久しぶりにベーシックの練習紹介。
今日は動きを音楽に合わせるビートランニングに取り組んでみました。
短距離も長距離も走ってる姿を見て、「リズムを大切にしろ」「リズムが悪いぞ」なんてついつい簡単に言ってしまいますがリズム感そのものをまず鍛えておく必要性があるんじゃないでしょうか。
動きの内容はすぐ決まったのですが、曲決めは結構大変でした。
BPMが90~130の範囲でリズムがとりやすく、そして小学生でも知っている曲というのは意外と難しかったです。
この年でもう最近の曲よくわからなくなってます。
1曲ずつBPMを測定しながらなんとか選曲した結果K-POPやEXILEなどダンス系の曲が中心に。
みんな楽しそうにハードな練習をこなしてました。
やらせてみて感じたのはこういうのは女の子の方が上手です。
陸上競技は意外とダンスに通ずるところがあるのかなと思いました。
ダンスは理想とされてる姿にいかに近づけるかの追求。
陸上も完璧な正解というものがある訳ではないのだけれど『速く走る、遠くへ跳ぶ』ためのある程度の答えは出ています。
リズム感と足の速さにどの程度相関があるかは不明ですが頭に浮かべたイメージを文字通り体現する能力は大切だと思います。
残りの講習受けてきました。
今回はこんな感じ。
3日目
トレーニング計画
スポーツ障害
テーピング
投の基本
砲丸投・円盤投・やり投・ハンマー投
各種トレーニング
4日目
ルール
スポーツ栄養
中長距離
ハードル
U12演習
U15演習
投擲の実技では実際に円盤、やりを投げ、課題で作ったハンマーも壊れる事なくまずまず遠くへ飛んでくれました。
自作ハンマー(製作費300円)
最終日の演習では課題で各自が考えてきたトレーニング用具を見せてもらう事ができました。
それぞれ工夫を凝らしていて参考にできる物が多かったです。
課題の参考にするために直前にビッグサイトで開催されていたSPORTECというスポーツの総合展示会http://www.sports-st.com/にも行ったのですがスポーツ用品の値段のまぁ高いこと。
数少ない手持ちで練習メニューを作っていますが汎用生のある用具をお金をかけずに自分達で作る工夫もしていきたいです。
そして最後に待ち受けていたのは筆記テスト。
学生以来の久々のテストでしたが一応全部埋められたんで大丈夫なはず。
今回の結果は12月中に、共通科目の方も来年1月には発表予定です。
講師の方も言っていましたが資格を取ったからといって良い指導ができるかと言ったらそれはまた別の話。
講習はあくまできっかけで自己研鑽はこれからも続けていきます。
ジュニアコーチの講習をナショナルトレーニングセンターで受けてきました。
今年から名称が日体協公認指導員からジュニアコーチへと変更して、コンセプトが『手本を見せれる指導者』という事になり実技が増えたみたいです。
参加者は40人ほどで全国4ヵ所でしか開催されてないこともあり関東以外からの参加者もいました。
専門にしていた競技種目も様々で自分みたいに陸上競技未経験者は少なかったです。
時間割はこんな感じです。
1日目
一貫指導
基本の運動
走の基本
短距離走
リレー
部活動と地域クラブの運営
2日目
コーチ哲学
トレーニング理論
跳躍の基本
走幅跳・三段跳・走高跳・棒高跳
競歩
実技はリレーのルール確認や棒高跳の棒の握り方など導入的な事がほとんどでした。
楽しかったのは走高跳で背面跳びをやった事で、一番疲れたのは意外に競歩だったりします。
初日の演習ではグループワークをやりました。
↑自分のグループの課題は陸上教室・クリニックの企画・運営の課題とその解決方法
講習には学校の先生もいましたが自分の様にクラブチームに関わってる人が多く現状の制度に誰一人満足してない様子が印象的でした。
数あるスポーツの中から僕が陸上競技の指導者になる事を選んだ理由がここにある気がします。
指導者制度の変更も含めてジュニア陸上は過渡期にあると感じています。
その中で自分達が新しいレールを敷き先頭を引っ張っていけるかもしれない。
そんな風に感じている指導者が僕たち以外にもたくさんいるとわかった事がこの講習の一番の収穫だったように思えます。
課題も出ました。
次回のハンマー投げで使うハンマーの作製と小学生の練習で使う用具の考案。
こうゆうのは子どもの方が発想力あるんだよな。
日本SAQ協会のレベル1認定セミナー受講してきました。
http://www.nisaq.com/
ラダーやミニハなどはベーシックの練習の根幹になっているので勉強の一環として資格の取得を決めました。
午前中は講義で午後から実習。
今回のテーマはクイックネス(動きだしから1~3歩まで素早く動く能力)、そしてスピード(前方への移動の速さ)。
様々なスポーツに対応しているので陸上競技にはない横や後ろの動き、そして相手の動きへの反応などもありました。
ベーシックの練習にも通じている所があり自分達が目指している方向性は間違っていないなと思いました。
実技でやった事は運動をふだんしない子を対象に考えられたプログラムだったので正直普段のベーシックの練習の方がレベルが高いと感じましたが説明の仕方など参考にする部分はたくさんありました。
資格認定には4回の受講が必要なんですがなかなか日程の都合が合わず時間はかかりそうです。
ジュニアコーチの講習も始まるし、とにかく今は色んな事を吸収していきたい。
その中でベーシック独自のメニューが組み立てていければと思います。
JAAFジュニアコーチ講習の日程が届きました。
学校の時間割が↑だったら嬉しいかも
さらに明日も横浜で9:30~16時までトレーニングの講習です。
駅伝直前のこの時期に土日の練習出れないのは本当に心苦しいのですがしっかり勉強してきてJACに還元しようと思います。
さてジュニアコーチの共通科目の課題をやって感じたことは今までやってきたことも無駄じゃなかったという事。
僕は大学で動物看護を専攻したのですが周りは本当に動物が好きでたまらない人たちばかり。
この中では自分はやっていけないと早々に感じ、自分が何をすべきなのか悩んだ時期もありました。
でもこの時期に勉強した栄養学や薬理学や生理学の基礎部分は人間も動物も変わらないのでスポーツ指導者のテキストの中に出てくるこういった専門用語にもあまり抵抗感がありません。
そしてなにより動物トレーニングの実習をしているので陽性強化…つまり褒めて伸ばすを僕は徹底的にたたき込まれています。
言葉の通じない動物を相手にする上でこれはなにより大切な事でした。
こういう経験をしているので言葉が通じる子どもの指導なんて楽勝と思ってましたが…。
実習で相手にしたよくしつけられた犬と小学生を比べてどっちがお利口さんと感じるかというと…。
ま、それはさておき星の数ほどいるスポーツ指導者の中で動物トレーニングを専門に勉強してた人なんてほとんどいないでしょう。
僕が指導者になる上でこれが大きなアドバンテージになると信じています。