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ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

貴重な高山蝶クモマツマキチョウ

2022-06-14 18:00:00 | 昆虫

5/28-29日に信州の扇沢までクモマツマキチョウを撮りに行きました。


































































クモマツマキチョウ
中部山岳に生息する高山蝶の1つでとっても貴重な蝶になります。
関東方面から黒部ダム・立山室堂への出発点となる扇沢駅周辺は、
クモマツマキチョウが車横づけで撮れる貴重な場所で、
シーズンになると多くの蝶々カメラマンが訪れます。

午前中は扇沢駅周辺や針ノ木林道の舗装道路を上下して蝶の留まる花を探します。
ポイントが広く蝶は飛んでばかりなので撮影はなかなか難しい感じです。
それでも、いくつか留まる花を見つけて待ち伏せ作戦で何とか撮影できました。
午前中は吸蜜時間も短く構えていないと撮り逃すこともあるので効率は悪いです。

午後からは柏原登山道の入り口のスミレで待機すると割と簡単に撮れました。
2時を過ぎると頻繁に花に来るようになり吸蜜時間も長くなります。
天気がいいと日暮れまでずっと光がいいので長い時間楽しめる感じです。


上のほうの写真はカキドオシでの吸蜜、
真ん中ぐらいの写真はタチボソスミレでの吸蜜、
下の方の写真は食草のミヤマハタザオでの吸蜜になります。
雌はほとんど撮れてないのでまた来年ですかね。
絞ってないので甘ピンもありますが動きモノもまあまあ撮れました。
2日間でたくさん撮ったのでたくさん載せておきます。




おまけショット


ツキノワクマ
角を曲がると30mぐらいのところにいました。
置き物?と思ったら動いたのでびっくりしてゆっくり下がりました。
50mぐらい離れてじっと観察をして、思い直して少しだけ撮影しました。
大きかったしちょっと怖かったですが大丈夫でした。






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クロサナエの生息地

2022-06-10 16:00:00 | 昆虫

ムカシトンボの餌場ではクロサナエがたくさん羽化していました。
















クロサナエ羽化
気づいたときにはもう翅を開いている個体が多く飛び立ち始める個体もありました。
4頭羽化していたので広範囲で探すとかなりの数が羽化していました。
羽化したてのトンボの翅は不透明感があり繊細で美しいですね。










クロサナエ雄
付近では成熟したクロサナエの雄もいくつか見られました。
陽が照ると高い所から舞い降りてきて葉や岩の上に留まります。
そして、陽が陰ると飛び上がって姿を消します。

人の動きにも敏感でちょっとでも動けば飛び上がって行方不明になります。
動かずじっとしていれば数分後にまた降りてくるのですが、
いい角度で撮ろうと動くとまた舞い上がる感じです。
たまたま、何度かは動かなくても撮れる位置に降りて来てくれたので、
近くでまずまずの写真を撮ることができました。



おまけショット
クロサナエと同属のダビドサナエも少し下流で撮れたので一緒に載せます。





ダビドサナエ
クロサナエに比べて腹部の黄色が目立つので第一印象でだいたい分かりますが、
決定的に違うのは首の付け根の左右にある黄斑があることです。
胸部黒条も少し曲がっているので慣れれば間違いません。
雄の尾部付属器の開きが大きいのもダビドサナエの特徴ですね。
基本的にダビドサナエのほうが明るい場所にいる感じです。
同属のモイワ3亜種は付属器の形状が違うのですが基本的に生息地で見分けます。




ダビドサナエ属3種2亜種+ヒメクロサナエの見分け方
①ダビドサナエ;胸側黒条2本、左右の首の付け根に黄斑、渓流に生息
②クロサナエ;胸側黒条2本、尾部の黄色は目立たない、渓流に生息
③モイワサナエ;胸側黒条1.5本、北海道から中部までの湿地に生息
 亜種ヒラサナエ;胸側黒条1.5本、主に近畿地方の日本海側の湿地に生息
 亜種ヒロシマサナエ;胸側黒条1.5本、主に広島と島根の山中の湿地に生息
④ヒメクロサナエ;胸側黒条1.5本、胸部前面中央にある黄色の細条が下の黄色と繋がる






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ムカシトンボの生息地

2022-06-06 16:00:00 | 昆虫

この春は兵庫県の山奥にムカシトンボを探しに行きましたが、
なかなか見つけることができずにいたところ、
滋賀県の産地を教えていただいたので行ってみました。
























ムカシトンボ
山の中に流れる細流に日当たりのいい場所があって細かい虫がいっぱい飛んでいました。
ムカシトンボは下流から飛んできてこの場所で虫を捕食し高く舞い上がってまた下流へと飛んで行きます。
この場所はムカシトンボのいい餌場になっていました。

朝9時ぐらいから飛び始めてピークは11時ごろな感じです。
1時を過ぎると数が少なくなり2時には姿を見なくなりました。
見る限りほとんどが雄で雌は早い時間か遅い時間に少しだけでした。

ムカシトンボは虫を捕食したときに稀に木の枝や葉の上に留まりますが、
だいたいは、ほとんど止まらず高速で飛んで行きます。
じっくり待っていると稀に葉の上に水平に降りることもあります。
産卵を探しましたが上流は途中で枯れ沢になっていて気配なしでした。
来年は羽化と産卵をじっくりと探したいなと思います。







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白馬のギフチョウ(イエローバンド型)

2022-05-31 16:00:00 | 昆虫

白馬で撮ったギフチョウのイエローバンド型です。






ギフチョウ(イエローバンド型)
白馬のギフチョウにはイエローバンドというとても希少な変異型があります。
染色体の劣性遺伝(潜性遺伝)により翅の縁が黄色の縁毛で覆われる変異個体で、
後翅の樹状突起の黄色がよく目立ちます。
白馬に何度通っても遭遇できない幻の蝶という話をよく聞いていて、
今回まさか撮れるとは思っていなかったのですが撮れてしまいました。









ギフチョウ通常型(白馬産)
白馬の通常型のギフチョウです。
ヒメギフチョウとの違いは前翅の表側の先端の黄色がズレていることと、
後翅の下段に左右3つの濃い黄色の紋があることです。
あと、樹状突起もヒメギフに比べて長いのも細かな特徴ですね。
白馬のギフチョウは黒の面積が少ない感じがします。








ギフチョウ(兵庫県産)
こちらは4月の初旬に撮った関西のギフチョウです。
やはり白馬産に比べて黒く感じますね。
ギフチョウは地域によって模様に変異があるので、
撮り比べるのも面白いかも知れませんね。






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ヒメギフチョウの交尾

2022-05-27 16:00:00 | 昆虫

GWに白馬村で撮ったヒメギフチョウのペアです。





















ヒメギフチョウ交尾
関東から駆けつけてくれた友人が交尾を見つけてくれて、
この日の午後から翌朝まで同じ場所でたくさん撮りました。
午後2時前ぐらいに雄が雌を押さえ始めで暫くバタバタしていましたが、
10分ぐらいで雌が大人しくなり2頭とも落ち着いてくれました。
マクロレンズであれこれ撮ってじっくり観察し15:44に雌雄が離れました。
この日は気温が低く雌雄とも飛び立たずその場に留まったので、
2羽並びをじっくり撮って17時に終了となりました。

翌朝、まだいるかな?と6時頃に行ってみると前日と同じ姿勢でいてくれました。
背景を入れていろいろ撮っていると8時過ぎに翅を震わせて飛翔準備を始めました。
朝日が差して体温が上がり8時半ぐらいにようやく飛び立ちました。

ヒメギフチョウの交尾を初日から撮れたのでその後も気分よく撮影に臨めました。







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春の妖精ヒメギフチョウ

2022-05-24 15:00:00 | 昆虫

GWは信州の白馬までヒメギフチョウを撮りに行ってました。

ヒメギフチョウは東日本(関東除く)にしか生息していない蝶で、
いわゆるルードルフィアライン(Luehdorfiaはギフチョウ類の学名)でギフチョウと棲み分けています。
白馬村はそのライン上にありギフチョウとの混棲が見られる稀有な地域になります。
その上、白馬村にはギフチョウの変異個体でイエローバンドと呼ばれる希少な型もいたりします。
ちょうど今年はGWの前半はヒメギフチョウのピークになり後半からはギフチョウが混じる感じになりました。
カタクリの花は場所によって多少の差はありますがおよそヒメギフチョウと連動している感じです。

今回は5/2日から5/5日までの撮影でいろいろ撮れたのでまとめて載せていきます。









































ヒメギフチョウ
ヒメギフチョウは場所によってピークが結構違うのですが、
今年の白馬村のピークは5/3-4日だったかなという感じです。
カタクリで撮ることを優先したので余り動かず定点観測みたいな感じになりました。

ヒメギフチョウの1日は朝8時ぐらいから林床で体を温め始めて9時ぐらいには飛び始めます。
10時を過ぎるとカタクリに来始めますが午前中は忙しく飛び回ることが多い感じです。
昼頃にちょっと間が空き昼過ぎからは明らかに雌を探す感じで飛ぶ雄が多くなります。
2時を過ぎると糖分補給なのか吸蜜が多くなり天気がよければ4時を過ぎても花に来ます。
陽が陰れば動きは止まり陽が照るとまた動き出す感じでわかりやすいです。
そして、夕方5時頃には次々と樹上に上がって行き終了となりました。









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トラフトンボは止まらない!!

2022-05-19 15:30:00 | 昆虫

近所の里山でのトンボ観察の写真です。







トラフトンボ雄
この池には春のトンボがいろいろいるのですが一番の狙いはトラフトンボになります。
止まるところを撮りたいのですがこのトンボはまず止まるということを知りません。
池の周りを不規則に行ったり来たりを繰り返しタマにホバリングをするだけです。
仕方なく飛翔を狙うのですがなかなかシャープな写真が撮れず苦労しました。
交尾も何度か見ましたがスピードが倍速になるのでどうしようもありません。
雌は何処かで静止して卵塊を作るのですがこのときは見当たらずでした。







ヨツボシトンボ
ここでは珍しくはなくどちらかと言えば優占種になります。
留まる姿勢がイマイチよくないので余り撮らないのですが、
今回はまずまずいい姿勢で留まってくれました。
羽化も1つ見つけましたがもう終わりですね。









オグマサナエ
箕面近辺で春のサナエと言えばオグマサナエになります。
普段は石や倒木にペタッと留まるのですが、
密度が高いと仕方なしに葉にも留まるようです。
フタスジサナエも少し遅れて出るはずなんですが見当たりませんでした。
雌は朝8時過ぎに産卵をしてさっさと引き上げて行きました。






ホソミオツネントンボ交尾
箕面近辺では多くはないが珍しくもない感じのトンボです。
名前の通り越年するトンボで暖かくなると茶色から水色になります。
近所を半日回ってこれだけ撮れれば十分ですかね。






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晩秋のキトンボ

2021-12-10 16:00:00 | 昆虫

アカネ属のトンボの中で一番遅くまで見られるキトンボです。







キトンボ
寒さに強いアカネで条件によっては年明けまで見られることもあります。
名前の通りだと黄色いトンボなんですが翅は綺麗な橙色になり雄の尾部は赤くなります。
11月に入って気温が下がると専ら地面や石の白い部分に留まるようになります。
一度は雪絡みで撮ってみたいものですがムリでしょうね。





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マイコアカネの連結産卵

2021-11-18 17:00:00 | 昆虫

10月に撮ったマイコアカネです。






マイコアカネ
マイコアカネの雄は顔が水色になるのが特徴です。
生息地は浅い岸辺のある貧栄養の池なので生息地は少なくなる一方です。
移動性はあまりなく池のそばで一生を過ごすのでいるところにはいっぱいいます。
この日は連結産卵が多く見られ水辺はとても賑やかでした。







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オオキトンボの連結産卵

2021-11-15 16:00:00 | 昆虫

秋のトンボといえばアキアカネを代表とするアカネ属のトンボたちです。
いわゆるアカトンボと呼ばれるアカネ属ですが赤色ばかりではなく黒青黄といろいろいます。
そのなかでもオオキトンボは黄土色になるアカネ属のトンボで希少種でもあります。
















オオキトンボ雄
アカネ属の中では一番大きく全身が黄土色で翅の前面は薄橙色になっています。
ショウジョウトンボの未熟に似ていますが尾が細く黒筋がないので慣れれば間違いません。
全身が黄土色で斑点などの変化がないので割と地味に感じますが大きいので存在感はあります。
秋に水が落ちて土がむき出しになるようなため池に生息しますが数は多くない感じです。

活動時間は9時から13時ぐらいで交尾連結個体の警戒心は強く撮るのに苦労します。
例年、10月から11月末までが観察しやすく寒さに強い印象です。
近縁種のキトンボはやや小さく雄の尾部は赤くなり翅の橙色も赤みが強く鮮やかです。

オオキトンボの分布は図鑑などでは北海道・本州・四国・九州となっていますが実態は深刻で、
関東から東海地方にかけてはほぼ絶滅状態で近隣では岐阜・福井・三重・滋賀・奈良・広島で絶滅しています。
多産地は青森・兵庫・愛媛・香川・大分のみで全国的にはかなりの希少種であると言えます。
オオキトンボは移動性が強く7月に羽化してから一旦水域を離れます。
秋になると池へ戻りますが生まれた池に戻るという感じではなく、
環境の整った池にたどり着くようで応用性はあるように感じます。

今回の撮影地は兵庫県の播磨地方のため池ですが、
この辺りはオオキトンボの生活に適した池が多い感じです。







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秋のタイリクアカネ

2021-11-11 16:00:00 | 昆虫

スナアカネでもいないかなと海沿いの公園へ行ってみたものの、
タイリクアカネが少しばかりいただけでした。






タイリクアカネ
名前にタイリクと付くようにヨーロッパからユーラシアにかけての普通種です。
日本でも繁殖していて大阪・兵庫辺りでは普通種ですが中部や関東にはいないようです。
アキアカネに似ていますが翅脈のつけ根と前面が赤褐色になり雄の縁紋も赤くなります。
やや大きめのアカネで他のトンボが見られない海岸沿いの人工池でよく目立ちます。
10月中旬に気温が急に下がったせいで数が少なく寂しい限りでした。

狙いのスナアカネは姿は見られず当然オナガアカネやタイリクアキアカネもいませんでした。
木枯らし1号が吹いたからと言ってマンシュウアカネが出るワケでもなく12時前に撮影終了となりました。
今年はミヤマアカネも少なくトンボの季節は早く終わりそうです。






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大阪府下最大のナニワトンボの産地

2021-10-17 17:00:00 | 昆虫

毎年撮影している大阪府下最大の産地(枚方市の大きな公園で調べれば分かります)でナニワトンボを撮影しました。
ナニワトンボは青いアカトンボとして有名で今年もたくさん見ることができました。














ナニワトンボ 10/2日撮影
この日は快晴の微風でトンボ撮影にはいい条件で交尾産卵が期待できました。
ナニワトンボが活発に活動する10時から13時に合わせて9時半に現着。
散策を開始するとポツリポツリと雄が樹林から降りて来ました。
初めは少ないなと思いながら見ていましたが10時半ぐらいになると
目も慣れてきておよそ3m四方ごとに1頭は雄がいる感じになってきました。
単独雄をいくつか撮影し交尾や連結個体を待ちますがなかなか見つかりません。

11時を過ぎて移動しようと思い歩き始めると交尾態が1つ飛んで来ました。
その交尾態を撮影し辺りを見回すと連結姿勢で休むもう1ペアを発見し撮影。
その後も3ペアほど交尾態を見つけてそれなりに撮影することができました。
ナニワトンボは水辺から少し離れた草地や地面に連結打空産卵をしますが、
それを撮影するには草が邪魔で撮る気になれず見ているだけでした。
合間にコノシメトンボやオオアオイトトンボを撮影し、
12時過ぎに最後の交尾態を上手く撮影できたので終了としました。
帰りがけに各ポイントをチェックしましたが産卵ペアはいくつか見られたので、
条件によっては2時前ぐらいまでやっているのかなとい感じでした。

気になったのは今年は雨の影響で池の水位が高く産卵場所がかなり陸側に寄っている点です。
ナニワトンボの卵は冬越したのち春の雨で池に流されて孵化するのですが、
カラカラの草地に産まれた卵は果たして池にたどり着くのでしょうか?
まあ、来年も変わらず大発生してくれると思いますが。

ちなみに、ナニワトンボは日本特産種で分布は主に瀬戸内になります。
主な産地は大阪・兵庫・和歌山・岡山・広島・香川・愛媛などで、
当地や兵庫県の播磨平野では多く見られますが希少なトンボに変わりはないです。





おまけショット


コノシメトンボ
赤とんぼの中で一番赤くて熨斗目斑まである綺麗なトンボです。
活動時間が早いトンボで昼前には行方不明になりました。





アキアカネ
珍しくもないトンボなんですが水面を入れて撮ってみました。





アオイトトンボ
たくさん居すぎてあまり撮る気にならないトンボですが交尾態を横から撮ってみました。







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マダラナニワトンボの交尾態

2021-10-12 16:00:00 | 昆虫

マダラヤンマの次と言えばやはりマダラナニワトンボです。
秋を代表する希少なトンボで1年に1度は撮りたいトンボです。








マダラナニワトンボ 9月25日撮影
この日は快晴で絶好の撮影日よりでしたが何故かマダラナニワトンボの数が少ない。。。
しかも、11時を過ぎて少し風が吹き出し連結産卵のペアが飛ばされて行く。。。
厳しい撮影でしたが水面の茎に交尾態が留まってくれました。
おかげですっきりした交尾態が撮れて何とか来た甲斐があったと言う感じです。

マダラナニワトンボは地味ですが希少なトンボなので、
これからもできる限り撮り続けたいと思います。





おまけショット

ネキトンボ
この池に常駐している大型のアカネです。
ショウジョウトンボより赤くて綺麗ですね。





ヒメアカネ
マユタテアカネかと思ってよく見るとヒメアカネでした。
割と落ち着きのあるアカネなので撮りやすいです。





ナツアカネ
帰り道に寄った池にたくさんいました。
全身赤くて綺麗なアカネです。






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秋のマダラヤンマ交尾態

2021-10-04 16:30:00 | 昆虫

9月の3連休にマダラヤンマを撮りに行きました。







































マダラヤンマ 9/19-20日撮影
今年はマダラヤンマの当たり年のようで、
池を一周すれば15頭ぐらいの雄が飛び回っていました。
日曜日は台風通過後で気温が高くて落ち着きがない感じでしたが、
月曜日は涼しく朝から交尾態をいくつか撮ることができました。
留まりものはいくらでも撮影できるので光や背景を選んで楽しめ、
風がなかったのでホバリングもいい感じで撮れました。

マダラヤンマは一番遅く出現する比較的小さなヤンマで、
ルリボシヤンマやオオルリボシヤンマの仲間です。
留まり方が独特で普通のヤンマのようにぶら下がるのではなく、
細長いガマの葉などにナナメ向き~水平に留まる感じです。
複眼は青く体色も見ての通り空色と黒色の斑模様でとっても美しいヤンマです。
北方系のヤンマのため暑さを好まず分布も中部以北となっています。

マダラヤンマの活動は朝と夕方なので、
撮影は8時から11時と14時から17時が狙い目になります。
今回は交尾態が早々に撮れたので後はあまり動かず目の前に来たのを撮る感じでした。
写真はおよそ撮った順に並んでいます。







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夏の高原蝶~ヒメキマダラセセリなど

2021-09-07 18:00:00 | 昆虫

お盆休みに撮った地味な蝶々たちです。




ヒメキマダラセセリ
1cmちょっとのとても小さなセセリ蝶です。
アカセセリ・コキマダラセセリにとても似ています。
時期的に2化目なのかとても新鮮で綺麗な個体でした。







ホソバセセリ
中型のセセリ蝶で模様が独特なので見分けは簡単です。
ややスレていたのが残念です。






ミヤマチャバネセセリ
割と希少なセセリ蝶ですがまあ地味です。
後翅裏面の5つ並んだ白斑の内側に1つ大きな白斑があるのが特徴です。






ヒカゲチョウ
大量にいましたが殆どがスレていました。
高原ではどこにでもいる普通種です。





クロシジミ
アリとの共生関係があるのでピンポイントでの発生になります。
翅を開けば茶黒なんですけど風が強くて開いてくれませんでした。






イチモンジセセリ
どこにでもいる全くの普通種です。
4つの白斑が一文字に並んでいます。







ウラナミヒメジャノメ
どちらかと言えば普通種になるので狙っては撮らない感じです。
花でじっとしていたのでカメラを向けてみました。





ツマグロキチョウ
コレも普通種でどこにでもいる蝶です。
雨模様で風も強かったのでいるものを順番に撮って終わりました。

今年の夏は短く蝶は全体的に不発で終わった感じです。
また来年に期待ですかね。








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