おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

映画「ヤッターマン」を見る

2009-03-23 | 映画
プレミア試写会に行ったものの中に入ることができず、配給会社から平謝りの末にいただいた鑑賞券で、ようやく「ヤッターマン」を見ることができました。
(試写会時の混乱の記事はこちら

映画を見る場合、通常私はさいたま新都心にあるシネコンに行くのですが、今回は出かけたついでに横須賀で鑑賞することに。
平日の夕方の回だったけど、学生は春休みに入っているとこもあるし…と、混み具合を心配していたら、意外に空いてた…。

なのに、どういうわけか見知らぬ人間が4人、隣同志で座席指定されてて、それだけでもうっとおしいのに、ポップコーンをぐちゃぐちゃ食べる音が超不快!
指定を無視して、さっさと移動したよ…orz...

さて、肝心の映画の方ですが…

映画化の話が伝わって、キャストが次々発表となった時に、一番不評だったのが「ドロンジョ」役の深田恭子。
私も正直「マリー・アントワネットの生まれ変わり」とか自ら言うような女優が、「スカポンタン!」とか言えるんだろうか?
いや、言えたとしても、我々が抱いているイメージどおりには絶対にならない!
ミスキャストだ!!
…そんな不満を持っていました。

だけど、実際に見てみると、意外とイケる!

世界観が、現実と漫画の、ちょうどいいところでバランスが取れている風に実現されていて、そこにコスプレ(じゃなくて、普通に衣装だけど)してるキャラクターが絶妙にハマってるんですよね。

アニメもそうだけど、ヤッターマンってどちらかというと、やられっぱなしのドロンボー一味の面白さがメインなので、映画でも、主役のヤッターマン側よりドロンボー3人組の存在感が勝っていたような。
一応、嵐の櫻井翔を主役に持ってきたからには、当然ガンちゃん(ヤッターマン1号)押しな内容になっているだろう、と当初は思ってたんですけど、正義の味方は何かにつけて、すっきりサッパリしてるので、存在感が薄くなるのは仕方がないのかも。

もちろん人の見方はそれぞれなので、翔くんファンの人は翔くんメインで映画を見るだろうから、印象も全然違ってくるのでしょうけどね。
(だから本当の意味で言えば、アイちゃん(ヤッターマン2号=福田沙紀)が一番かわいそうなんですよ~)

私は笑えるものが好きなので、ドロンボー一味の顔芸や動きがとてつもなく面白かったなぁ。
ボヤッキー・生瀬さんの怪演とか、そのまんまのトンズラー・ケンドーコバヤシとかね。
ドロンジョがヤッターマン1号に惚れるという、映画ならではのエピソードも、見てみたら結構自然だった。
(ドロンジョの妄想シーンが、バカバカしくていい!)

バカバカしいのはそこだけじゃなく、全体的にバカバカしいノリなんですけど。
(ドクロベーに身体を支配される博士が助かるシーンなんか、「なんだ?そりゃっ!?」って感じだし)

最後の最後まで見終わって思ったのは、「これ、ほんとに面白いわ!」ってこと。
すごく面白く作ってるのに、見終わったら何も残ってない映画もあるけど、ヤッターマンは思い出し笑いしてしまうような映画だったかな。
本当に続編ができればいいのに、って思いました。

根が真面目な人には不愉快な作品だろうけど、くだらなさを純粋に楽しめる人なら面白いと思える映画です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 早くも一般公開? | トップ | ワールドベースボールクラシック »
最新の画像もっと見る

映画」カテゴリの最新記事