田舎道の何でもない小さな沢でクロサナエとヒメクロサナエを見つけました。
ヒメクロサナエ
何をしに何処に行ったのかはもう記憶の片隅にしか残っていませんが、
坊主を食らってタダでは帰るまいと誰も知らない秘境で葉ワサビを収穫した後、
適当に覗いた沢でヒメクロサナエが相手をしてくれました。
割と敏感なサナエで人の気配を感じると高い所へ舞い上がってしまいます。
それでも、まあ何とか撮れたかなと思います。
クロサナエ
ヒメクロが戻って来たと思ったら胸側に黒条が2本!!クロサナエでした。
この日に羽化したテネラルのようで翅が閉じ気味でした。
この後、車のボンネットに留まってから空高く舞い上がりました。
ついでにクロサナエにそっくりなダビド君も載せておきます。
ダビドサナエ
関西の自分が住んでいる辺りではこのタイプのトンボはだいたいダビドサナエです。
春先一番に現れるトンボで見られる期間は短いです。
日本固有種ですが5月に行った対馬でもたくさん羽化していました。
クロサナエとの違いはわかりますかね?
ダビドサナエ属には以下の3種+2亜種があります。
・ダビドサナエ(本州・四国・九州・隠岐・対馬)
・クロサナエ(本州・四国・九州)
・モイワサナエ(北海道・東日本)
・亜種ヒラサナエ(岡山県・兵庫県・京都府・滋賀県など)
・亜種ヒロシマサナエ(広島県・鳥取県・島根県・岡山県)
モイワサナエは北海道でたくさん撮りました。
ヒラサナエは兵庫県に産地があり去年いい感じで撮れています。
ヒロシマサナエは安定した産地はあるのですが遠いのでなかなか行けませんね。
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