・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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最強の欠礼

2013年02月25日 | つぶやきの壺焼

創作したものに、どこに載っていましたかと訊ねるぐらい酷い欠礼はない。
作者の力量を軽く見ている内心を、質問の形で面と向かって伝える行為だからである。

そのときに、敬語を使ったかどうかなど、上つらのことは欠礼の下位グループのものでしかない。
あるFAQサイトに、日本語というカテゴリーがあって、そこにはいろいろな質問が集まってくる。
わけのわからないクイズ仕立てのものや、聞いても仕方のない無意味な質問は論外として、多いのは敬語と文法、それに言葉の正否である。
外国人に日本語を教えるところで、敬語と文法に力を入れている様子が想像できるが、敬語と文法を覚えてみたところで、日本語が上手に話せるわけでもないのにと思うと、教える人たちの力量が伺われる。

せっかく日本に来て日本語を勉強しようという人たちに、こんな教え方をしているのかと思うと、これこそ最強の欠礼ではないかと思うことしきりである。

なんと敬語を教えながら、欠礼を働いている、とんだギャグアクションではないか。