baby Lotus ヨガダイアリー

二子玉川のヨガスタジオ「baby Lotus(ベビーロータス)」のヨガダイアリー

tomoよりご挨拶

2013-03-12 21:36:49 | Weblog


こんばんは、tomoです。
昨日で震災から2年でしたね。

昨日の朝は、瞑想をするつもりが、
気がつけば祈っていました。

変人だと思われることを恐れずに告白しますと、
私には祈る習慣があります。
特に宗教的に信心深い訳ではなく、
中学生のころに恩師を突然亡くして以来、
一人勝手に始めた癖のようなものです。

私の通った中学校には毎年合唱コンクールが
ありましてね、その恩師は
「河口(という歌)がいいよ。川はすげえよ。」
と私たちに熱く勧めて、次の日に亡くなりました。
34歳という若さで。

以来、何となく、川を見つけては先生に
話しかけ、祈るようになり、
私の尊敬する女性の一人、
佐藤初女さんがおっしゃった
「私にとって生きることは、祈り。
神様の前でじっと祈ることが
祈りだとしたら
私はあまり祈らない方だけれど、
生活の一つ一つの行動を通じて、
動の祈りを捧げています。」
という言葉を聞いて以来、
日常生活の中でも祈るようになりました。

例えば料理をする時は、
「おいしくなりますように。食べて元気になりますように。」
コップを食器棚に戻すこと一つにしても、
「いつもありがとう。お気に入りだから
ずっと丈夫でいてね。」など。

この祈りはなぜか動物にとても効くらしく、
私にはよく見知らぬ犬や猫が寄ってきます

実は、密かにレッスンでも、最後に鳴らす
ティンシャ(鈴)の音に、
皆さんが健康で、幸せであるようにと
いつも祈りを込めているんですよ
他はうっかり忘れても、
この祈りだけは欠かさずに続けています。

さて、今年の春は、いつもに増して
大きな風が吹いていますね。
風に乗って、花粉に黄砂、
PM2.5が飛んできて、先日は空が茶色く濁るような
煙霧だったり。
気温も高かったり、低かったり。
騒がしい春の訪れです。

そんな、ビュンビュン吹き荒れる
窓の外を眺めながら、
なんだか私の心の中のようだと思う今日この頃。
私の人生にも、突然に、変化の風がやってきました。

メールレターを購読されている方は
もうご存知かもしれませんが、
4月から、生活の拠点をアメリカに移すため、
私は今月いっぱいで、baby Lotusを卒業
させていただくことになりました。

残りのレッスン一つ一つに、
さらに心をこめて、祈りを込めて、
取り組んでいきます。

お世話になった皆さん、
本当にありがとうございました。
温かなスタジオであった様々な出会いと出来事に
心から感謝しています。
baby Lotusでのヨガを通じて、
皆さんがありのままの自分を愛し、
慈しむことができますように。
残りあと少し、どうぞよろしくお願いいたします。