安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

GEORGES ARVANITAS (ジョルジョ・アルバニタス) COCKTAIL FOR THREE

2007-12-24 21:37:47 | ピアノ

きょうはお休みなので、DVDを借りてきて見ることができました。トム・クルーズ主演の「カクテル」です。バーテンダーとして成功し、自分の店を持つサクセスストーリーです。お酒の入っている瓶を音楽に合わせて投げ回したりしてカクテルを作るのが派手でカッコイイですね。最後に自分の店で、スピーチをして「On The House」(店のおごりだ)といって賑やかに閉じます。「COCKTAIL FOR THREE」を聴きます。それと、酒場(バー)なので、キャシー・バー(女性ヴォーカル)もHPにアップしました。

GEORGES ARVANITAS (ジョルジョ・アルバニタス)
COCKTAIL FOR THREE (PRETORIA 1959年録音)

Cocktail_for_three_georges_arvanita

ジャケットがフランスらしくておしゃれです。三人でカクテルを作って、実際に飲んでもいるようです。アルバニタスは、フランスのピアニストでヨーロッパを代表する存在でした。初期はパウエル・スタイルですが、1970年くらいからはモード・スタイルも取り入れて演奏活動を続けました。ミシェル・ルグランの信頼も厚くて、ルグランのサウンド・トラックに起用されています。

COCKTAIL FOR THREE(カクテル・フォー・スリー)は、アルバニタス初期の傑作です。ハード・バップ・スタイルですが、よくバウンドして演奏する喜びが伝わってくるようです。急速調の「Cocktails for Three」は、はじめから絶好調で、これをきくとメンバー三人の息がぴったりとあっているのがわかります。

メンバーは、アルバニタスのほか、Gene Taylor(b)、Louis Hayes(ds)というホレス・シルバー・クインテットの二人です。「Mean to Me」では、ジーン・テイラーのベースがフューチャーされます。「Bluesy Blues」は、抑え気味ですが、軽めのブロックコードを挟みながらシングルラインで軽快なソロが続きます。他に「Airegin」、「Tune Up」といったジャズ・スタンダードなどを収録。

キャシー・バーはこちらです。
http://www6.ocn.ne.jp/~jazzvo/kathyBarr.html




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