おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡325

2007-09-07 | ジパング
なんだか…今週は「え?なんでこんな展開になるんだ?」って単純に疑問に思ってしまいました。

みらいへ帰還しようとするSH60Jのレーダーが米軍偵察機を捕捉。
このままではこの海域での状況を米機動部隊に打電されてしまうため、尾栗はみらいに現状報告を行なうが、最後の手段としてSHに搭載していたドロップタンク(燃料補給用)を大和機関部(煙突内部)に落とし、誘導弾を撃ち込む、という作戦の許可を角松に求める。
大和の真後ろから目標に近づこうとするSH60Jに対し、その動きを察知した草加の水偵は大和正面から接近しようとする…。

***********

意外な新兵器が登場したため、ストーリーも意外な方向に動き出してしまいました。
1度ざっと読んだ時には「米軍に打電されて、その結果米艦隊に向かわれたとしても、そのことに何の問題があるんだろ?」って思ったんですよ。
誰の手であっても、“日本が原爆を使う”という行為が阻止できればいいのだろうから。

でも、そうなるとみらいまでもが危ない状況に陥ってしまうので、この場で早めに大和を処理しておくに越したことはないという判断、と理解していいのかな…?
(立ち読みなので、ちょっと自信がない。先週買った露天で今回も…と思ったけど、台風の影響なのか営業してなかったんですよ~)
偵察機だけみらいの方におびき寄せて…っていう先週の私の発想は脆くも崩れ去りました…onz

しかし!です。
そんなに偵察機が怖いなら、草加の水偵もろとも爆破してしまえば、心置きなく大和の攻撃に専念できるってものなんですけど、これだけは相変わらず(以下発言自粛;)

それにしてもドロップタンクの投下、っていうオプションにはやはりびっくりさせられました。
大和直上に行けなければ投下できないわけで、極秘の最終兵器はそれこそSH60Jとその乗員の命を犠牲にする覚悟が必要なもの。
しかも、その命を懸けたとしてもタンクが煙突にうまく落ちるかといえば、かなり難しいのではないかと思うわけです。
機銃に狙われないことを前提に上空でホバリングしたとしても、果たしてストライクゾーンを攻めることができるかどうか…。
林原の自信の言葉も、今回ばかりは空しく聞こえてくるような…。

一応みらいへの報告ということで、尾栗は角松に状況の変化と新たな作戦の承認を求めるけれど、この場面の角松の対応も、なんとなく安易な気がするのですよ。
(やけにあっさり、みたいな…)
どうしても拭えないこの違和感。

こんなこと言いたくはないけど、結局、これまで何週にもわたって気を揉んだ尾栗らの運命は、やはり最悪な方向に向かっているんですね。(憮然…)
大和を挟んで後方からSH60J、前方から草加搭乗の水偵が飛行してくる状況がどんな結果をもたらすのか?

モーニングの次号予告ページに書かれた「最後の戦い」の文字が、ちらちらと私の頭をかすめていや~な気持ちにさせてくれます。

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