長野県内も台風の影響で雨が続くなど、このところ週末に山へ出かける段取になりませんでした。9月24日(土)は、午前中曇りという予報なので、眺望は期待できないだろうけど、大きなトチノキの「コブ太郎」を見てみたいので、佐久穂町の茂来山(もらいさん、標高1,717.8m(「いないいないばー」と語呂合わせする人もいるようです。)に 出かけてきました。
「コブ太郎」までは、公園といってもいいくらい道がよく整備され、傾斜も緩くて散歩といった感じです。その上は、傾斜がいくらかきつくなりますが、山頂まで近いので、苦になりません。水が大分出ていて、ぬかるみに足を入れた箇所もありましたがたいしたことはなく、白いトリカブトの花も見ることができ、楽しい登山でした。
【行 程】
(登山口まで)
長野市自宅5:10~霧久保沢駐車場7:00 (長野IC~佐久南IC~国道141~国道299。途中佐久市臼田のコンビニで買物)
(登山)
霧久保沢駐車場7:10~登山道入口7:26~コブ太郎7:49ー7:54~尾根分岐8:37~茂来山山頂8:46ー9:22~駐車場10:37
(歩行時間 上り1時間32分 下り1時間15分 計2時間47分)
【往 路】
駐車場からの登り口。初めは林道を行きます。熊注意の看板があるので、鈴を鳴らしていきました。
しばらく行くと車止めがあります。
林道、登山道ともに沢に沿っています。
右に進みます。右の道に入ってすぐの土手に道標がありますが、進行方向ではないのでわかりません。
雨の影響で、橋が水びたしでした。靴が泥にまみれてしまいましたが、なんとか通過。
手前左手は広場のようになっています。ここで林道から登山道へ入ります。茂来山へ2.0kmの表示がありました。
登山道を歩き始めてすぐに、駐車場からコブ太郎までの中間点の表示があります。
たまに道標があります。道は歩きやすいです。
川の水があふれていて、本来の道は通過できませんでした。左に進んで石伝いに渡りました。
周囲は細い木もありますが、間伐もされているようで、明るい林内です。
コブ太郎まで500mの表示。
小川を渡ります。水がやはり多かった。
標高が高くなってきて、植林された山ではなく天然木の林の中を歩きます。
コブ太郎は、右へ少し下りたところでした。
日本「森の巨人たち百選」に選ばれたトチノキ「・コブ太郎」。樹高:22m、幹周:531㎝、樹齢:推定250年。
登山道に戻って、山頂を目指します。
岩がところどころ出ています。
登山道の脇にありましたが、こちらも大きかった。
沢を上がっていきます。
霧久保沢と「霧」とつくだけに霧が出て、幻想的な光景でした。
上の方が明るくなってきて、もうじき尾根のようです。
槇沢コースとの合流すぐ手前です。
両コースの尾根分岐。
左に折れて、尾根道を行きます。
アップダウンは少しありますが、気持ちのいい尾根道でした。
山頂が見えてきました。
山頂に到着。
浩宮様の登山記念の碑。
三角点。
眺望は無理でした。
山頂から一段下がった広場に登山記念の署名簿があったので、僕も記帳してきました。
昼食には早いので、おやつにアンコロ餅を食べました。
待ってみたのですが、ほとんど周囲の山は見えないので、下山することにしました。
(2)へ続きます。(2)では、【復路、であった花、十石峠、温泉】について記します。