おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

硫黄島からの手紙 ワールドプレミア

2006-11-16 | 映画
12/9より公開される、クリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」のワールドプレミアが、昨日15日の夜、日本武道館で行われました。
この作品に関しては、ずいぶん前から期待していて、絶対に試写会に行きたい!と思っていたのですが、幸運にもこのワールドプレミアの招待券をいただくことができ、一足先に映画を見てきました。

通常のコンサートで1万人が入る武道館。
招待券を持って並び、開場と同時に席取り…というわけにはいかないらしく、まず指定席券と引き換えるために並ばなければいけませんでした。
夕方4時からの引き換えだったため、3時半に行ってみたところ、もうものすごい人の列…。

これって、やっぱり二宮和也効果なのかな。
今日はイーストウッド監督始め、主演の渡辺謙や二宮和也、伊原剛志らの舞台挨拶があるので、アリーナの前方を狙っている人が多いのでしょう。

かなりの時間がかかって、私がもらった指定券は2階席のB列。
場所はどこでもよかったのですが、A列には人を入れないので、最前列の階段脇というナイスな席に当たりました!
スクリーンも大きく、かなり見やすかったです。

会場の外にはレッドカーペットが敷かれており、出演俳優たちや招かれた芸能人がそこでインタビューを受けていました。
この様子を直に見れるのは、試写会招待券以外のレッドカーペット観覧券を持っている人のみ。
私たちは外の様子を写したライブ映像をスクリーンで見ることになります。

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舞台挨拶が終わり、映画の上映が始まりました。
上映時間は2時間21分。
ストーリーに関しては、あえて触れないことにします。
まさに“硫黄島の戦い”の本筋を行く内容、とだけ言わせて下さい。

あえて感想を言わせていただくならば…
米国のスタッフが作った映画なのに、ものすごく日本。
だけど、ハリウッド映画的な匂いがものすごくする感じ。

多分、日本人が同じものを作ったら、もっとベタで安っぽい感じがすると思うのです。
ありのままを、隠すことなく表現するので、目を覆いたくなるようなシーンもありますが、それを現実と受け止める強い気持ちが我々映画を見ている者にも求められます。

それから必見なのは映画の色彩。
ものすごく美しいですね…細かく書きたいところなのですが、あえて自粛!

米軍の爆撃機からの地上への掃射の場面も必見かも。
これ、CGなのでしょうが、ものすごくリアルで感動…。
比べちゃいけないとは思いつつ、「男たちの大和」の似たような場面とつい比べてしまいますね~。

大本営からも見捨てられたような状態で、日本のためにこの場で戦い抜く覚悟を決めた、軍人たち個々の生き様がメインの話です。
北朝鮮という脅威はあるものの、平和に生きていける私たちは本当に幸福ですね。

見て損はない映画です。
多分、私はお金出してもう1度見るかも…。
DVDは絶対に特装版で予約するはず。

「硫黄島からの手紙」は日本の公開がアメリカよりも先とのことですが、この映画をアメリカの人たちが見て、どんなことを感じるか聞いてみたいですね…。
陸軍と海軍が内輪もめしてるっていうのは、きっとわからないだろうな。
(多分、日本人にも解りづらいと思いました^^;)

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