またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

「絶対、読んでもためにならない本― 矢野通自伝」を読んでみた!YTR!

2016-11-14 08:49:29 | 
YTRこと矢野通選手が自伝を書きました。
その名も「絶対、読んでもためにならない本― 矢野通自伝」





プロレスファンじゃなくてもすぐに読める本です、
つまり、プロレス本でありながら経営本、自己啓発本、私小説、哲学、真理などなどどんな角度からでも読める本です。
読み終えたらさっそく私のCHOASコーナーに


本が終盤に差し掛かると読むのがもったいない、終わりたくないという気持ちになりました。

読書の秋にいい本と巡り合えました。


矢野通選手のツイッター
https://twitter.com/YTR_CHAOS?lang=ja

ブログ
矢野通オフィシャルブログ「1000回読め!バカヤロー!!
http://ameblo.jp/ytr-ebrietas/
経営しているスポーツバー水道橋「EBRIETAS(エーブリエタース)」
http://www.ebrietas.jp/index.html


絶対、読んでもためにならない本―矢野通自伝
矢野通
ベースボール・マガジン社



矢野通プロデュースDVD Y・T・R!V・T・R!第4弾 「CHAOS学園」
矢野通
TCエンタテインメント


矢野通デビュー11周年記念DVD Y・T・R! V・T・R! ~トール トゥギャザー通(ツー)~
矢野通
TCエンタテインメント


僕は仙河海を知らない

2015-06-16 22:36:56 | 
僕は宮城県仙河海市を知らない

でも、そこにあるものは知っている

僕は小川菓子店や珈琲山荘おがわのマスターや若旦那の啓道さんを知らない

でも、そこにいる人は知っている

楽仙会を知らない

でも、活動のモットーは知っている

新聞記者の春樹さんや吉大さんは知らない

でも、知っている


自分と重ねた二秒後に否定して、南駅から魚市場の道がありありと蘇って

夢だと思ってまた泣いて

珈琲を淹れている父や兄貴の姿が、頭の中を駆け巡り

ハイスタを聞きながら読んでいると、急にAshになりそうで、結局blink182のままだったり

気高の軽音の部室でタバコを吸っていたTくんを思い出したり

未だに行ったことがないモスバーガーを想像したり

これこそ、「考えるな、感じろ」


散文的に笑うといったヒロトの意味が少しわかった


きっと、何年か経って、ボケたらこの本を読み返して、何度も同じことを言うんだろうね



確かに僕はそこにいた

じんせー

バナナジュース飲みたいね


ティーンズ・エッジ・ロックンロール
熊谷達也
実業之日本社




リアスの子 (光文社文庫)
熊谷達也
光文社

最近、ハマっている作家「道尾秀介」さん

2014-05-08 07:47:23 | 
更新さぼってすみません。
では、はじめます。

久々のカテゴリー「」です。

今回は作品ではなく、作家さんの紹介で、タイトルにあるように「道尾秀介」さんです。

初めて読んだ作品は「向日葵の咲かない夏」というミステリーです。
作品全体に広がる陰湿というか、物陰にしか咲かない花を踏みつけるようなジャンルをミステリではなく、"道尾秀介"に確立した作品です。

「光媒の花」、「鬼の跫音」と続けて読みましたが、なんでしょう、人の奥底に眠る起こしてはいけない感情を起こしてしまう感覚に陥ります。
「森の中、裸足で虫を踏みそうになり、よけて転んでしまい、起き上がろうと地面に手を着いたら、地面にいる羽の生えた虫を手でつぶしてしまった」感想です。

まぁ、とりあえず読んでみてくださいな



というわけで初夏の夜長に読書を!

要チェケラ!!!!!!!!!!!!!!!!

久々に本紹介「パラダイス・ロスト」 柳広司著

2014-02-12 08:15:16 | 
ばばば、昨日も訪問者数がすごい!なんだべ、ディズニーネタじゃなくて、すみませんね。
gooは無料版だと解析が出来ないので、詳細がわからないですが、恐縮です。
もしディズニーネタ探しで訪れた方はカテゴリー「夢が叶う場所」で探してください。
http://blog.goo.ne.jp/axl-oyama1984/c/f34d6faa5c6ef08a8cbf31b2e865b50d

今日は久々に本紹介です。

柳広司さんの
「パラダイス・ロスト」です。
内容は大日本帝国陸軍内に極秘裏に設立された、「死ぬな。殺すな。 とらわれるな」の―軍隊組織を真っ向から否定する戒律を持つスパイ養成学校“D機関”が繰り出すミステリースパイ小説です。
そのシリーズ第三弾がこの「パラダイス・ロスト」です。
前二作に比べ、短編色が薄くなり、やや長編が4作品でした。

固定概念を打破するエリートスパイの活躍ぶりが相変わらずですが、今回はけっこう人間味あふれる作品となっていました。
前作ですと、情に惑わされない、何が起きても感情を出さないといった徹底的なスパイぶりでしたが、今回はちょっと違っていました。

たとえるならSADSの1st「SAD BLOOD ROCK'N'ROLL 」と3rdの「THE ROSE GOD GAVE ME」ぐらい違いますって、ちょいとマニアックすぎましたね。
THE CLASHの「白い暴動 (The Clash)」と「サンディニスタ! (Sandinista!)」とたとえたほうがいいでしょうか。
私はBad Religion的金太郎飴な感じも好きです。

とよくわからない展開になりましたが、これはこれとしてジョーカーゲームシリーズ?の新たなる形だと思います。


冬の夜長に本でもどうぞ!
要チェケラ!!!!!!!!!!!!!



久々の本の紹介 荻原浩著「噂」

2013-07-24 08:17:14 | 
「本」というカテゴリがあるのに全然本が紹介されてないじゃないですかとの声を受けまして、アップします。
通勤時間に本は読んでいるのですが、確かにアップしていなかったです。

かんなり前からの紹介です。

まずはラストにすさまじい会心の一撃を受けた作品。

荻原浩さんの「噂」です。



本の紹介文より

「ニューヨークの殺人鬼レインマンが、いま日本に来ているんだって」

「レインコートを着た大男で、殺した女の子の足首から先を切り取って持ち去るらしいよ」

「なにそれ、きもい」

「でもね、ミリエルの香水をつけていると狙われないの」

これは新ブランドの香水をプロモーションするために、企画会社がでっちあげた作り話だった。しかし噂はやがて現実になり、足のない女子高生の死体が発見される。

シリアルキラーの正体を追って、“お父さん刑事”小暮の奮闘が始まる!

例えば、推理小説でお勧めがある?と聞かれたら間違いなくこの作品を紹介します。
本当にベタですが、最後の1行が衝撃です。
けっこうなページですが、全ては最後のためにある。
読み終えた瞬間に「すごすぎるだろ!これは」と感嘆の声をあげました。

だまされたと思って、読んでください。
絶対に会心の一撃、ネオタイガーショットを受けた森崎君並に吹っ飛ばされること間違いなし!

暑いときこそ、読書!

『にほんご万華鏡 人生を豊かにする閑字』 改めて日本語を学ぶ

2012-08-29 08:10:17 | 
昨年の「気仙沼を元気にする会」でお会いした気仙沼出身の小野寺久さんの奥様 小野寺牧子さんのエッセーが4月に発刊されました。
久々のカテゴリー「本」で紹介いたします。


【にほんご万華鏡 - 人生を豊かにする閑字】
amazonから購入はコチラ


何気なく話している日本語ですが、本来の使い方やその由来など、わかりやすくエッセーで書かれています。



自分が使っている言葉のボキャブラリーがサイコロだとしたら、読んでいるうちにサイの面が増える感覚になります。
6面体から14面体になるような、ワクワクしながら正しい日本語が身につきます。

意味をわかって使う日本語とわからないで使う日本語の違いが明白になりますね。

言葉を言葉として表現する。


学ぶ、知識が広がる、そして毎日が豊かになる。
何度も読み返したくなる本は数少ないのですが、今回そんな本と出会いました。


書店もしくはamazon等々でお買い求めください。

それでば、また!

最近読んで面白かった本紹介「ミッキーマウスの憂鬱」

2012-06-19 08:18:20 | 
最近読んだ本でおもしろかったのは
【ミッキーマウスの憂鬱】

という作品です。
バカ正直で純粋で痛々しくて、空気を読まない主人公が繰り出す夢の国の裏のお話。

私はディズニーの裏事情が詳しい方が周りにいるので(笑)
読んでいる途中でこれって本当?と確認しながら読みました。

わかりやすい文章で、なんとなくイメージができる分、読むスピードが速かったです。
まさに現代小説ですね。




タイトルもなかなかセンスがいいです。

どこまでほんとでどこまで嘘か、それを決めるのはあなた自身です!


一日で読めますのでレンタル希望の方は、私まで~

最近はまっている本 ~ジョーカー・ゲーム~

2012-02-06 08:19:48 | 
毎朝の通勤で欠かせないのがPSP(torneで録画したテレビを観賞)と小説だ。
お気に入りの作家がいることはいるのですが、書店で適当に目に付いた作品を買っています。
その中でけっこうはまっているのが
柳広司さんの
【ジョーカー・ゲーム】です。


昭和12年秋、陸軍中枢部の多数の反対意見を押しのけて、中佐の提案で設立されたスパイ養成学校“D機関”。
元スパイという経歴を持つ結城の下、互いの本名も知らぬまま、スパイに求められる様々な訓練を受けた訓練生たちは、
優秀なスパイへと成長し、次々と世界中で活動していく。という内容で短編ミステリーです。

戦時中に日本が舞台ですが、
固定概念を打破し、すべてに対して疑問を持つというこの時代では有り得なかった考えの元に訓練を受けるスパイ養成機関。
すべてが正反対なようで最後は解決に持って行く展開に加え短編ならではのスピード感、スパイとして潜入するスリルを味わうことが出来ます。
戦争中の話ですが難しい言葉は使っていないので読みやすいですよ。

要チェケラ!

最近読んでいる本 「悼む人」

2011-11-07 08:17:21 | 
電車通勤の時間は約1時間程度ある。
最近はtorneで録った番組をPSPで見るのが大半だが、やはり読書は欠かせない。

最近読んだ本でかなりおもしろいのが
天童荒太の「悼む人」というのがあります。

まだ「上巻」しか読んでいなく土曜日にようやく「下巻」が手に入り、今朝も読んできました。

どんな話かというと
命を落とした人々を悼むために全国放浪の旅を続ける主人公。
新聞やニュースで殺人・自殺・事故で亡くなった方を知ると現場まで行って独特の祈り、そして悼む。
宗教概念は一切無し、理由はただ死者を悼みたいだけ。
周りは理解できずに主人公自身も悼む行動をやめられない。
本当に純粋に悼むだけ。
そんな主人公と関わりと持つことになった過去に主人殺しをした女。
そして主人公の母親は末期ガン。
そのほか様々な人々が「悼む人」と関わっていく。

悼む放浪の旅に先にあるものとは?



天童荒太さんは大好きで文庫が出るたびに買っています。

この悼む人の結末にどんなことが待ち構えているか、
続きを読むのが楽しみで仕方ありません。

読書の秋に最適な一冊です。

今更「アルバイト探偵!?」

2011-02-04 08:16:53 | 

名探偵といったら、シャーロックホームズやコナンドイルや
京極堂、白鳥圭輔など様々な人が浮かび上がるが
あっしの中で名探偵と言えば
【アルバイト探偵(アイ)の冴木隆くん】だ!


このアルバイト探偵というのは父親が探偵をしていて、
高校生の主人公 冴木隆くんがアルバイト感覚で探偵の手伝いをするという
痛快なハードボイルドである。
普通の高校生が父親のせいで事件に巻き込まれていくのですが、
まぁ、高校生の視点というか、子供の視点から書かれているので
基本的には軽いノリで、シリアスで暗い雰囲気にはなりません。
テンポよく話が進むので、一気に読めてしまいます。

80年代後半から90年代が舞台で一度2005年に復活しましたが、
ケータイとかがない時代の描写なので、逆に新鮮に感じます。

家に全シリーズあります。
もっともっとシリーズを見たいのですが、
著者の大沢在昌さんはもう書かないらしいです。
つか、書けないとかで。。
主人公の隆くんが大きくなりすぎたみたいで、アルバイト感覚では
なくなったとかなんとかでもう書かないみたいです。

非常におもしろい作品なので、どこかで何かのきっかけで
見つけましたら、ぜひ読んでください。

なぜか、今更急にアルバイト探偵を紹介した金曜日でネタが尽きたあっしでした。

関係ないですが、
お勧めの推理小説がありましたら、紹介してください。