母乳と離乳食

最近こんなお母さんにお会いしました。
ある育児情報サークルで、2歳までは母乳主体でいい、ということで、
1歳半まで、全く離乳食を始めていなくて、1歳半の健診後から離乳食をスタート。
母乳をやめれたのは、母が第2子を妊娠したことで、2歳半でやっと。
3歳児健診で、上顎前突、噛めない、食べれるものが少ない
ということで、母はものすごく後悔をしていて、次の子は絶対に
いい時期に離乳食を始めますと、言って帰られました。
やはり、離乳食は大事だなとつくづく思いました。

ただよかったことは、お母さんが落ち込むばかりの人ではなかったこと。
少しずつこの子なりにすすめていこうという気持ちになってくれたこと。

過ぎたことは仕方がないので、これから先を見据えていこうという話になりました。
子育て中のお母さんたちの周りには、実に母たちを迷わせ、混乱させる情報が多いことか。
仕事柄いろんなお母さんたちに出会うけど、今回は信じてきた自分が馬鹿だった、
洗脳されたみたいに信じていた。と言われました。
信念のように思い込んでしまっている人に、これでは先々こうなるよといっても、なかなか受け入れてはもらえない・・・
わが子がそうなって初めて、その通りだったと気が付く。
以前にも同じようなケースに出会ったことがあります。
「3歳までは、母乳をあげたい。」ということで、母乳をあげ続け、このお母さんも後悔しておられました。
あげるのはいいけど、あげ続けると、こうなることがある、こうなるかもしれないということがわかっていれば、やめていたと・・・

ちょっとかわいそうな気がしました。
お母さんも3年間子供のためにと一生懸命育ててきたんだから。
今後も継続してサポートしていきたいと思います。