大御所、北の冨士さん、北海道出身関
取の育成にもっと力をいれたらどうかー。日ハムを見習ったら。