またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

ちょっと、すみません

2009-06-30 08:19:05 | Weblog
ブログ更新していなくて、すみません。
ちょっと新しい環境とその他諸々ありまして、
ブログ更新できる精神状態ではありませんでした。。。
素直に笑えない自分がおります。。。

なので、もうしばらくお待ち下さい…

雨が止むか、霧が晴れだしたら、また歩き出します。

ちゃんと歩き出すまで、見守っていてください。

通い慣れた道

2009-06-26 07:50:20 | Weblog
いつものコンビニでジャワティーとミンティアを買う。
それがいつもの始まりだ。
ヘッドフォン越しから流れる音楽は曜日によって、変えている。
月曜日はテンションが上がるメロコアやパンク。
水曜日などはUKロック聞きたくなり、金曜日は日本語が急に恋しくなる。

この風景もしばらくは見納めか。
そう思いながら、猛暑の準備をしている太陽を見上げた。

家からは会社まで歩いて15分。
最高の場所にある。

しかし、そんな朝も今日でおしまい。

不況の波は容赦ないのだ。

会社の鍵を開け、ピーピーと鳴る機械にセコムカードを近づける。
エアコンの電源をいれ、電気をつける。
自分のパソコンにスイッチを入れ、立ち上がる間に窓を開ける。
何とも効率のいい動き方だ。
打刻をして、給湯室のポットに水を入れる。

メールを確認したら、次は自分のブログの更新をする。
「おお、昨日はずいぶん、回覧数が増えている…」
小さな喜びをかみしめながら、昨日の出来事や小説をアップする。

これが日常の行動だ。

ベランダに出て、通り過ぎる中央線をただなんとなく見つめる。
この風景も今日で見納めだ。
思わず、携帯片手に写真を撮った。

青空に映える新緑の葉が何とも切なく感じた。

引っ越し準備のため、掲示物が外され、白が目立つ壁はまるで
どこかの病院の診察室にも感じる。
別の場所に来たみたいだ。

テンシがいた席はもうないし、残り香もすっかり消えてしまった。
積み重なる段ボールたちは飛行機を待っている待合室のようだ。

「最後まで!!」
この言葉をスローガンに仕事をしてきた。
ほんとに今日が最後だ。
きっちりしめて、終わらせたい。

その後は打ち上げた!
その光景は後日のブログでアップします。(たぶん)

それでは太宰治ブームに肖って、こんな言葉で締めたいと思います。
『さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。
 絶望するな。では、失敬。』

WHATEVER-13

2009-06-25 08:11:43 | またたび
        5
 ケンは深く息を吸い込むと、ゆっくりと亜実を体から離して、
 目を逸らすことなく、亜実に語りかけた。
 「ごめん、今オレ大切な人がいるんだ。とても大切なんだ、その人は… だから、ごめん。」
 その言葉に偽りがないとは言えなかった。
 しかし、この場ではこの言葉が自分にたいして、一番素直な言葉だった。
 二人の間に重い沈黙が過ぎると思ったが、亜実はすぐに切り出した。
 「えへへ、ふられちゃった。」
 顔は笑っていたが、目は真っ赤で涙が今にも零れ落ちそうだった。
 私んちここから近いから送らなくていいよ、と亜実は足早に去っていった。
 地面に当たる下駄の音が、公園内に響いた。
 「亜実…」
 これでよかったのかな、いや付き合ったとしてもまた同じ結末になるだけだ、
 まだ本当の自分の姿をわかってもらえていないし、
 それより、今はあいつの代わりにしか見ることができないだろう。
 そうしたら亜実を悲しませるだけになる。でも泣いていた。
 人一人を悲しい思いにさせてしまった。
 どっちにしろ傷つけるだけだったのか。
 だったら、始めから人なんて好きにならないほうが、いいのではないのか。
 もう傷つけたくないし、傷つきたくない。
 ケンの頭の中で色々なことが錯綜していた。
 見上げると月が自分の歩く方向にあった。
 やけに明るい月が少し滲んで見えた。
 亜実にメールをしようと文を作ったが途中で消した。
 一体自分に何が出来るんだろう。
 今更、今更、かける言葉など見つからず、祭りの後の静けさの中、歩きなれた道を誰に会うこともなく歩き続けた。

はまるとトコトン

2009-06-23 07:55:28 | 偏食日記
最近のあっしの食のブームはカレーではなく、ツケメンである。
食べやすいこともそうだが、店によって特色が顕著にわかるから食べ歩きがしやすいのだ。
この前は渋谷の宇田川あたりにあるツケメン屋に行きました。

梅雨ってほんとにジメジメして最悪ですね。
降るか降らないかはっきりしておくれって感じです!
お店一押しの濃厚ツケメンを注文しました☆

すみません… 休みの日はビールが欠かせません…

太麺が大好きなので、麺はあっし好み。
どれどれスープは…

こってりだけど、鰹節がきいていて、しつこさはない。
これは… うまい!
止まらないスピードでどんどん食べられちゃいます♪

う~ん、うまかった。けっこう満足です。



健康診断の後だったので、後々やってくる腹痛におそれを感じながら、帰路につきました。
常にトイレの場所を確認しながら…



運命というものは…

2009-06-18 07:44:41 | 映画
またまた映画紹介ってコトで、今回は今年のアカデミー監督賞を取りました
ダニーボイル監督のハリウッドデビュー作の「a lifeless ordinary」。
邦題が「普通じゃない」を紹介します。

運命とは目に見えないものだろうか?もしかしたら誰かが意図的に運命を装っているのではないだろうか?
人気小説家になる事を夢見ながら、巨大企業の清掃人として働く主人公。突然クビになった事に抗議に向かった彼は、そこにたまたま居合わせた社長令嬢を誘拐するという話で、ロマンチック・コメディである。

映画の中身自体はめちゃくちゃおもしろいわけではない、しかし劇中に流れる音楽が素晴らしい。

一番の名シーンの銀行強盗をするときに流れるAshの「a lifeless ordinary」はほんとに最高である。これを聞いただけで鳥肌が立ってしまう…
映画のために音楽があるのか、音楽のために映画があるのか、と考えてしまうほど印象的なシーンだ。


男女の関係は普通じゃないですよね。
この映画を見終わるたびにそう感じます。
奇跡と運命、そしてタイミング。
そう思い、鳴らないケータイを見つめながら、独りため息をつくのでした。

WHATEVER-12

2009-06-17 12:55:27 | またたび
「どうだい?ここから見る風景は絶景だろ。
 あの山に比べたらオレら人間なんかちっちゃい存在だろ、
 でも小さいなりにもちゃんと生きてるんだ。
 こうやって自然を見て感じたり、感銘は受けたりすることは素晴らしいことじゃないか。
 さっきまでお前さんの目は死んでたけど、今は違ったように感じるぜ。」
 ケンはちいさくうなずいた。何かが満たされた。
 現状は何も変わってはいなかったが、ケンはすべてが満たされたような感覚になった。
 自分探しの旅なんて、結局自分は見つからない。
 なぜなら自分はここにいるからだ。
 無から有は作り出されないように、自分にないものを探すのではなく自分の中にあるものを探すのだ。
 ケンは掌を広げ、ゆっくり握り、軽く胸を叩いた。
 「お、いいツラになってきたんじゃないか?」
 「山に教えられた気がします。言葉じゃうまく表現できないけど、
 自分の中できっと変われた、都会にないものもわかってきました。
 見返りを求めて生きるのではなく、なんのために生きているのかという問いに自分なりの答えを導き出すことが大切なんだなって。
 いつも逃げることばかり考えて、問題から目を背けるようにしてしまっていました。
 それでも後ろに下がったからこそ前に進む大事さが見えてきたような気がします。」
 言い終えると黙って聞いていた白髪混じりの中年が歳に似合わずVサインを送った。
 ケンも恥ずかしそうに親指を立てそれに応えた。
 都会の鳴り止まない車のクラクションの代わりに、セミの鳴き声がその空間に響きわたった。
 大空を優雅に舞う一羽の鳥を見つけ、ケンは自分に重ね合わせた。
 まだ低い、まだ低い、お前はこんなもんじゃない。
 大きく翼を広げ、大自然を糧にして、もっともっと高く飛べ、誰よりも高く飛べ、ケンは心の中で叫んだ。
 鳥は大きく羽ばたき、遥か上空の太陽を目指し飛び続けた。

ラーメン、イケメン、僕ツケメン

2009-06-16 12:39:15 | 偏食日記
最近、自分の中で空前絶後のツケメンブームが到来している。
国分寺にけっこうツケメン屋がありまして、この前行ったのは…
駅の南口の

「俺の一杯」という店に行きました。

普通のツケメンです。

どれどれ食べてみると…

ん?

んん??

カツオ?

けっこう和風だしが効いています。
これはけっこううまいです★
ハマる味です。

あっという間に完食してしまいました。

また来たいと思えるお店です。


ん~、なんだかありきたりなブログになってしまった。
自分の中で不完全燃焼!
燃えるものを探さないと!!

素敵じゃないか

2009-06-15 12:50:59 | 映画
土日とあまりネタ作りが出来なかったので、あっしの好きな映画を紹介します。

「50回目のファーストキス」

ジャンルはラブコメです。

どういうストーリーかというと…(けっこうざっくり書くので、多少間違っていても突っ込まないでね)
舞台はハワイで事故によって昨日のことが忘れてしまう記憶障害の女性に恋をした男がどうにかアタックし続けるという話です。

どんなに思い出の残るようなことをしても次の日には
「あなた誰?」となってしまう。
絶対に成就は出来ないだろうと展開だが、最後の最後の展開が…
少し重いテーマだが、そこはラブコメだけあって、所々笑わしてくれる。

女性が歌うビーチボーイズの「Wouldn't It Be Nice」が何とも切ない
歌詞の内容は
「もっと歳をとったら素敵だろうな
そうすりゃこんなに長く待たせなくてもすむよ
一緒に暮らせたら素敵だろうな
二人だけのものだよと言える世界でね

うんとうんと
素晴らしいだろうなあ
おやすみと言った後も
二人で一緒にいられるなんて

素敵だろうな目をさましたら
朝になっていて二人の新しい一日が始まる
一日まるまる一緒に過ごした後も
夜通し二人で
ぴったり寄り添っているんだ」

女性は明日になれば、全て忘れる。
ハッピーエンドが不可能だと誰もが思う。
それでも男は一途に恋をする。

この映画は2005年の上映であっしが21だから大学3年生だ。
仙台の木町あたりにあったミニシアターで観ました。
一緒に行った連れはエンディングの時に泣いていた。
あっしは感動と言うよりも安心が上回っていた。
心が満たされるような映画でした。

是非観たい方はDVDがあるので声をかけてください。

ちょっと長くなりましたが、ほんとに素敵な映画です。

お疲れ様でした★そして、ありがとうございました。

2009-06-11 15:09:51 | 東京日和
時間というのは残酷で正確で誰にも平等に訪れて過ぎていく。

先のことだと思っていたこともやがてやってくる

必ずその時がやってくる。

あっしが働いている部署が6月末で閉鎖が決まっている。
そのため、残りの日が有給消化となるスタッフさんもおり、
昨日が最終出勤日だった方の打ち上げを行いました。

まぁーいろいろありまして、
とりあえずビールで乾杯です★

ジョッキの柄は気にしないでください!

サプライズってことで、あっしの実家からクッキーを送ってもらいました、
しかも、メッセージ入りで!

顔出しNGなので、顔を隠されちゃいました…
すごく喜んでくれていたので、ほんとによかったです。
とりのあえず親に感謝です。

思い出の日にしたい。
ただそれだけで行動しました。

ほんとにこの不況は!
この日、初めて自分が平社員という地位であることを恨みました。
何も出来ない、誰も守れない、守ることが出来ない!
もっと偉くなって、こういう嫌な思いをさせないようにしたい。
ぜってぇ、偉くなる!
もうこんな思いはしたくない。


いつもの席に座っていない。
思い出という残像で笑顔を思い浮かべて、仕事をするのでした。


本当にありがとね。楽しい日々でした。
またどこかで逢いましょう♪

マジかよ!シャレになんない!!

2009-06-10 08:08:12 | ツッコミ待ち
一日2回目のブログのアップですが、このことを書かないわけにはいきません!
それは何かというと…
毎月10日が給料日です。
それで明細が渡されるのですが、なんと
住民税が…

1万円上がっていました!!!!

おいおいおいーー

ただでさえ残業はするなって言われているのにここに来て
1万円増ってどういうことだよ!!!

確かに去年はアホみたいに残業をしていたので、いくらかは貰っていましたが、
今は残業をしないでいるので、その分減っています。

何だよ!頑張ったら頑張った分だけ取ろうってどういう社会だ!
マジでおかしいじゃん!

何だこの世の中!
一生同じスピードで走り続けろってことなのかってことなのか!
休んじゃいけないんだ…
マグロにでもなれってか

深海魚になりたい、小さな人間より