安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市中央4丁目の「弥助寿司」で、散らし寿司のランチ。うまいものスタンプラリー参加店です。

2024-10-01 19:30:00 | グルメ

ランチにたまには、お魚を食べようと、うまいものスタンプラリーに参加している弥助寿司に入りました。長野県内だと、ランチにお寿司というのも、あまり見かけない気もしますが、たまにはよいかと。

一押しの「散らし寿司」を注文。ポピュラーな具材だと思いましたが、結構美味しかった。カボチャの煮ものと、きんぴらごぼうもついて家庭的でした。次回は、焼魚定食をいただいてみたい。

お店の外観と入口

カウンター席に腰かけました。

本日のお魚が板書されています。

小上がりもあります。少し早い時間なので、お客様はこれからといったところでしょう。

おすすめお魚定食というメニューがありました。煮魚や焼き魚も良さそうです。

はじめはお茶。

散らし寿司。お味噌汁もついています。

この丼ですが、ご飯の量も結構ありました。

マグロ、マダイ、カニ、ハマチなどでしょうか。

タコ、海老、卵焼きなどなど。

カボチャ煮。まさか煮物が着いてくるとは驚きました。ランチに相応しい。

きんぴらごぼう。

キューリの漬物。

サービスで珈琲もきました。

   

現在、上田商工会議所主催のうまいものスタンプラリーが開催中です。僕もスタンプ集めを続行中です。

スタンプラリーの冊子に掲載されたお店の紹介。

【弥助寿司】

住所:長野県上田市中央4-2-23
電話:0268-23-2757
ホームページ:弥助寿司 - 上田/寿司 | 食べログ (tabelog.com)


高崎市宮元町の「本屋ブーケ」で御書印をいただき、雑誌「散歩の達人」を購入。同誌掲載の「Good Will Coffee」でお茶タイム。

2024-09-30 19:30:00 | 喫茶店・カフェ

昨日、高崎で御書印をもらいに「本屋ブーケ」に寄ったところ、販売している雑誌「散歩の達人」2024年10月号が前橋・高崎特集だったので、購入しました。ローカル都市の特集は、同誌では初めてかもしれません。

「本屋ブーケ」が掲載されていましたが、同じく、そこで紹介されていた「Good Will Coffee」が近くだったので、お茶タイムに入りました。珈琲がかなり美味しかったので、リピートしてもよいです。

【本屋ブーケ】

住所:群馬県高崎市宮元町290
ホームページ:本屋ブーケ (bookshop-bouquet.com)

本屋ブーケの外観。2024年4月に開店したばかりです。

看板でしょうか。ユニークです。

店内

きれいに陳列されています。

山関連の本

絵本もたくさんありました。

   

いただいた御書印

【散歩の達人2024年10月号】(交通新聞社)

「本屋ブーケ」で購入しました。前橋、高崎には、よく行くので、僕には役に立ちます。同誌は、首都圏を中心とした特集しか組まなかったので、ローカルな都市特集は初めてかもしれません。

   

表紙。特集は、前橋・高崎です。

目次。盛り沢山です。

   

御書印をいただいた「本屋ブーケ」が「散歩の達人2024年10月号」に掲載されていました。

 

【Good Will Coffee】

住所:群馬県高崎市新田町1-3 アキヤマビル 1F
電話:027-395-5358
ホームページ:goodwillcoffee (グッドウィルコーヒー) - 高崎(上信)/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

   

Good Will Coffeeの外観。2024年5月オープンです。

店内。座り心地の良い椅子でした。

カウンターなど。

壁にはレコードジャケット。マスターは、ジョニ・ミッチェルがお好きだそうです。店内には、ポップス系の曲がBGMに流れていました。

焙煎機が置いてあります。自家焙煎のお店です。

ブレンド珈琲とビスコッティ(ビスケット)を注文。

豆はコロンビアが中心だそうです。器もきれいです。こくがあって、そこはかとない甘味も感じられ、とても美味しい。

ビスコッティ。近くのパン屋さんのものらしいのですが、これもよい品物で、珈琲に合いました。

散歩の達人2024年10月号に「Good Will Coffee」が掲載されています。次回は、雑誌「散歩の達人」を持って、前橋市を訪れてみたい。


ベニー・ゴルソン「REUNION」、高崎駅ビル「プロント」で珈琲タイム。

2024-09-29 19:30:00 | テナー・サックス

久しぶりに高崎駅ビルにある「PRONT」(プロント)に寄りました。「オレンジショコラトルテ」が美味しく、チョコレートが懐かしい味に感じられました。再会(Reunion)というタイトルのレコード。

BENNY GOLSON (ベニー・ゴルソン)
REUNION (RIVERSIDE → JAZZLAND 1957年録音)

   

作編曲家、テナーサックス奏者のベニー・ゴルソン(ts,  1929.1.25~2024.9.21)が95歳でお亡くなりになりました。ご冥福を祈ります。類い希なメロディメイカーで、演奏面も含めて、ジャズの歴史に大きな足跡を残した偉大なミュージシャンだったと、彼を偲び上記のアルバムを聴いてみました。

メンバーは、ケニー・ドーハム(tp)、J. J. ジョンソン(tb)、ベニー・ゴルソン(ts)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、マックス・ローチ(ds)。聴いたアルバムは、「Renion」(JAZZLAND再発)ですが、オリジナルは、Riversideレーベルの「The Modern Touch」です。

(英文表記)Kenny Dorham(tp)、J. J. Johnson(tb)、Benny Golson(ts)、Wynton Kelly(p)、Paul Chambers(b)、Max Roach(ds)。

曲目は、次のとおり。

1  Out of the Past (Benny Golson)
2  Reunion (Gigi Gryce)
3  Venetian Breeze (Benny Golson)
4  Hymn to the Orient (Gigi Gryce)
5  Namely You (Gene DePaul,  Johnny Mercer)
6  Blues on Down (Benny Golson)
ベニー・ゴルソンの自作が3曲、ジジ・グライスの曲が2曲、スタンダード曲「Namely You」の6曲。ゴルソンの3曲の中では、「Out of the Past」が知られている。

ベニー・ゴルソン(ts)は、活動期間が長く、多くの名曲、名演を残してくれました。数年前に彼が山岡未樹と一緒に出演したライブを聴いたことがあり(その記事)ますが、ヒット曲を多くやってくれた、そのステージを想い出しています。本作は、ゴルソンがディジー・ガレスピー楽団に在団していたときのもので、2枚目のリーダー作です。ハーモニーの豊かさが聴け、名曲「Out of The Past」が収録されていて、メロディメイカーぶりも聴くことができます。バラード「Namely You」における彼のテナーソロも楽しめるハードバップの佳品。

(参考)本作から「Out of the Past」(元のRiverside盤からのもの)が聴けます。

アウト・オブ・ザ・パスト、ベニー・ゴルソン (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、何れもベニー・ゴルソンのリーダー作で、右から「The ModernTouch」(Riverside 日本盤)、本作「Reunion」(JAZZLAND オリジナル盤)、「Turning Point」(Mercury 再発盤)。「The Modern Touch」の日本盤より、本作のJAZZLAND盤の方が、クリアーに聞こえます。

 

【プロント 高崎モントレー店】

住所:群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー コンコース
電話:027-386-9505
ホームページ:プロント 高崎モントレー店 (PRONTO) - 高崎(JR)/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
       PRONTO(プロント)

店内の様子。腰かけたのは、カウンター席で電源をとることができる席です。

注文は、ブレンドコーヒーとショコラトルテ。

オレンジショコラトルテ。『濃厚なチョコレートとオレンジを組み合わせたケーキ』でそうです。

取り分けたところ。チョコレート一色という感じのケーキです。

シンプルですが、まずまず美味しいプロントの珈琲。

雑誌などが飾ってあります。『絶景ドライブ」というムックで、どちらかへドライブに出かけたくなりました。


高崎駅東口ヤマダ電機LABI 5階 牛たん焼肉「タンじろう」で、牛タン定食。

2024-09-28 19:30:00 | グルメ

先日、軽く夕食を食べようと、高崎駅東口のヤマダ電機ビルLABIのレストラン街に行ったら、『牛タン』という文字が目に飛び込んできたので、牛タン焼肉の「タンじろう」に入店。

以前は、韓国焼肉のお店だったところが2024年6月28日から牛タンのお店になったようです。「牛タン定食」を注文。薄い牛タンでしたが、味は悪くなく、手軽に楽しむには、いいかもしれません。

5階のレストラン街にあります。外観

定食類がいろいろあって、ランチなどに良さそうなお店です。

奧の方の席に座りました。

タッチパネルで注文。

牛タン焼肉定食。ごはんとスープは、お替り自由でした。

牛タン。薄いですが、数は多めでした。

ごはん。群馬県のお米でしょうか。結構美味しい。

テールスープではありませんが、そんな感じの味でした。

野菜

もやし

焼いています。機械が良いので、匂いや煙は吸い込まれ、衣服に影響しません。ランチタイムでも使えます。

短時間で焼けます。

備え付けのタレでいただきます。意外にいけました。ちょっと食べたい場合など、良いかもしれません。

【牛タン焼肉 タンじろう】

住所:群馬県高崎市栄町1-1LABI1高崎5F
電話:027-388-0005
ホームページ:牛たん焼肉 タンじろう - 高崎(JR)/焼肉 | 食べログ (tabelog.com)


篠崎史紀(N響特別コンサートマスター)著「音楽が人智を超える瞬間」(ポプラ新書)と映画「シャイン」。

2024-09-27 19:30:00 | 読書

先日のN響高崎公演(その記事)でコンサートマスターを務めていた篠崎史紀さんが書いた本がちょうど発売になったので、購入しました。

   

(本書の概要)

「マロ」の愛称で知られ26年間務めあげたN響第1コンサートマスターという肩書を超えて、様々な活動で知られる唯一無二のヴァイオリニスト「篠崎史紀」さんが、人生、音楽、教育、多彩すぎる趣味などについて語った本。クラシック音楽愛好家はもちろん、そうでない人も愉しく読める内容です。

(おおまかな目次)

第1章 ウィーンが「音楽の流儀」を教えてくれた
       ヴァイオリン教師の楽譜をこっそり盗んでは練習する日々
       イヴリー・ギトリスとの出会い
第2章 ウィーンで身につけたマロ流妄想力
      「モルダウ」と「新世界」の妄想的背景
第3章 北九州が「人生の流儀」を育んでくれた
第4章 N響が「コンサートマスターの流儀」を確立させてくれた
      サヴァリッシュとの思い出と堀さんの思い
      フェドセーエフを救った「くるみ割り人形」
第5章 偉大なマエストロたちが音楽の流儀を教えてくれた
      シャルル・デュトワ、ウラディーミル・アシュケナージ、アンドレ・プレヴィン
      パーヴォ・ヤルヴィ、ファビオ・ルイージ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ
      ヘルベルト・ブロムシュテット、ロリン・マゼール、ロジャー・ノリントン
      トゥガン・ソヒエフ、ネッロ・サンティ、ワレリー・ゲルギエフ
第6章 いま、日本の音楽界に、そして故郷に伝えたい思い

(感想など)

NHK交響楽団のコンサートマスターを26年間務め、現在は同楽団の特別コンサートマスターである篠崎史紀さんが書いた本なので、特に、来日した指揮者とのやりとりや評価が記されている第4章や第5章が印象に残りました。

指揮者について、著者はトゥガン・ソヒエフさんのことを『言葉では説明できないけれど、とにかくすごい』というタイプとして、高く評価しています。僕は一度だけソヒエフの指揮でN響を聴いたことがありますが、また聴いてみたい。

第1章に登場するおじいさんと第4章のフェドセーエフさんの話は、ナチスドイツの行為や戦争の悲惨さを物語るもので、平和の大切さと音楽の力に思いを至らせてくれるものでした。また、映画「シャイン」の主人公「ヘルフゴット」と著者との邂逅が劇的で、篠崎さんの才能を見抜く力がすごいと感嘆。

(文中で印象に残った箇所・写真など)

著者は、ウィーン市立音楽院で、トーマス・クリスティアンについて学んでいます。

スイスで開催されたイヴリー・ギトリスの講習会で、篠崎さんが練習しているところに、突然現れたデイヴィッド・へルフゴット。すぐ才能に気づき、二人は非公開の演奏会を行うことに。ヘルプゴットは、1995年の映画「シャイン」の主人公のモデル。

2015~22年にN響首席指揮者を務め、その後は名誉指揮者になったパーヴォ・ヤルヴィと著者。

2022年からN響首席指揮者を務めるファビオ・ルイージと筆者。ルイージがオペラを振れることも評価していました。僕は、サイトウキネン(セイジオザワ)フェスで、チャイコフスキーの「エウゲニー・オネーギン」を彼が指揮しているのを観ました。

トゥガン・ソヒエフは、2008年10月にN響と初共演。特に2016年以降N響と共演を重ねている。『うまく言葉では言い表せないけれど、とにかくすごい、と思った指揮者のひとりはロシア出身のトゥガン・ソヒエフ。有無を言わせぬハンドパワー・・・を持っている。』と著者は評価しています。

(映画「シャイン」)

   

 (概要)

デヴィッドは、音楽家になれなかった父親ピーターから英才教育を受けて育った。父親の反対を押切って、ロンドンに留学したデヴィッド。だが緊張と父親との対立から、彼は精神を病んでしまう。実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた作品。アカデミー賞主演男優賞受賞など受賞多数。

著者は、実際のデヴィッド・へルフゴットと、非公開の演奏会で共演しています。このエピソードには驚きました。DVDで一度観たことがありますが、この本をきっかけに、再視聴しました。