先日出たITフォーラムで「ストーリーとしての競争戦略」の著者の楠木健教授の話を聞きました。教授は企業戦略研究科教授で、文字通り企業の戦略を研究している人で、数々の実業家とも懇意にしているそうです。
面白かったのは、それだけ企業の戦略について研究しているなら、実業家になったらと言われることに対して、今までもならなかったし、今後も一切なる気がないと行った事です。
なぜなら大変だからだそうです。笑いました。教授でこんな正直に答える人は珍しいです。
かつて中小企業相手に講演を行ったある経営学教授が、中小企業の社長がPPMに関する質問をした時、そんなことも知らないで経営をしているのか、と怒鳴ったそうです。その社長は経営学のいろはを知らなかったというわけです。
それを聞いて教授はアホかと思いました。経営学を知らなくとも、 中小企業の社長は経営を実践しているのだから、それはそれで立派なものでしょう。
理屈ばかり揃えても実践には通用しない、その教授は学問のための経営学の教授であって、じゃあその理論に基づいて、実践できるのかと言いたいです。
そういう学者が多い中、実践は出来ないからやりませんと言った楠木教授は新鮮に見えました。
企業経営はけもの道とはよく言ったものです。また企業経営でも、既存の組織のなかでの経営と起業してからの経営も、180度違うように思います。
なんでそんなこと言えるのと思われますが、自分自身が両方経験しているからです。既存の出来上がった組織の上で、経営するのはそれなりに大変な事が多いですが、一から起業して経営するというのはもっと大変です。
よく0から1を生むのは大変だと言われますが、それは50のものを1000にするよりともすると大変かもしれません。会社の専務であったときはなんとなく分かっていても実感としてありませんでした。
0から1を生む大変さはやった人間しか分からないような気がします。それだけ得るものも大きいとい事でしょう。
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面白かったのは、それだけ企業の戦略について研究しているなら、実業家になったらと言われることに対して、今までもならなかったし、今後も一切なる気がないと行った事です。
なぜなら大変だからだそうです。笑いました。教授でこんな正直に答える人は珍しいです。
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それを聞いて教授はアホかと思いました。経営学を知らなくとも、 中小企業の社長は経営を実践しているのだから、それはそれで立派なものでしょう。
理屈ばかり揃えても実践には通用しない、その教授は学問のための経営学の教授であって、じゃあその理論に基づいて、実践できるのかと言いたいです。
そういう学者が多い中、実践は出来ないからやりませんと言った楠木教授は新鮮に見えました。
企業経営はけもの道とはよく言ったものです。また企業経営でも、既存の組織のなかでの経営と起業してからの経営も、180度違うように思います。
なんでそんなこと言えるのと思われますが、自分自身が両方経験しているからです。既存の出来上がった組織の上で、経営するのはそれなりに大変な事が多いですが、一から起業して経営するというのはもっと大変です。
よく0から1を生むのは大変だと言われますが、それは50のものを1000にするよりともすると大変かもしれません。会社の専務であったときはなんとなく分かっていても実感としてありませんでした。
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