安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

カーティス・カウンス YOU GET MORE BOUNCE

2017-04-23 10:00:55 | ベース・ドラムス

北陸新幹線の車内で配布されているJR西日本のPR誌「西Navi北陸」の2017年4月号は、特集として「富山の曳山行事がおもしろい!」として、「高岡御車山祭」や「魚津たてもん祭り」が紹介されています。北陸地方ばかりでなく、「夜の岡山を満喫」と題して、津山城と美作三湯(温泉)や岡山城と岡山市街の紹介があって、西日本への旅を誘う内容でした。西は、ウエストなので、ウエストコーストジャズを聴きたくなりました。

CURTIS COUNCE (カーティス・カウンス)
YOU GET MORE BOUNCE WITH CURTIS COUNCE! (Contemporary 1956,57年録音)

   

カーティス・カウンス(ベース奏者、1926~63年)が1956年に結成したカルテットは、メンバーが素晴らしく、各人のソロに重きを置いた演奏を行っています。彼は、ウェストコーストで活躍し、この第2作目のアルバムもロサンゼルス録音ですが、ニューヨークのハードバップグループのものだと解されてもおかしくない内容です。

メンバーは、カーティス・カウンス(b)、ジャック・シェルドン(tp)、ハロルド・ランド(ts)、カール・パーキンス(p)、フランク・バトラー(ds)です。ハロルド・ランド(ts)は、1956年までクリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットの一員でしたが、家族の関係で、西海岸に戻っていたので、このグループに参加したものです。

曲は、カウンスのオリジナルが「Complete」と「Counceltation」の2曲、スタンダードが「How Deep is The Ocean」(愛は海よりも)、「Too Close For Comfort」、「Mean to Me」、「Stranger in paradise」、そしてチャーリー・パーカー作「Big Foot」の7曲。カウンスの2曲は、力強いハードバップといっていいものですが、有名スタンダードが取り上げられていて、親しみやすいです。

カウンス(b)のウォ―キング・ベースもよいのですが、ハロルド・ランド(ts)の黒っぽい音色によるグルーヴィーなサックスが光ります。「Mean to Me」では、編曲されたイントロが面白く、カウンスのベースも活躍します。シェルドン(tp)とランド(ts)が、暖かな音色でソロをとる「Stranger in Paradise」は、心地よく西海岸ジャズらしさを感じさせます。「Big Foot」は、テーマが溌剌と奏され、ランド(ts)の細かなフレーズを用いたよく歌うロングソロに始まり、シェルドン、パーキンス、カウンスと全員がソロをとっていて爽快。

【JR西日本のPR誌 西Navi北陸2017年4月号】

   

表紙

   

魚津たてもん祭りの記事

   

津山城や美作三湯(温泉)の紹介

   

岡山城と岡山市内