安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ウィントン・ケリー THE LEFT BANK JAZZ SOCIETY BALTIMORE, 1967

2018-10-28 20:07:43 | ピアノ

来年のスケジュールが入ってくるので、2019年版の長野県民手帳を購入しました。見開きのページの左にスケジュールを記入し、右には簡単な日記をつけていて、愛用しています。来年版には長野県のキャラクターの「アルクマ」のシールもついていて、いくらか販売も伸びるかもしれません。CD化で多少音質もよくなり、販売、購入しやすくなったアルバム。

WYNTON KELLY (ウィントン・ケリー)
THE LEFT BANK JAZZ SOCIETY BALTIMORE, 1967 (Fresh Sound 1967年録音)

   

ウィントン・ケリー(p, 1932~71年)については、晩年はスイング感が乏しいと言われることがあって、晩年のものは敬遠気味でした。この録音もレコードで聴いていましたが、録音状態がよくなく、先入観も手伝い、今ひとつだと思っていました。しかし、音質が改善されたこのCDで聴くと、かなりスイングしたよいプレイを行っていると考えを改めました。

メンバーは、ウィントン・ケリー(p)、ハンク・モブレイ(ts)、セシル・マクビー(b)、ジミー・コブ(ds)。モブレイとケリーが共演したアルバムは、モブレイの「Pekin Time」(1958年録音)、「Soul Station」(60年録音)、「Workout」(61年録音)や、マイルス・デイビスの録音にもありますが、1967年の二人の共演が聴けるこのアルバムも貴重です。

曲目はスタンダードです。CDは2枚組で、一枚目には「On a Clear Day」、「Hackensack」、「On Green Dolphin Street」、二枚目には「Milestones」、「If You Could See Me Now」、「Speak Low」の全6曲が収録されています。いづれの曲も15分程度のライブならではの長めの演奏です。

ジミー・コブ(ds)のプレイに煽られているせいもあるのか、ケリー(p)、モブレイ(ts)ともにエネルギッシュなプレイを行っています。ミディアムテンポの「On a Clear Day」における寛ぎに満ちたスイング感や自然で心地よい和音、やや早い「Speak Low」におけるシングルトーンとトレモロの切れのよさなど、ケリー(p)の快調な演奏を聴くことができます。モブレイも「On Green Dolphin Street」などで力強いブローをみせています。ライブ録音で、クロージングテーマも収録されていて、インティメイトな雰囲気も感じられます。 

【長野県民手帳2019年版】

   

長野県内のコンビニや書店で販売されています。

表紙のすぐ裏になります。県歌「信濃の国」の歌詞の掲載、4月から6月に開催される全国都市緑化フェアのPRが載っています。

見開きで、左にスケジュール、右にメモや日記などが書けるようになっています。

   

資料編、名簿編、生活情報編などで各市町村など概要がわかります。

   

長野県PRキャラクター「アルクマ」のシールがついてきました。子供達が喜ぶかもしれません。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。