韓国のインターネット検索サービス最大手「ネイバー」(シェア世界5位)が7月1日から日本でサービスを始めたのはご存じかと思います。ネイバーの言い分ではグーグルのロボットエンジンは限界があり、爆発的な情報拡大で、すべての情報はカバーできていない、ということです。
ユーザーの知りたいを満たすために、人間の経験、力を活かす方法の方が優位性があるということですが、あながち的外れとも言えないのかと思います。
最近のグーグルの検索では、調べたい複合キーワードをヒットさせても、知りたいのが出てこない、出てきても最初の上位3つのサイトぐらいという事がよくあります。本当にその検索が正しいものと信じて良いものか迷います。
グーグルのロボットエンジンのアルゴリズムに被リンクの量と質があって、質の良い被リンクが多ければ良いサイトという考え方に基づいていますが、昨今のペイドリンクが横行して、結局金を積めば質の良いリンクが多く獲得できるとすると、金を多く積んだものが上位ということになり、そのグーグルのロボットエンジンの判断が屈折した順位を生むことになりかねません。
ロボットの精度が高まって人間の目に近づいているという見方がありますが、昔に比べれば格段に上がっているのは理解できますが、果たして高度になってきてるSEO(スパム的)をかわすことができ、完璧なオーガニック検索を将来実現できるのかというと、果たしてどうかなと思います。
従来のディレクトリー型では、コスト面でロボット型にかなわないというのがあり、合理性を突き詰めると勝算がないと思いますが、ネイバーの探しあう検索、といったユーザー参加型の検索だと、その辺はクリアできるのかもしれません。
ユーザー参加型が果たして、ネイバーの言うように精度の高い検索エンジンとなるのかどうかわかりませんが、可能性はあると思うし、面白い存在となるとは思います。
それとロボット型の機械的に情報を選び出す手法そのものの精度を上げることばかりが、果たして良い結果を生むのか、検索エンジンのあり方にネイバーの存在が一石を投じることとなったように個人的には思います。
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従来のディレクトリー型では、コスト面でロボット型にかなわないというのがあり、合理性を突き詰めると勝算がないと思いますが、ネイバーの探しあう検索、といったユーザー参加型の検索だと、その辺はクリアできるのかもしれません。
ユーザー参加型が果たして、ネイバーの言うように精度の高い検索エンジンとなるのかどうかわかりませんが、可能性はあると思うし、面白い存在となるとは思います。
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