バラとハーブ

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ヨーロピアン・ガーデンスタイル

2008-02-22 | フラワーアレンジ&クラフト
今回は、ヨーロピアンの「ガーデンスタイル」
”自然らしく見せる”・・「自然の植生」を意識する
植生の方法は、1.太陽の方向・・・花を上向きに使う 2.群生・・・グルーピング
Eurスタイルには、クラシック・ナチュラル・モダンの3つのカテゴリーがあって、
そのナチュラルSの中に、ガーデンスタイルとベガティブスタイルがあるそうです

細かな講義をサラッと聞いただけで「さ、やってみましょー!」と言われ、
やり始めたら、ガーデンスタイルの植生なんて少しも頭に入っていなくて
ホイホイと自由に挿していたら、
講師に「それはモダンスタイルです!」と言われてしまいました
「そうかーー、自然に自然に・・」と頭で唱えながら挿し直しました
ブログ記事でザッとまとめ直すと、改めて気付く事があって
復習の良い機会になっています
花や葉っぱを少なめに使うと、和風っぽくなってしまうのですが、
配ってあった花材の長い葉っぱが折れていたり、皆クタクタしてて
中グループ(スカビオサ)の分が足りなくなってしまい
やむを得ずトルコキキョウの葉っぱを使ったのですが・・
最後はやっぱりその辺が多少ボリューム不足だったかなーと反省

ポイント
1.器を地面とする
2.大、中、小のグループを作る・・黄金比=8:5:3
3.複数焦点(機構上の焦点)・・今回は3つ
4.奥行き・・正面のある四方見
5.素材を生かす
6.空間・・少し風が通るくらい
7.花は上向き、グルーピング(上記の植生を考慮)

花材
オクラレウカ
スカビオサ
トルコキキョウ
ジェルミニ
ミリオグラタス
ガラックス
  
中グループに使ったスカビオサ                     大グループに使ったトルコキキョウ(八重)

自分だったらジェルミニの黄色じゃなくて、紫に合う白か淡い色を選ぶかな~ 
ちょっと菊みたいで和風に見えました・・挿し方にもよるんでしょうが
ストーリーをつけたり、遊びを加えてもOKという事だったので、
”小川のほとり”をイメージして、つぼみと茎で遊んでみました