またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

最近はまっている本 ~ジョーカー・ゲーム~

2012-02-06 08:19:48 | 
毎朝の通勤で欠かせないのがPSP(torneで録画したテレビを観賞)と小説だ。
お気に入りの作家がいることはいるのですが、書店で適当に目に付いた作品を買っています。
その中でけっこうはまっているのが
柳広司さんの
【ジョーカー・ゲーム】です。


昭和12年秋、陸軍中枢部の多数の反対意見を押しのけて、中佐の提案で設立されたスパイ養成学校“D機関”。
元スパイという経歴を持つ結城の下、互いの本名も知らぬまま、スパイに求められる様々な訓練を受けた訓練生たちは、
優秀なスパイへと成長し、次々と世界中で活動していく。という内容で短編ミステリーです。

戦時中に日本が舞台ですが、
固定概念を打破し、すべてに対して疑問を持つというこの時代では有り得なかった考えの元に訓練を受けるスパイ養成機関。
すべてが正反対なようで最後は解決に持って行く展開に加え短編ならではのスピード感、スパイとして潜入するスリルを味わうことが出来ます。
戦争中の話ですが難しい言葉は使っていないので読みやすいですよ。

要チェケラ!


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