GWは信州の白馬までヒメギフチョウを撮りに行ってました。
ヒメギフチョウは東日本(関東除く)にしか生息していない蝶で、
いわゆるルードルフィアライン(Luehdorfiaはギフチョウ類の学名)でギフチョウと棲み分けています。
白馬村はそのライン上にありギフチョウとの混棲が見られる稀有な地域になります。
その上、白馬村にはギフチョウの変異個体でイエローバンドと呼ばれる希少な型もいたりします。
ちょうど今年はGWの前半はヒメギフチョウのピークになり後半からはギフチョウが混じる感じになりました。
カタクリの花は場所によって多少の差はありますがおよそヒメギフチョウと連動している感じです。
今回は5/2日から5/5日までの撮影でいろいろ撮れたのでまとめて載せていきます。
ヒメギフチョウ
ヒメギフチョウは場所によってピークが結構違うのですが、
今年の白馬村のピークは5/3-4日だったかなという感じです。
カタクリで撮ることを優先したので余り動かず定点観測みたいな感じになりました。
ヒメギフチョウの1日は朝8時ぐらいから林床で体を温め始めて9時ぐらいには飛び始めます。
10時を過ぎるとカタクリに来始めますが午前中は忙しく飛び回ることが多い感じです。
昼頃にちょっと間が空き昼過ぎからは明らかに雌を探す感じで飛ぶ雄が多くなります。
2時を過ぎると糖分補給なのか吸蜜が多くなり天気がよければ4時を過ぎても花に来ます。
陽が陰れば動きは止まり陽が照るとまた動き出す感じでわかりやすいです。
そして、夕方5時頃には次々と樹上に上がって行き終了となりました。
フォトチャンネルです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます