現在、群馬交響楽団の定期会員になっています。先日、来シーズン(2023~2024年)も定期会員を継続するかどうかの意向調査のハガキがきました。迷いましたが、継続することに決めました。
(プログラムの特徴と定期会員の継続を迷った理由)
2023年4月から常任指揮者になる飯森範親さんの意向で、10回ある定期公演全てにモーツァルトの曲が入っています。モーツァルトは、嫌いではありませんが、渋い曲が多く、面白いかどうか疑問を抱きました。
プログラムはドイツの作曲家のものが主で、ドビュッシーやラヴェルの作品がなく、ドイツでも好きなシューマンやシューベルトがなく、加えて、嫌いなショスタコーヴィチが2曲も入っていて暗い気分になりました。
しかし、モーツァルトをまとめて聴けること、数は少ないけど、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」やブラームスの「交響曲第4番」といった聴きたい曲もあること、さらに、よい位置の席が確保できていることに鑑み、継続に決めました。
【2023~2024年シーズン定期演奏会プログラム】
群馬交響楽団ホームページより:飯森範親 常任指揮者 就任発表、来シーズンプログラム発表
【飯森範親さんの略歴や著書など】
昨年(2021年)の定期演奏会における、マーラー「交響曲第5番」の指揮が団員に高く評価されて、常任指揮者就任を群響がお願いしたとのことです。飯森さんの母方の祖父。祖母は群馬県出身で、小さい頃飯森さんも群馬に遊びにきたようです。そんな縁も手伝って、就任を快諾されたようです。
(飯森範親プロフィール)
(飯森範親オフィシャルサイト)
飯森範親オフィシャルサイト | -NORICHIKA IIMORI OFFICIAL SITE- (iimori-norichika.com)
(2023年1月の群馬交響楽団定期演奏会に登場予定です)
【飯森範親著「マエストロ、そこまで話していいんですか!?」(ヤマハミュージックメディア刊)】
本も出しています。これは、モーツァルトからチャイコフスキーまでの10の交響曲について解説したものです。10曲は次のとおりですが、モーツァルトの第40番とシューマンの第1番「春」は、群響との演奏で取り上げていただけたら嬉しい。
モーツァルト/ 交響曲第41番「ジュピター」、第25番、第40番
ベートーヴェン / 交響曲第3番「英雄」、第9番「合唱付き」
メンデルスゾーン / 交響曲第4番「イタリア」
シューマン / 交響曲第1番「春」
ブルックナー / 交響曲第4番「ロマンティック」
ブラームス / 交響曲第1番
チャイコフスキー / 交響曲第6番「悲愴」
https://blog.goo.ne.jp/narkejp/e/b50a0d930e8e1f1c4045cef1a7e41326
飯森さんらしさは、これから鮮明に出てくるのではないでしょうか。楽しみですね。
飯森範親さんの常任指揮者就任で、群馬交響楽団がどう変わるか楽しみです。コンサートマスターの伊藤さんは、記者会見で、録音に対する期待を述べていました。また、音楽評論の渡辺和彦さんは、質問の際に、現代音楽を取り上げることへの期待を述べていました。
各方面からの期待があり、たいへんかもしれませんが、かなりそれに応えてくれそうな記者会見の模様でした。
貴ブログのモーツァルトの交響曲第33番の記事を拝見しました。33番は全く聴いたことがないので、CDを購入したいと思います。来シーズンの群響定期では、飯森さんの指揮ではないですが、31、32、38番が演奏される予定です。33番がないのが残念です。
コメントありがとうございます。