baby-Lotusのみなさん、こんにちは!
奄美大島に移住したKei こと かおる です。
こちらに来て2年半ほど経ちました。
baby-Lotusでは、スタジオのオープンからクラスを担当させていただいていて、たくさんの生徒さんとのクラスやWSなどを行いました。ヨガを教えることで私もたくさんのことを教わった忘れられないスタジオです。
お会いしたことのない人も、一緒にクラスで会っている人も、これからもヨガを続けてたくさんの気づきや出会いなどのギフトを受けとってより、よい人生を送ってくださいね。
さて、奄美大島は、まだ夏です。10月いっぱいぐらいは日中は暖かく、日焼けするかんじです。今もまだノースリーブや半袖でビーサンといったかんじでみんなウロついてます
でも、みなさんが思っているほど南国ではありません。常夏ではなく、沖縄より北にありますから、冬はわりと普通に寒いです。10度を切ることはないけれど、海風が強い日などは、体感的にはもっと寒くかんじます。暖房は必要です。
でも海がとてもきれいなので、絵だけ見てるとなんだか入れそうなかんじがしますね。
今は、天気よければまだまだ入れますよん。
震災後に移住する人がとても増えていて、島以外の人などもたくさんいます。
こちらでは、おもにアシュタンガヨガを教えて、他にマタニティなどもやっています。
移住した人は、あちこち国内外をまわって奄美に辿りついた、といった感じの人が多く、とても意識の高い、クリエイティブなかんじの人が多くいます。
ビーガンCafe(ビーガン:動物性のものを一切使わないで料理すること)や、ベジバーガーのお店、島のフルーツで酵素ジュースを作ったり、島の伝統的な染物の藍染めでTシャツや服などを作っていたり、アクセサリーを作っていたりする友達がたくさんいます。
台所洗剤を廃油で作ったせっけんにしていたり、庭で畑をやっていたり、季節になると、海で取れる魚や海藻類などを食したりと大いなるものからの恩恵を受けながらそこに住まわせてもらっているかんじがよくわかります。
人ももちろんそうですが、豊かな自然の力が圧倒的に強くて、こちらでの暮らしは人間や生き物本来の姿などを気づかされることも多く、たくさんのものを与えてもらっています。
この写真、右に見える海と左に見える海は違うんですよ。
東シナ海と太平洋が望める場所から撮ったものです。
さて、そんな豊かな自然と素晴らしい仲間に恵まれて、都会とは違った時間の流れの中で毎日なんとなく忙しく過ごしています。
今回、ヨガ友のクリエイターたちと、ヨガマットケースを作りました。
”こんなのあったら、いいな”というところから、縫製の仕事をしていた子と、藍染めをする子みんなでコラボして、マットケースが出来上がりました。
どれも一緒の商品のようではなく、ひとつひとつを手縫いで作り、それから手染めで仕上げていきます。
柄は4種類から好きなものを選んでもらい、形も写真では縦型になっていますが、ファスナーを付けた横型にしたり、ポケットの位置や大きさ、形などもセミオーダーで変えられるようにしました。
私が、アシュタンギニでいつも重いしっかりしたマットを持ち歩くために、大き目のマット、重いマットが入っても大丈夫なようにしっかりとした作りになっています。
セミオーダーなので、これはマットケースですがもうちょっと長さを短めに作って、ななめがけのショルダーバッグなどにしてもいいですよね。
自転車に乗る人などは便利です。
藍染めは、私も体験したことがありますが本当にいい色で、落ち着きます。
藍は昔から魔除けとして重宝されてきました。天然染料で青の色を出せるのは藍のみです。藍の染料は、発酵させて作る生き物です。日、温度、湿度、いろいろな条件によって色が違うのです。
抜染という技法で全体を一度、藍液で染めます。藍は何度ももみ込み、空気にさらし、酸化させるという作業を繰り返します。そして海で洗い、色止めをします。そのあと、型を彫った渋紙でのりおきをして模様を抜いて完成します。
ヨガを通して、こんな形でまたみなさんともつながれたらいいなーと思い、今回は、マットケースを紹介させていただきました。
興味のある方は、マコ先生に声をかけて見てくださいね。
奄美に来島するときは、ぜひご連絡ください
あまり、なじみのない人も多くいる島だとは思いますが、一度訪れた人は、そのままリピーターになる確率の高い、素敵な島です。
また、ヨガを通してどこかでつながれることを楽しみにしていますね