悠希コーチが3月でチームを離れます。
2月にこの話を聞いた時、正直に話すとこれから先の"自分"の事しか考えられなかった。
彼に頼ってばかりで支える立場になれてなかったなと今になって痛感しています。
もっともっと話し合えればよかった。
彼の決断を応援してるけれど本当はずっと一緒にやりたかった。
BASICは二頭体制でよかったと思います。
向日葵と月見草。
彼が矢面に立ってくれたから俺は自由に色んな事が出来たし、選手としての実績のある彼に負けたくないという気持ちもまた俺を突き動かしくれました。
友達と仕事をしてしまうと学生のノリが抜けなくて良くない事だとは互いに理解していたけれど、でもこの雰囲気好きだった。
友達の立場に戻ったらまた楽しい事いっぱいやりたいね。
自分自身も20代後半になり色々と考えてしまう部分もあります。
同世代は結婚して子育て中だったり、仕事やプライベートも充実しててSNS見るとへこむ事が多いです。
その一方で"陸上競技のコーチ"というイスが果たしてどれだけあるのかなと思う事もあります。
学校の先生以外でこういう立場でいられる人は本当に少ないと思いますし、この年齢でこれだけのチームを任されてる事に誇りを持ってます。
思い出すのは2008年冬。
この時の中学生は全中、そして後に全国高校駅伝に出場するメンバーが揃っていました。
5才も6才も年下の子たちに本気で本気で憧れた。
一人のアスリートして尊敬でき、そんな選手がたくさんいるこのチームのファンになりました。
小学生も高学年は2008~2010年東京都小学生駅伝を3連覇するメンバー。
そして低学年にはNコウキ、ユウタ、リュウノスケ…今年の東京都小学生陸上の中心になるメンバーが引き寄せられるように集まってきた。
朝練、土日練…一緒に走った時間があまりにも長くて、新中3~小6のメンバーは"仲間"です。
仲間がいるからここまで頑張ってこれた。
ただこの仲間たちが巣立って行ったとき同じだけの情熱を注げるかは正直言って今はまだわかりません。
これから再出発。
"勉強の二十代を経てそれを生かす三十代の魅力"
どんな道を選んでも苦労は多い思うけど互いにこれからも頑張ろう!!