いや、もう言葉もありませんわ…。
1ページ目で「へっ?」
3ページ目で「あ、あれ?」
8ページ目で「…ああ~」
そして20ページ目で「はぁぁぁぁ~~っ???」(正確には20P欄外で)
**************************
角松が日本へ旅立ってから、早12年。
アメリカへ渡ってからの角松がそうだったように、日本へ行った後の彼の消息・情報は、グールドの下へ全く伝わってこないままだったが、大戦の講和と戦後に果たした角松の功績の記憶を辿りながら、グールドは角松の伝記を書き綴っていた。
…26年前、ワシントンにもたらされた日本の原爆開発成功の情報。
講和派と継戦派とに割れる米首脳陣を尻目に、今後起こりうる歴史の一端を示すことで、知日派・実利主義者へと働きかけ、対日講和を実現させた角松は、必然的に情報の中心となって富を得、同時にその存在を大きなものとした…。
日本。1969年。
東京湾台場沖に停泊する一隻のクルーザーの中に角松はいた。
ニュース番組を見ながら角松が電話をする相手は、自由党総裁選に立つ滝栄一郎だった。
**************************
ほんとにね、
「何?!この急展開…いや、詰め込み感は?!」
っていうのが正直な印象でしたよ。
時間は飛んでるわ(あれから12年って…orz)、伝記という名の回想もやたらコンパクトにまとめられてるわで、さすがに今号の最終ページを見るまでは
「もっと重要で、時間をかけるべきエピソードがこの先あるから、こんな風に話を端折ってるんだな」
と信じて疑わなかった。
アメリカに渡ってからの14年間は、グールドの書く角松回顧録として語られるにしても、志半ばで消息を絶った菊池のあとを継ぐが如く日本へ向かった角松が、いったい何をしようとしているのか?っていうところから、再び本格的なジパング戦後編が始まるんじゃないか、と勝手に考えていた。
まぁ、“あれから12年”という歳月に関しても、いきなり14年後が描かれた免疫ができつつあったので、正直「またか」という気にはなったけど、今度は角松が面識ある人物と係わり合いながら、菊池のように日本政府と係わっていくストーリーを想像していたわけよ。
実際、政治家に転向した滝と、電話で話すシーンには
「おお~、滝が!有り得る~w」
と納得したし、アメリカの方でも国防総省や外交問題評議会のお偉方となったクラーク・カーネルの角松・草加語りで、角松のその後に話がつながる展開へ持っていくのかと思っていたのね。
が!!です。
最後のページの欄外にある、
「角松には最後の仕事が残っている。次号、最終話」
という一文に、気持ちが全部持っていかれてしまった(^^;)
次号予告によれば、表紙&巻頭カラー26ページと大幅にページ数を増やしての最終回になるらしいけど、はっきり言って、そんなページ数で本当にきれいに終了できるのかどうか?って話ですよ。
私の中で、解明されていない疑問点は結構残っているんですから。
菊池のことにしろ、草加の残した言葉にしろ…ね。
でも、まぁ百歩譲って、この世界で進行した歴史の中での出来事なら、まだ理解っていうか我慢できる。
けど、この「ジパング」は、タイムスリップしたことから始まったストーリーなのです。
元の世界とこの世界は繋がっていない、と結論付けられているとはいえ、最後の最後には何らかの接点が見えてくるんじゃないか、と思っていただけに、残りページ数26ページにはガッカリせざるを得ません。
タイムスリップのオチを綺麗につけてこそ、作品の評価につながるものなんじゃないの~?
は~~っ。。。
12年後の、1969年っていうのは、菊池や尾栗がこの世界に生を受けた場合、2~3歳になっていて、それを確認できる年代ということで設定されたのかな。
…いや、そんなことで事を丸く納められてもイヤなんだけど。
最後をどうやって上手にまとめるか、っていうのは作家さん全ての永遠のテーマなんでしょうけどね。
長く連載すればするほど、話が広がりすぎて、その分読者の想像も千差万別なものになってくるし。
解ってはいるんだけど。
思い入れがあるだけに、つい。
それから以前、かいじ先生が「戦後編を早く描きたい」とか何とか言ってたような気がするので、戦後に突入してこんなにいきなり終わるとは思っていなかったことも、私にとってダメージ大きい。
全ては来週だね。
最終回として、納得できるか否かについては。
1ページ目で「へっ?」
3ページ目で「あ、あれ?」
8ページ目で「…ああ~」
そして20ページ目で「はぁぁぁぁ~~っ???」(正確には20P欄外で)
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角松が日本へ旅立ってから、早12年。
アメリカへ渡ってからの角松がそうだったように、日本へ行った後の彼の消息・情報は、グールドの下へ全く伝わってこないままだったが、大戦の講和と戦後に果たした角松の功績の記憶を辿りながら、グールドは角松の伝記を書き綴っていた。
…26年前、ワシントンにもたらされた日本の原爆開発成功の情報。
講和派と継戦派とに割れる米首脳陣を尻目に、今後起こりうる歴史の一端を示すことで、知日派・実利主義者へと働きかけ、対日講和を実現させた角松は、必然的に情報の中心となって富を得、同時にその存在を大きなものとした…。
日本。1969年。
東京湾台場沖に停泊する一隻のクルーザーの中に角松はいた。
ニュース番組を見ながら角松が電話をする相手は、自由党総裁選に立つ滝栄一郎だった。
**************************
ほんとにね、
「何?!この急展開…いや、詰め込み感は?!」
っていうのが正直な印象でしたよ。
時間は飛んでるわ(あれから12年って…orz)、伝記という名の回想もやたらコンパクトにまとめられてるわで、さすがに今号の最終ページを見るまでは
「もっと重要で、時間をかけるべきエピソードがこの先あるから、こんな風に話を端折ってるんだな」
と信じて疑わなかった。
アメリカに渡ってからの14年間は、グールドの書く角松回顧録として語られるにしても、志半ばで消息を絶った菊池のあとを継ぐが如く日本へ向かった角松が、いったい何をしようとしているのか?っていうところから、再び本格的なジパング戦後編が始まるんじゃないか、と勝手に考えていた。
まぁ、“あれから12年”という歳月に関しても、いきなり14年後が描かれた免疫ができつつあったので、正直「またか」という気にはなったけど、今度は角松が面識ある人物と係わり合いながら、菊池のように日本政府と係わっていくストーリーを想像していたわけよ。
実際、政治家に転向した滝と、電話で話すシーンには
「おお~、滝が!有り得る~w」
と納得したし、アメリカの方でも国防総省や外交問題評議会のお偉方となったクラーク・カーネルの角松・草加語りで、角松のその後に話がつながる展開へ持っていくのかと思っていたのね。
が!!です。
最後のページの欄外にある、
「角松には最後の仕事が残っている。次号、最終話」
という一文に、気持ちが全部持っていかれてしまった(^^;)
次号予告によれば、表紙&巻頭カラー26ページと大幅にページ数を増やしての最終回になるらしいけど、はっきり言って、そんなページ数で本当にきれいに終了できるのかどうか?って話ですよ。
私の中で、解明されていない疑問点は結構残っているんですから。
菊池のことにしろ、草加の残した言葉にしろ…ね。
でも、まぁ百歩譲って、この世界で進行した歴史の中での出来事なら、まだ理解っていうか我慢できる。
けど、この「ジパング」は、タイムスリップしたことから始まったストーリーなのです。
元の世界とこの世界は繋がっていない、と結論付けられているとはいえ、最後の最後には何らかの接点が見えてくるんじゃないか、と思っていただけに、残りページ数26ページにはガッカリせざるを得ません。
タイムスリップのオチを綺麗につけてこそ、作品の評価につながるものなんじゃないの~?
は~~っ。。。
12年後の、1969年っていうのは、菊池や尾栗がこの世界に生を受けた場合、2~3歳になっていて、それを確認できる年代ということで設定されたのかな。
…いや、そんなことで事を丸く納められてもイヤなんだけど。
最後をどうやって上手にまとめるか、っていうのは作家さん全ての永遠のテーマなんでしょうけどね。
長く連載すればするほど、話が広がりすぎて、その分読者の想像も千差万別なものになってくるし。
解ってはいるんだけど。
思い入れがあるだけに、つい。
それから以前、かいじ先生が「戦後編を早く描きたい」とか何とか言ってたような気がするので、戦後に突入してこんなにいきなり終わるとは思っていなかったことも、私にとってダメージ大きい。
全ては来週だね。
最終回として、納得できるか否かについては。